ラブコメの主人公!羨ましい!
舞台は羅少扇高校の心太の席の、1番後ろの1番窓側の席とその横の席。
3限目の授業をしている時だ。
「ねぇ、ねぇ。おーい。佐藤くーん。」
佐藤と呼ばれた1番窓側の席の、どこにでもいそうな見た目の男子の横の席の女子が声をかける。
「うーん。」
佐藤と呼ばれた男子は右側を向いて机に突っ伏して寝ていた状態から目だけを開けた。
その目の前には
こちらを向きながら机に突っ伏して、微笑んでいる白髪ショートの美少女がいた。
「あっ、おはよー。」
そう言って左手をヒラヒラさせた美少女。
「うん、おはよ・・・て!轍さん!」
そう言って佐藤は驚き、大声を出して立ち上がった。
「おい!うるさいぞ佐藤!」
「あっ、ごめんなさーい。」
先生に叱られて、再び席に座る佐藤。
小声で会話をやり始めた2人。
「もう、驚かさないでよ轍さん。」
「えー?寝ていた誰かさんが悪いと思うけどなぁー?」
「うっ、それは。」
佐藤が縮こまる。
「あはは。冗談冗談。飴あげるから許してね。」
そう言って佐藤の机に飴を置いた轍。
佐藤は小さく「わぁ~。」と笑顔になり、
「ぜ、全然怒ってないよ。・・・飴、ありがとう。」
そう言って口に飴を入れて小さく、「美味しい。」
と言って何となく窓の方を見た佐藤だった。
轍はそのまま
「ふふっ。佐藤って分かりやすいなぁ~。」
そう言った。
続けて、聞こえるか聞こえないかくらいの声でこう言った。
「佐藤のそんな所、好きだよ。」
佐藤は驚いて、轍の方を向く。
轍は頬ずえをつきいてニヤニヤしながら佐藤の方を向いていた。
「んんんんんん!」
声にならないような感じでドキッとした佐藤だった。
そして3限目終了のチャイムがなる。
ちなみに、この日までに席替えがあった。
心太は佐藤の前の席。クルヤは、心太の前の席。
龍馬は、轍の前の席である。
何だかんだあって放課後。
リア充爆発部部室。
部室の中には心太と龍馬の2人だけがいた。
2人は座っている。
そして心太のが口を開けた。
「ヘイ。ソードロードドラゴンホース。(´◉ω◉)」
「何だいトコロテンボーイ。(´◉ω◉)」
「俺らってブルースプリング。・・・スプリングタイムオブライフの時期だよな。(´◉ω◉)」
「そうだな。マイリーダー。(´◉ω◉)」
「俺らに青春ってないよな。(´◉ω◉)」
「ザッツライト。(´◉ω◉)」
「俺らの後ろの席の2人。今日青春していたよな。(´◉ω◉)」
「イエス。まるで、恋愛ラブコメディーの主人公とヒロインのようだった。(´◉ω◉)。」
それから10秒の沈黙があった。
そして
「「羨まじぃぃぃ!(ꐦ◉ω◉)」」
歯を食いしばりながらそう言う2人。
「も~!羨まじいぃ!てか佐藤君に特徴がないのなんて僕だって同じじゃん!もしかして僕と佐藤君の席が逆だったら同じ展開になっていたのかなぁ!」
心太は両手で机を叩いてそう言った。
龍馬がメガネをクイッとさせながら
「いや、恐らくそれは無いだろう。先程俺が述べた通り、あの2人はラブコメの主人公とヒロインのようだった。お前は主人公っぽくない。(`・ω・´)ドヤッ」
「何だとぉ!てめぇ何どやってやがる!」
そう言って龍馬の両頬を引っ張り出した心太。
「ぬぉぉぉ。よせ!やめろ!」
龍馬はあたふたしている。
「「クソ~!ラブコメの主人公になりてぇぇ!」」
心太と龍馬は同時に叫んだ。
そして5秒の沈黙があり、2人の動きが止まった。
そして
「「何だとぉぉ!主人公は「僕」「俺」だぁぁ!
(><)」」
心太は龍馬の両頬を再び引っ張り始め、
龍馬は心太のおでこをデコピンしている。
そこへガラガラガラっと音を立ててドアを開け、
つぐながやってきた。
「あ、こんにちはぁー。・・・て、何やってるんですかぁぁ!Σ(⊙ω⊙)」
慌ててつぐなは2人の方へ行き、2人を引き剥がし、2人に正座させた。
そしてつぐなは腕を組、仁王立ちしている。
「何してるんですか2人とも。( ˘・༥・˘ )」
「「だって主人公になりたかったんだもん
(´・ω・`)」」
よく分からない言い訳をした2人。
2人は(´・ω・`)この顔のまま何となく顔を合わせた。すると心太が、
「あ!お前これは僕が翔太から教わった取っておきの顔なのにぃ~。小癪な。」
「はぇ~?こんなの誰でも出来ますけどぉ?ほら(´・ω・`)ほら(´・ω・`)ほら!(´・ω・`)」
「くぅ~!やめろぉぉ。(´・ω・`)」
「ぬぅぅぅ。小癪な小童め。(´・ω・`)」
この顔のまま2人は、お互いの両頬を引っ張り、戦い出した。
すると
「もう、いい加減にしてくれませんか?」
「「え?(´・ω・`)」」
2人の動きは止まり、恐る恐るつぐなの方を向いた。 そこには、さっきまで仁王立ちしていたつぐなが
不機嫌そうな顔をしながらヤンキー座りをしていた。
「「ひっ、ひぇー。こっ怖いよ~つぐなさーん。
(இAஇ)」」
そう言って心太と龍馬は震えながらお互いにくっつき、固まった。
「怖いですか?じゃあ仲直りしてください。」
そしてすぐに
「龍馬くんさっきはごめん。」
「心太くんさっきはごめん。」
ほぼ同時に言った心太と龍馬。
結構あっさり仲直りした2人だった!
そして空気が変わった。
「あれ?クルヤくんと環くんと日野咲先生は来ていないんですか?」
つぐながそういう。
「うん。クルヤは、封印されし伝説のシュークリームが我を待っている。ってるんだ言って帰った。環は公園で特訓。カルア先生は分かんない。」
と言った心太。
「あーそういう事ですか。」
つぐなはそう言った。
龍馬が
「じゃあ今の所ネタがないし、帰る?」
と言う。
心太が
「うん!そうだね。特に何も無いし帰ろう!」
と言う合図で、
「「「ほい解散!さようなら!」」」
と言って3人が帰って行った。
この日は心太と龍馬が喧嘩をして、怒ったつぐなによって仲直りした。
~その時のクルヤ~
舞台は商店街のシュークリーム専門店。
クルヤは、数量限定の封印されし伝説のシュークリームを買いに来ていた。
シュークリーム屋に入ったクルヤ。
「封印されし伝説のシュークリーム」と言う名前なので、普通に売ってある訳では無い。
会計場所に、「封印されし伝説のシュークリーム」
が置いてある。
そしてこのシュークリーム、値段が分からない。
何故、封印されし伝説のシュークリームという名前なのか。
それは会計場所に立っている店長がシュークリームを守っている=封印している。
そして、数量限定である事と、値段が分からないから色々と秘密があるから、伝説のシュークリームである。
これらのことから、「封印されし伝説のシュークリーム」と名付けられている。と、クルヤは睨んでいる。
そしてクルヤはこう思っている。
値段が書いていない理由。これは分からない。分からないが!強いて言えば、なん円か分からないこのスリル!この瞬間を生き延びた強者だけが手に入れられるということなのだろう!
さぁ行こうか。「封印されし伝説のシュークリーム」
今からその封印を我が食してやろう。っと。
話を戻そう。
幸い「封印されし伝説のシュークリーム」はラスト1個だ。
クルヤは会計前に来たそして、
「すいません。封印されし伝説の」
っと言ったところで横から小さい子の明るい声が聞こえた。
「ねぇおじちゃん!このシュークリームちょうだい!」
バッと横をみたクルヤ。
そこには子供がいた。
店長は笑顔で
「はいよ。」
っと言って渡す。
「ありがとう。(*≧∀≦*)」
そう言ってシュークリームを取り、店を出ようとする
その子供に、
「おい待て小僧。お金は払わないのか?」
と言って引き止めるクルヤ。
子供は振り返った。すると
「あれぇ~。お兄ちゃん分からないの?値段が書いていないって言うことは値段がないって言うことだよ。( ^ω^)」
ドヤ顔でそういう子供に対し、クルヤは、
くっ、このガキィィ!腹立つぅぅ!っと言う気持ちを抑え、
「そ、そうか。我が無知だった。」
そう言う。
子供はと言うとシュークリームを一口で食べて
「あ~美味しかったぁ~。じゃあねぇー。」
と言って店を出て言った。
子供が店を出て10秒後。
クルヤはと言うと。下を向いて
「なぁ店長。」
と言って店長に話しかける。
店長もさっきの出来事を見ていたのだ。
「なんだい、少年。」
「もしも我が、いちいち封印されし伝説のシュークリームって言わなくて、これください。って言ったら
あの小僧ではなく、我の手で封印を解くことが出来たのか?」
っときくクルヤ。
「さぁ~どうだかな。」
っと言った店長。続けて店長はこういう。
「自分よりも断然歳下の子供に負けて悔しいか?」
「うん。」
クルヤは歯を食いしばってそう言った。
店長は目を閉じて、腕を組、壁にもたれかかって、落ち着いた感じてこういう。
「そうか。でもかっこよさで言ったらあの子供よりも少年の方が勝っていると思うぞ?」
「え?」
そう言って店長の方を向いたクルヤ。
「あの子供は負けたヤツを煽った。でも少年は自分の負けを素直を認めた。偽らなかった。負けたヤツがダサいんじゃない。負けを素直に人前で認められないヤツが、ダサいんだよ。」
そう言う店長。
しかしクルヤは
「でも年の差があるしな?あっちは恐らく小学低学年だ。」
そう言った。
店長は、目を開けて、眉をひそめてこういう。
「あ?ここは義務教育の場所じゃねぇんだ。年の差で判断しねぇよ。人としてどうかで判断するんだ。
それに、自分を評価するのは自分じゃない。他人が評価するんだ。あの子供はダサいが少年はかっこいい。
これが俺の評価だ。」
っと。
クルヤは
「ふふっ。何かありがとうございます。」
と言って微笑んだ。
店長も「フッ」っと言った。続けて
「さぁ、かっこいい少年の為に俺が特別に封印されし伝説のシュークリームを新しく作ろうか?」ときく。
クルヤは
「いや、さっき我は自分の負けを認めた。だったら今度はリベンジすると言うのが王道だろう。」
そう答える。
「いいねぇ。言うと思ったぜ。じゃあ、今度また来な!」
「おう!」
2人は握手した。
「最後に何故「封印されし伝説のシュークリーム」と言う名前なのか教えていただいても良いだろうか?」
と、聞いたクルヤ。
店長は「ん?ああ。」と言って快く教えてくれた。
「封印されしっていうのは。中に特性のクリームが封印されているから。伝説っていうのは、実は俺の失敗作でな。このシュークリーム専門店の店長が失敗するんだ。伝説だろ?でも味は美味いぜ!」
親指を立てて、笑顔でそう言った店長。
「あー。結構あっさりー。(´◉ω◉)」
何も考えずに言ったクルヤであった。
~その時のクルヤおしまい~
~その時の環~
環は公園にいた。
砂場で3人の幼児と一緒にお城を作っていた。
「おー。上手でござるよー。」
そう言いながら砂をポンポンと叩いて固める環。
それから30分後
「「「「出来たー!」」」」
そう言って喜んだ環を合わせる4人。
するとそこに3人の幼稚園児がやってきた。
「おい!お前たち。今から俺たちが、そのお城潰してやるからなぁー。」
と言う。
「「そうだそうだー!」」
と続けて言った幼稚園児2人。
幼児3人は「「「ふぇぇー。」」」と困った顔。
しかしそこで環は立ち上がった。
「おい。小僧ども。それ以上言うと大変な目に合わせるでござるよ?」
と言う。
「「「へー?何するかやってみな?」」」
そう言って挑発する3人。
そこで環はカメラを取り出し、カシャッと音をたてて
3人の写真を撮った。そのまま真顔で
「今。写真を撮ったでござる。やめてくれないとこの
写真を警察に届けるでござるよ。(´◉ω◉)」
と言った。
「え?でも俺たち子供だよ?」
「「そうだそうだー!」」
と言った幼児。
「警察に通用しなくても。ソレガシには通用する。ここは公共の場だ。年齢何か関係ない。人としてどうか。それを考えてから出直して来るでござる。(´◉ω◉)この、小僧、小童、ガキンチョが。」
そう言いながら3人の頭をピコピコハンマーで軽く1回ずつ順番に叩いた環。
「「「ふっ、ふぇ~ん!人は叩いちゃダメなんだぞぉー!」」」
そう言って逃げていった3人だった。
「おととい来やがれでござる。」
そうして公園の平和が守られた。
~その時の環おしまい~
~その時のカルア~
カルアはその時何だかんだあって実家に戻っていた。
~その時のカルアおしまい~




