反面教師のすゝめ
記念すべき一話目のタイトルは「反面教師のすゝめ」とさせて頂きました。
先に結論から申し上げますと、この作品で私が何を言おうとも、目くじらをたてて怒らないで頂きたいという事であります。私の書いている内容が気に食わないのでありますれば、それを悪い見本として学習する良い機会だと思って頂きたく存じます。本作品は偏った思想を垂れ流すだけですので、是非善悪で測らないで頂きたい。
反面教師という言葉を使う人間の大半は、物事の全てに善悪が存在すると勘違いしている、正義の味方なのでありますが、私は悪の味方として反面教師という言葉を使わせて頂きます。反面教師という大義名分を元に、自己の不道徳的思想を垂れ流させて頂きますので、読者諸賢の皆々様は私の思想に対して、義憤に駆られる事の無いよう御願い致します。
とどのつまり、正論と言う名の抽象的な価値観で、私を排除しようとする試みに対して、これは反面教育なのだという布石を作ったに過ぎません。私を反面教育の先生と思って頂ければ幸いです。正解だけを学びたいのであれば、文部省が発行している道徳の教科書を熟読するか、己の信ずる神の教えを反芻すればよいのです。それだけでは物足りないと言う奇特な方や、道徳の教科書や神様に疑問を持った方のみ、本作品を読み進めて頂きたく存じます。
以上を持ちまして、前置き兼、第一話を終了させて頂きます。次回からを本作品の内容とさせて頂きたく思いますので悪しからず。