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その他・雑学など(その1)

私のエッセイ~第三弾:ミドリソウ!?

 突然ですが、皆さんは「ミドリソウ」っていうのをご存知でしょうか・・・?


 朝っぱらから何の話だ??って感じでしょうが、ずっと私を悩ませてきた謎の単語というか、キーワードなのであります。


 私が中学三年の時、初夏の頃に修学旅行がありました。行き先は、奈良・京都。そのときにご一緒だったバスガイドさんから聞いた話があるんです。


 突然ガイドさんがバスの中で怪談を語り始めたんですよ。


 それによれば、「ミドリソウ」という旅館が新京極の近くにあって、そこに「開かずの間」があるんですって。


 で、ある年、うちらみたいな修学旅行生のご一行様が泊まっていたそうなんですが、その中に霊感が強い子がいて、例の開かずの間に近づいたら、中で男の子の霊が歩き回ってるのを感じちゃった、という内容なんです。


 ガイドさんの話しぶりも、わりとあっさりした語り口調だったので、そのときはみんな「ふ~ん」って感じで聞き流してましたね。


 でもね、ネットを始めてから、そのときの話をふと思い出しましてね、さっそく検索してみたんですよ。・・・ところが、それらしき旅館がまったくヒットしない。


 あのときは口頭で「ミドリソウ」と聞いたので、「緑荘」?はたまた「碧荘」?まさか「美登里荘」ってことはないよな??てな調子で、漢字をいろいろ当てて探したけど、新京極近くの「ミドリソウ」なんて幽霊旅館は、いっこうに見つかりません。


 「ガセじゃねえかよ!」って、なんかだまされた気分になりましたよ。


 で・・・つい最近、またまた気になった私。改めて、ゆっくり検索しなおしてみました。


 そしたら、やっと「それらしき」旅館を見つけたんです。それが、「緑風荘りょくふうそう」。


 情報によれば、ここは幽霊旅館として昔から有名で、おまけに男の子の霊が出るっていうじゃない。


 ・・・あたしゃ、ピンときましたね。


 たぶん、あのバスガイドさん、「リョクフウソウ」なんて仰々しい正式名称は言うのもめんどくさいから、途中省略しちゃって「緑荘ミドリソウ」って言ってたんじゃないかと。


 ちなみにですね、この「緑風荘」、チェーンというか系列になってまして、京都だけじゃなくて岩手県にもあるみたいです。


 で・・・そっちには「座敷わらし」が出るんですってよ。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 有名な心霊スポットですよね。 座敷童はエッセイ書いたくらい好きなんですよねー。 東北は座敷童の聖地ですからねー(笑) 蔵ぼっこにノタバリコにチョウピラコ、ウスツキコ。 座敷童って、口減…
[良い点] この旅館もしかしてあれじゃないですか? 昔テレビで紹介された事とか無いでしょうか? それにしても開かずの間か……絶対近づきたくないですね。
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