憧れの勇者
まだ初心者かつ第一作品なので自信ないです。
ジーク
「はっ、はっ、はぁー!!」
フロース
「よし、やりましたねジーク!」
僕の名前はジーク・ジェット。
今、僕たちはここでスライム狩りをしている。
パーティーメンバーは、二人だけ…
というより、冒険者なんてもんは怖すぎてやる人がいないのだ。そう冒険者は、沢山お金も稼げて、人気者にももちろんなれるさ、だけど、命を落とした冒険者は年に50万人という。
それでも僕は冒険者をやりたい、そう思ったから冒険者をやったのだ、まあ当たり前のことだけどね。
フロース
「じゃあ、帰りますわよ」
ジーク
「待ってなんか足音が、、、」
僕はその大きな足音の正体を見てしまったそして知ってしまった。そう、それは…ゾンビだった。
あぁ、そうゾンビというのは頭を正確に狙えば倒せるのだ、だか無理だ。
それは5m程の大きなゾンビだからだ、しかもその後ろには約50匹以上のゾンビがいるのだ。
せめて彼女でも、守れば、、、
聖光剣閃
5m程のゾンビ
「うぉ~!うぉ~…」
ん、何か様子がおかしいような…
???
「大丈夫かい?」
そこにいたのは…
勇者ハンスだった!
フロース
「勇者様!」
勇者ハンス
「危なかったね…ふぅ~」
そう一撃であんなにいたゾンビましてや5mのゾンビも倒したのだ…
ジーク
(かっこいい~!)
そうだ、だって僕が冒険者を目指した理由は、この人だ…
~回想~
ジーク
「わぁ~~これ面白いね。お母さん!」
お母さん
「えぇ面白いわねぇ~」
ドーン!!
町の人A
「何体もの魔物が現れたぞ~!」
お母さん
「逃げましょう!」
町の皆が逃げてる、、、
もう、既に100人以上はやられていた。。。
町の人B
「うわぁ~、すぐそこまで来てるぜ」
町の人C
「逃げろ~!」
ジーク
「すごい、、押さ、れる、、、」
お母さん
「ジーク!!駄目こっちに来て!!ジーク!!」
その時には魔物が目の前に来ていた、、
ジーク
(あ、もう駄目かも…)
ズバッ
ジーク
「え?…勇者様…?」
町の人達
「わぁー!!!」
勇者
「大丈夫だった?」
お母さん
「あ、ありがとうございます!」
そう、この時から勇者を目指そうとしたのだ。
フロース
「いや、疲れましたわ~。」
ジーク
「そうだね」
あの後結局、勇者は仕事があるからと、どこかに行ってしまったが、それでも貴重な体験だった。
そして僕たちは宿を一部屋借りている。
今日は疲れてるだろうということで就寝になった。
フロース
「じゃあまた明日はどうしますの、ジーク?」
ジーク
「明日は薬草採取かな」
フロース
「確かに勇者たちみたいになるには、地道にやっていかないといけませんものね頑張りましょう。」
ジーク
「お休み、フロース」
フロース
「お休みですわ、ジーク」
……………………………………………………
ジーク
「ん、ん~まだ夜か、フロースは、」
ジーク
「いない!」
どこに言ったんだ、フロースは…
僕は宿から飛び出しで町を探しにいった。
どこだ、どこなんだ。
ジーク
「おーい!どこだ、どこだ~フロース!」
なんでいないんだ、もう宿から商店街まで探したぞ、
後は海岸沿いにある倉庫か、、、、
(でもあそこは立ち入り禁止のはず。)
(いや背に腹は帰られない)
僕は探すために走って走り続けた。
もう足がジンジン言っている。
(まだ、諦めてたまるか、)
フロース
「やめてください!」
ジーク
「そこにいるのか、待ってろ今……」
え?、、、なんでなんでだなんでここに」
勇者がいるんだ…?
いやそれよりもだ、なんでそこにフローラがいるんだ、なんでだ、、、、
勇者の仲間
「あーあ、バレちゃったねぇ~、どうする?」
勇者ハンス
「いやどうするって、、、
殺すだけだろ」
そのニヤッとした表情に僕は一歩も動けなかった。反応できない、僕はただただ絶望を覚えるしかなかった。その中で口を開いた。
ジーク
「なんで、なんでフローラがそこに、いるんだ、」
勇者ハンス
「なんでっていい体だからじゃんwww」
勇者ハンス
「何そんなこともわからんかったんwww」
勇者達はそこで笑っていた、
そう、、、もうそこにはいないのだ
……憧れの勇者はいないんだ……
勇者ハンス
「ついでにいいこと教えてやるよ。」
勇者ハンス
「その顔で思い出したんだがよ。
お前の村、襲ったの俺だわw」
いやこれフロースの名前フローラにしてて直すの大変でした(知らねぇよw)
そして読んでくれた皆様ありがとうございます