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黒炎の魔術師  作者: ハヤト
3/5

3.決断とやばい現状

オレ、ガンバッタ。

母が居ない理由は普通に離婚です。

「さあ、あとはあなただけよ」

どうする・・・

でも結局選択肢はないに等しいしはっきり言った方が良いか。


「行きます」

「・・・そう、ありがとう」

この人礼なんて言えるんだ。

「そうと決まったら早速行くわよ。」

俺と姉「「え?」」

父「・・・」

弟「そうしよう!」

「さっきも言ったようにさらわれたり人質に取られたりするから早くしないとまずいのよ」

「え、でも家に荷物が「後でほかの隊員に持ってこさせるわ」ある・・・」

「病院出たところにワゴン車用意させといたから」

用意周到すぎるわ

「はいはい、行きますよ」








「あれ?体が軽い・・・」

てか怪我治ってるし・・・

「身体能力上がるって言ってたでしょ?それよそれ」

「というか本当だったんだね、紅」

「・・・まあね」

そんなこと言いながらみんなワゴン車に乗り込んだ。


基地まで何か起こるかと思ったけどそんなことは無かったよ!!








さて、何事もなく基地に着いたわけだが・・・

「さて、私と紅くんはここで降りるわ。」

「え?」

「あれ、言ってなかったかしら。紅くんはここの寮で寝泊まりして特殊訓練を受けるのよ。」

「聞いてねえよ!!」

「でもそうしないと生き残れないのよ」

「?俺は戦いたくはないぞ。」

「この仕事は後方支援でも危険なの。理解して。」

「え?どういうこと?」

「長距離から攻撃してくる敵や、頭の良い敵なんかもいるの。そういうときに自分の身を守れないと・・・死ぬわよ」

「そ、そんなこと聞いて「あなたは理解していたはずよ」なぃ・・・」

そうだ、あいつと戦ったとき理解したはずだ・・・

「そう、ですね」

そう言って素直(?)に降りた。

後ろから応援の言葉が聞こえた。





榊原さんについて行くと寮に案内された。

「ここがあなたの住むところよ」

へえ、アパートみたい。

「何人ぐらい住んでるんですか?」

「・・・15人よ」

「え、」

「15人よ。全員能力者ね。」

「少ないんですね・・・」

「あ、教官は別のところで3人いるわ。その中の1人は私よ。」

「つまり日本の中で最大すぐに動けるの18人?」

「あなたを含めて19人よ」

「ふざけー」

なんだこの人員不足・・・



そうして自分の部屋へ案内された。

「ここがあなたの部屋よ。後これ鍵」

早速鍵を開けて中に入ると

「何もねえじゃん」

まあ、結構広い気がする。・・・何もないからかなあ

「寝袋なら押し入れにあるわ。自分の持ち物を持ってこさせるって言ったでしょ?ならわざわざ用意しなくても良いでしょう。」

そうだけども・・・

「申し訳ないけど今日はそれで我慢して。明日から訓練するから」

まあしゃーないな

「あ、今なら聞いても良いかしら」

「なんですか?」



「あなたの能力はなに?」



来た。




「血を操る能力です。」



「・・・そう、あしたは起こしに来るからはやく寝ときなさい。」

そうだな。寝とこう。








「あ・・わよ!おき・・い!時間よ!起きなさい!」

昨日早く寝たからかすぐに起きれた。これが幼なじみに起こさ「返事くらいしなさい!」れると言・・・

「は~いぃ」

「さっさと着替えて出てきなさい!」

「着替え無いんすけど」

「あ、そうだったわね、制服持ってくるから待ってなさい。」

「う~い」

そういや病室から着替えてなかったな。意外と涼しくて快適

ふと思ったので前屈をしてみる。床に手が付かないぜよ。帰宅部だからしょうが無いね!

そんなことをしていると

「持ってきたわよ、開けなさい」

命令かよ、何様ですか~っと

「はーい」

そうしてのろのろと開けると少し不機嫌そうな榊原さんがいた

「なんでこんなに行動遅いのよ」

「別に良いじゃないですか」

「これからは良くないの」

「何でっすか」

昨日、ああいや4日前まで一般人だった俺に何を求めてるんだよ・・・

「ここは特殊部隊、規律を守るのは当たり前じゃないの。」

・・・腹が立つがここはおとなしくしたがっておこう。

「は~い」

「はぁ・・・」

ため息付くと幸運が逃げていきますよ

そうして着替えて戻った。

「よし!行けます!」

「そう、早速行くわよ」

「了解」








俺が運動場的なところに連れて行かれると、1,2,3・・・15人いるな、がすでに集まっていた。

「これから自己紹介をしてもらうわ。」

あの人たちが同僚らしい。


「さて、今日は新しい仲間が来たわよ。さあ、自己紹介して。」

「あ~、黒崎紅といいます。能力は血を操る能力です。17歳です・・・よろしくお願いします。」

言うことがこれくらいしか思いつかなかった・・・

「じゃあ右からそれぞれ自己紹介して」

そう言って紹介が始まった。


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