大好きで大キライなキミ
短編を書くのが好きです
この作品は依然ブログに書いたものです
はじまったばかりの恋人のお話です
「またね」と手を振るキミが
大キライで大好きで
ボクと離れても
笑顔でいれるのかと
ワケのわからない
妄想にとりつかれる
大好きで大キライなキミは
そんな事思ったりしないのかな
ボクの方が愛が深いから
今日も言い聞かせて
キミに背を向ける
キミもいっそ
つもってばかりで
とけていかない
ボクの想いと同じになれば
キミの笑顔に少し
淋しさがつもって
離れられなくなるのかな
そんな自分勝手な妄想を繰り返す
キミの心に手錠をかけて
ボクの心に閉じ込めたなら
少しはボクの淋しさが
解ってもらえますか
できる事なら
ボクに手錠をかけて
キミの心に閉じ込めて
そうすれば
この焦りや不安は
どこかへ行って
くれるんだろうか
sora