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初めてがいっぱい

私は教室に戻りながら嬉しさでニマニマしてしまった。あっ、でも私はニマニマしても周りはわからないかも。

教室に三人で入った。一気に三人に教室全員の目が集まった。

「何で加藤さんたち、冷血人間に関わるんだろう…」

ヒソヒソと話しているようだけど、バッチリ聞こえてる。

「直人くん、直美さん、一緒にお弁当食べよう!」

私を無視して二人を誘ってる。

加藤さんたちは私を見た。

『いいよ、行って』

口パクで私は二人に言った。

でも、

「僕たち阿部さんと一緒に食べるから」

「美緒ちゃんと先に約束しちゃったんだぁ〜。ごめんね!」

二人とも…いつの間に私の名前を…

「そうだよね!美緒ちゃん!」

コクン…

私は頷いた。嬉しくて声が出なかったから。

(友情って温かいなぁ〜。心がポカポカする)

私は恥ずかしくて、うつむきながら机に向かった。



「うわぁ〜!」

直美さんが私の弁当を見て目をキラキラさせてる。

「ほんとだ!すごいね。阿部さんが作ったの?」

「えっ?…うっ、うん…」

私は戸惑いながら答えた。こんな風に誰かに何かを褒めてもらえたことがなかったから。

でも、二人は心の底からそう思っている。私にはわかる。いろんな人を見てきたから。

「交換しよう!」

直美さんが一つの具材を私の弁当に入れた。

「うん…」

私も一つの具材を直美さんの弁当に入れた。

初めてだった。お弁当交換。

(今日は初めてがたくさんある。どれもとっても嬉しいこと)

こんな日がずっと続けばいいなと思っていた。少なくとも私は心の底から。

遅くなって&短くなってすいません!次は、長く書きます!(出来るだけ)

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