05 異世界の女神4 天使(癒し)
リン(12)本名カイゼリン。レルムは初恋のおにいさん。右側という解釈かつ着せたい服の趣味が兄妹で一致。実兄が左側を担おうとしたことそのものは特に何の感想もない。興味がない。推しへの加害だったから処した、それだけ。
スペルモル(12)カイザルは憧れのお兄ちゃん。ちょー強ぇー! カッケぇー! ああなりてぇー! 密かに姉と兄は根がそっくりだと思っている。絶対言わない。女帝から処されたくない。
カイザル(見た目42)弟妹かわいい。自分のことを完璧な漢と自負している。美貌を強靭な肉体ごと失おうが、それでもオレ様は完璧だったから、今さら胸毛のひとつやふたつ無くても余裕だなどと恰好つける魂のダンディ。宿っている身体がヒョロいので、コツコツ肉体改造中。
アンナ(18)&ヒュプシュ(17)正統派美少女(見た目だけ)×儚げ妖精風美少女(見た目だけ)の夫婦。魔法で性別コロコロ変える。男性名はアナンとシュッツ。ごっこ遊び大好き。
双子が転移した異世界「神域投影」には「はじまりの女神」がいる。
彼女が生きているから、異世界の生命は活動できる。何でも出来る万能の魔法使いであり、世界の最重要人物だ。
名はヒュプシュ。素直で働き者。他の皆への親愛も含め、感情を常に全力開示。見た目は儚い雰囲気の華奢な美少女だが、性格はかなり大雑把、おおらかで単純。
出会った当初、双子から奴隷のように扱き使われていたのに、スペルモルが贈ったどんぐりの髪飾りを喜んで愛用してくれる。
双子が遊んだ結果、館が散らかったり壊れたりするのだが、今も気軽に後始末を助けてくれる。
彼女の万能の魔法にはお世話になりまくっているのだ。
しかも今は妊娠中。臨月が近いらしい。
諸々を鑑みた結果、危なっかしいほど善良な彼女について、双子の結論は「いざとなれば俺らで守ろう」に至った。
あきらかに非戦闘員な彼女の特殊魔法は「復元」。やはり非戦闘スキルだ。
用途は、灰と化した覆面画家の絵を再現すること。
世界感はあんまりよく分からないそうだが、情熱ほとばしる絵が「どれもこれもすごく大好き!」なのだそうだ。
なお、覆面画家については姉の沽券に関わる機密にあたるため、スペルモルは詳細から目を逸らし続けている。
知らなくていい世界はある。
知ったかぶりは悪手。
何でも首をつっこめばいいわけではない。
理解できないジャンルには、尊重を前提に適切な距離をとる。
賢いスペルモルは、そう決めている。
◆
知ったかぶって理解する気のないジャンルに土足で踏み込んだカイザルは、胸毛を失った。
過激派の特攻隊長によって毟られた。魔核の胸毛をヤられたので、もう2度と生えないことが確定した。
女帝はやると決めたらやる。一度決めたら貫く。
カイザルは有罪であり、長兄だろうと魔王さまだろうと忖度してもらえなかった。
女帝いわく「ちょっとコーデ上手いからって煙に巻けると思ったら大間違い」なのである。
推しへの迷惑行為、処すべし。
特攻女帝は談話スペースへ戻るなり、その足で身体の元へ突撃し、速やかに刑を執行した。ブチィ!再開である。
まぁまぁの自業自得と判断した被害者は黙とうした。
しかし、思いやり紳士は泣いて懇願した。仁王立ちの姉にすがりついて訴えた。
「リン、カイゼリン、頼むよ、そのへんで許して、頼む。毛深いのって男らしいだろ、胸毛カッコいいだろ…!? それなのに、どうして…! どうしてそんなむしれるんだ、躊躇なく、まんべんなく、一本も残さず…っ! あんまりだよ、頼むから、もう許してくれよ、姉さま、聞いて、俺もう見ていられな…
待って。姉さま。…嫌だ…それだけは…髪だけは許して…お願いだ…お願いだから…ねぇ…」
スペルモルは容赦なき女帝の視線の先に気付いて、首をゆっくり振った。
青ざめ懇願する弟に、女帝は力強い笑みを見せた。愛らしく、凛々しい。そして頼もしい。
スペルモルは姉の笑顔が大好きだ。見ると安心する。しかし、今回に限っては恐ろしい。
その片手が確実にロマンスグレーに向かっていたので。
スペルモルはとっさに姉の手を掴んだ。
「兄上、逃げて! ここは俺が食い止める…! 姉さまを必ず説得してみせるから…! だから早く!」
しかし、カイザルは動かなかった。
顔は青ざめ、冷や汗を流し、身体は微振動がやまないというのに、格好つけ男は虚勢を張った。
絵になる座り姿で椅子に身を預け、艶めく重低音で宣った。
「好きにさせればいい。ちっこい女ってのは、こういう生き物だ。何故か皆やる。いわば通過儀礼だ」
「毛むしるのが?!」
「父親になれば分かる。ピークは3~5才だな。根こそぎヤりたがる。ヒゲを生やそうもんならソレも」
(ヒゲまで抜かれる?! めっちゃカッコいいのに?! そんな、嘘だろ?!)
絶句するスペルモルに、カイザルはニヒルな流し目でフッと嗤った。
「好きに生きろ。やりたいようにやれ。お前もだぞ、スペルモル。そうさせるために、今、オレはここに居る…!」
「カイザル兄上…!!」
覚悟を決めた哀愁の長兄を静かに眺め、リンはゆっくり口を開いた。
「よろしくてよ」
ジュワァブッッチィッ!!
「うわぁあ!! 嘘だろ姉さまこの流れでそんな焼き千切りぁああ…っ!」
カイザルの虚勢は真っ白に燃え尽き、スペルモルは絶望した。
リンとしては焼き千切りは不本意な慈悲だ。
今後も無事に生えるようにしてあげるだなんて。わざわざ。得意な「熱」魔法で。
ちなみに胸毛はムダ毛、生えなくていいので毛根の死滅を狙った。
全身ふわもこは好ましいが、一部もしゃもしゃに需要はない。そう盲信する最恐の女帝は、ふと思った。
(どうせなら短髪がいいわ。身体の主っぽさを消したいもの)
リンはさっそく魔力を練り上げた。己にすがりつきベソをかく弟に、笑顔で頷いてみせた。
(さすがモル。泣き顔もイケメンね! とっても好ましいわ! もっと見たいわ!)
好ましいイケメンの涙声による嘆願をさらっと聞き流し、リンはたんたんと「熱」魔法を操った。
お仕置きをやりきったリンは、談話スペースへ去った。
ソファに飛び乗り、アウローラの腕にぴとっと肩をくっつけて座る。
アウローラがチョコチップクッキーを渡すと、急いで一口で頬張った。久しぶりに飢えを感じさせる忙しない所作だった。
ついさっきラーメンを食べたばかりなのだが。
無惨な見た目だったらどうしよう、そう危惧していたスペルモルは、恐る恐る兄を見て一気に脱力した。
双子が知る、かつての髪型だった。
スペルモルは安堵と虚脱感のあまり、女帝の慈悲と散髪技術に感謝を捧げた。
ラスボスっぽい魔性ダンディは、任侠っぽい強面魔性ダンディと化していた。
RPGでお馴染みの「倒したら形態変化して再登場」のごとく迫力マシマシだった。
堂々と立つ紳士服姿の優男は、細身で四肢も長く、顔立ちそのものは舞台役者のように華やかだ。
ただし雰囲気はやはり魔王さまだし、謎の紫色を発しているし、さらに短髪になったことで野性味が増してしまった。
カイザルは全身鏡の前で腕を組み、しばし考えた。
「紳士服にこだわりはない。館は嬢ちゃんばかりだからな」
己の威圧感を再認識したカイザルは、カタギらしさを目指してお着替えを試みた。
ハイネックシャツに、ストレートパンツ、上にロングコート。濃紺マフラーを差し色にした黒コーデ。
あと銀縁メガネ。細いフレームが知的さをプラス。
それにより、かろうじて歓楽街からは脱出できた。
ただよう紫色は相変わらずなので、深夜の高級バーで美女にちやほやされていそうな悪いオトコ感はあるが、まぁ。
スペルモルは諸手を挙げて喜んだ。
「兄上かっこいいな! さすが! レベチで似合う! なぁ、リンもそう思うだろ!?」
弟から同意を求められたリンは、ドヤ顔の兄に無感動な目を向けた。
ほぼほぼ義理として、瞬きひとつ分だけ一応は考えた。
何の感想も浮かばなかった。
兄弟を眺めながら、無言でクッキーを頬張る。
(美味しい。甘めのシンプルクッキーに大きく砕いたビターチョコ、合う。好ましい)
甘味への賛美ならば何とか言えそうだ。
しかし兄のオシャレなんぞ、どーーーでもいい。
弟がはしゃぐ姿にはホッコリするが…かすかにどうでもいい気もしていた。
そんなリンの隣で、アウローラは小首をかしげた。
その眼はじんわり色が変わっていたが、すぐに髪と同じ濃い茶色に落ち着く。
(? なにかしら。…全体的に、違和感があるような…?)
妙な焦燥感で居心地が悪い。忍耐強いはずの彼女が、らしくなくあっさりと耐えかねた。
珍しく安易に「画面」に頼ることを決め、己の不安を紛らわせるために、その場で兄妹に診察を申し出た。
「怖い事実と、良い報せと、…ええと…あと…皆に相談があります。どれから言えば…?」
スペルモルは微笑んで釘をさした。
「まずはタイトルだ。3つとも言え。聞いてから優先順位を決める。概要を脳内でまとめておけ」
アウローラは叔父に似ている。説明が冗長なのだ。アウローラは頷いた。
「では。
ひとつ、カイザルさまの魔核に存在する「何か」の現状、その感想。
ふたつ、リンの特殊魔法「絶対召喚」について必要な情報が全て提示できるという報告。
みっつ、異界が重なったことで生じた問題、その懸念についての相談」
レルムが真顔でカイザルを見据えた。
目が合ったカイザルはニカ!と笑った。四散する迫力、放たれる愛嬌。
ただし意味深だったので、レルムはつい警戒を高めた。
「アウローラ。「何か」が今ココに居るのか? カイザルさんの心にへばりついて?」
「ええ。でも、大丈夫なのよ、レルム。何故なら…ええと。
「何か」はカイザルさまに寄生して回復したものの、すぐに乗っ取り返されて…侵略…調きょ…
とにかく、既に「何か」は主導権を失っています。カイザルさまの支配下にあり、悪さできません。
今は魔核の金継ぎ部分に押し込められ、魔力に漬かって強力接着剤と化しています…「こんなはずじゃなかった」とヒィヒィ泣きながら溺れています…滅私奉公状態です。
隙あらば抗う「何か」を力尽くで使役し続けているので、カイザルさまの能力値が上がり続けていて…特に「調教」という項目が怖いことになっていて…今もどんどん…あ、桁が増え…た。ひぃ」
スペルモルは、ため息をついた。
「怖い事実って、兄上か。
なら次、リンの特殊魔法。アウローラが指導できるという意味か? 発動条件も分かる?」
「はい。分かります。安全に訓練できます。一緒に練習しましょうね、リン」
「よくてよ! ねぇ、絶対召喚というのは誰でも喚べるの? 何でも?」
「はい。使いこなせば。でもまずは制御を目指しましょう。出力を抑える訓練から…」
リンは対面するソファを見た。
カイザルが足を組み、背もたれに両腕を乗せてふんぞり返っている。
その長い四肢を流し見ながら、重ねて聞いた。
「この位置から、腕の毛だけ喚べる? スネも?」
兄はビクッと肩を揺らした。
隣で同じ姿勢でふんぞり返っていた弟も凍り付いた。
アウローラは目を見開いた。
「わぁ…思いつかなかった。とても良い練習方法です。産毛も喚べるようになりましょう。
脱毛テープと違って痛みがないはずだから、心おきなく本当のツルツルに出来ま」
「アウローラ。話の続きだ。異界が重なっているとはどういうことだ? 対策が必要な事態なのか?」
青ざめたスペルモルが言葉を遮る。
カイザルは首元に指を差し込み「ちょっと部屋が熱いな…」と重低音を響かせた。
類まれな美声と色気でもって、ビビッちゃったことをごまかそうとしたのだ。
この面子で効くわけがない。
本人も無理があると分かっての所作だ。
明らかな冷や汗をだらだら流すカイザルを見て、女帝と淑女は「痛くないのに…?」ときょとんした。
妻の背後、ソファの後ろで直立するレルムは(痛みの問題じゃないんだよ…)と思いつつ、無言で目を閉じた。
アウローラは言った。
「私たちが異界へ召喚されたように見えたの?
そう…でも、違うの。異界が神域投影に召喚されたのよ。
両面ジグソーパズルのように同時に存在しているから、「画面」を発動させれば身体ごと行き来が可能よ」
前提として、神域投影の外は文明が滅んでいる。
かつてあっただろう次元は千切れて矛盾となり点在していた。壊れた次元が大いなる包容力と化したことで、外から無理に挿入された異世界は存在できている。
異世界「神域投影」は、ある男によって作られた人工時空である。
転移前の世界で育まれた数多の命を内包する、本来ならば存在できないはずの異物だった。
「不完全な次元がおさまる枠に、異界が召喚されたことで、神域投影の外が補修されました。
言い換えれば、パッチワークです。
2種類の違う世界が気ままに縫い合わさることで、新たな高次元空間が完成しました。
異界の構造や概念が重なって、かつ、神域投影の特性も矛盾と共に残り…その影響で生じた可能性について、どう動くか相談したくて…ええと。
イメージとしては…ああいう」
アウローラが玄関ホールの窓際を指さした。
さきほどまでカイザルが座っていた、濡れた椅子がある。水垢離中に処刑開始したので、濡れたシートの上は、カイザルの髪と毛が張り付き、溢れ、そこここで毛玉になっていた。
「今いる談話スペースが神域投影、あのシートが異界、むな…毛玉が「何か」のかけらと仮定します。
ごらんのとおり、異界には「何か」のかけらが散らかっています」
「…抜け毛じゃねーよ…抜かれたんだよ…」
ぼそっとスペルモルが突っ込む。
カイザルは無言で「水」の魔法を使った。
生み出された水たまりは床を撫で、散らばった毛玉を全て内包した。暴れ川のようにうねる毛玉入りの水は窓の外へポイっとされた。
カイザルとしては掃除のつもりだ。
しかし、外壁と玄関ポーチを盛大に汚しただけ。
見事に人毛まとわりつく館になった。かなり住みたくない。
(話が終わったら、カイザルさまとお掃除するわ)
常になくイラッときたアウローラは、魔王さまを扱き使うことを決めた。
だが今は話を続ける。己の中の不安を吐き出すために。
「危険な異界は、そのどれもが、今いる神域投影と位置が離れています。
森の外には他の生命体はいないので、かけらは「何か」に進化できません。緊急性はないように思います。
問題は、深淵についてです。
界が重なったことで実体化しました。汚泥に満ちた川です。
心に傷をもった者が、その精神世界を通じて深淵で溺れるうちに、身体を伴って異界へ漂着する可能性が生じました」
「…行方不明者が出るってことか?」
「はい。まさに神隠しです。
漂着した異界で「何か」のかけらに寄生されると、先程のカイザルさまのように、自覚なく苦しみが増します。
「何か」の宿主と化した者は、深淵に惹かれます。
何度でも引き摺りこまれます。溺れもがいて消耗し、穢れます。
穢れとは気枯れ…価値を見失い、心が崩壊しだす状態のことです。
身体を伴った宿主ならば岸へ導いたり、物理的接触により救助することは可能かと思います。
しかし神隠しは繰り返されます。心が苦しみに溺れたままなので。
仮に、そうした宿主が増えれば、いつか汚泥が溢れるかも。
深淵が氾濫したなら…最悪、逆流も考えられます。ソーマのような状態に陥った宿主たちが、神域投影へ津波のように押し寄せる可能性が」
「わぁ! 髪の毛いっぱい! また呪われた館になっちゃってるよー! えいっ! 元どおり!」
窓の外からヒュプシュの声がした。続いて男性体の声もした。
「髪色からしてカイザルさん。相変わらずやること豪快だね。
お約束だから「髪切った?」って言いに行かねば。
ついでにメンズ衣装画集を渡そう」
「着せ替えごっこカイザルさん用だね!
一緒にオシャレしたいけど、遊んでくれるかなぁ?
スーツが好きみたいだから他の服は嫌かなぁ?」
「着たくなければ着ないんじゃない?
でも多分こだわりなさそう。紳士服なら無難って理由でローテしてる気がする。
思うにリンちゃんが怖がらなければ、バリヤバ極道系でも提案したら着てくれそ…んんん。無い。
コレはおいちゃん用のカタログ。
こっちはスペルモル用。
おかしいな、どこやったかな…?」
ゴソゴソとカバンを漁る音がする。
何となく皆で静かに見守っていると、ひょこん、と窓からヒュプシュが顔を出した。
全員と目が合ったヒュプシュは、緑色の愛らしい瞳を真ん丸にした。
「びっくりした! 静かだったから居ないかと思った。あ。ねぇ、聞いて! 赤ちゃん起きてるよ! 握手できるよ! する?」
(((((胎児と…握手?)))))
全員が首をひねりつつ頷けば、ヒュプシュはピカーッと輝く笑顔を浮かべてヒョコッと引っ込んだ。
アウローラのイラッが少し癒され、リンの無関心も少し薄れる。
少しして、玄関の大扉から夫婦が現れた。
カゴを片手で振りながら、ヒュプシュはポテポテ歩み寄る。
その隣には、リュックの中身を漁る男性体。
首をかしげた彼が、ふと顔を上げ…着替えたカイザルを見て、カッと目を光らせた。
「解釈一致! 27ページのデート服に酷似!
さっすがパーフェクト俺様カイザル様!
短髪もイケてるね!
いよいよソーマの面影がなくなって率直にありがたい!」
「そーまだれそれしらないいらないだからいない。いない厄災神は存在させちゃダメって昔に母が言ってた」
すん、と真顔になったヒュプシュに、アナンが「それはそう。忘れるのが一番」と深く頷く。
そして、ハタと気付いたようにアウローラに目を向けた。
「アウローラちゃん。
多分だけど、今ちょっと世界がおかしくなってるよ。
凪?ってやつかなぁ…見えないはずの概念が可視化されるんだよ。
ほら、うちの子を見てみ。バイバイめっちゃ上手」
全員の視線がヒュプシュの膨らんだお腹に向く。
ぽっこりしたお腹から、透けた凪がぴょこんと生えていた。
凪…魔法に関する何かしらの概念。呼んで行使するもの。
使いこなせるのはカイザルとアレインのみ。上手なのはリン、ヒュプシュ。アウローラとスペルモルは練習中。レルムは呼べない。アンナはちらっと小耳にはさんだ程度。
異界では物質化するため肉眼でも見えるが、通常は見えない。
神域投影内で見えるのはアウローラのみ。だった。
他の面々は呼ばれたことを感じるのみ。使いこなすと凪の完成度を察することができる。




