12 おもちゃ箱を眺めて毒を嗜む
「説明しよう!
キルシュ・ドロップとは母国の王朝中期に発明された、お酒に漬けたチェリーの糖衣菓子のことである。
砂糖の普及とともに、他の色んな果実やナッツが糖衣されたり、酒以外で漬けたり、それらは「なになに・ドロップ」としてバリエーションが増えたものの、キルシュだけはずっと格式高いおもてなし菓子として、未来においても別格なのである。
酒漬けチェリーを糖衣し、薄く伸した飴で包み、さらに純白の糖衣と美しいデコレーションを施したこの菓子は、アンナ嬢の前世が知るチェリーボンボンと違い、チョコレートコーティングはされていない。
転移前の母国はカカオが採れるが、カイザル殿の時代ではまだ美味しくする技術がなかったのである。こ(以下略)」
えっちらおっちら。
「何か」のかけらがひとつ、やっとの思いで辿り着いた目的地は…火の海でした。
(!? なん、ってめぇ、何故いる、嘘だろ、何が起きぎぎゃっ)
かけらは燃え盛る深淵に仰天した。同時に炎を背に立つ人影に気付いた。すぐさま身をひるがえそうとした。
サングラスばっちりキメていても紫色で素性を察しちゃったからね。
ニヤァリ、それはもう嬉しそうに、邪悪に嗤う魔王の手がブレる。
次の瞬間、かけらは艶やかな紅い凪に囚われた。
男から目をそらす前に、…こう…バクッとされた。された本人すらバクッが何か定かでないまま紅い魔力に漬けられ、溺れる。逃げ場はない。そうなってようやく他の「何か」に手を振り助けを求めたが、誰もが溺れている。手を振り返されるだけ。
どうにもならないと思い知らされたかけらたちは、己を諦め次々に虚無に還っていった。
カイザルは鼻を鳴らした。
「この程度しかいないのか。おい、アレイン。接着剤の質が悪すぎる。もっとマシなのを寄越せ」
シャーンッ、とシンバルの音が鳴り響いた。
「マシとは? その要望に応えるためには、より具体的な情報を求む。モドキのサイズだろうか? 分裂時の反発力? 粘性力を欲しておられる? 接着の質とあらば」
アレインは長い脚をくにゃんとしならせウニョ~ンと高く飛び上がった。両手に巨大なシンバルをそれぞれ持ち、喋りながら空を舞う。
崖から落ちてくるかけらに飛び掛かり、シンバルの内側に敵を挟みこんで打ち重ねた。
シャーンッ、と鳴り響く。
音の余韻が残るなか、機械人種は長い脚をしなやかに伸ばし、優雅に着地した。優雅なのはその一瞬だけだった。次の瞬間にはビヨヨヨ~ンとバネの玩具のような動きを繰り返している。
シンバルの内側に封じられたかけらは、わずかな虚に反響する音の洪水に流され虚無に還った。アレインは続きを喋りだした。
「濃度調整も重要だ。
そうだ、これを伝えねば。カイザル殿にお見せしたい魔法がある!
博識かつ簡潔明瞭な貴殿といっしょにあそぶのおもしろい。次のテーマは「もっとマシなの」。
今後も共に楽しもう! 僕もたのしいっ!」
アレインはウッキウキでそう叫び、またひとつシャーンッ、とする。
カイザルは静かに眉根を寄せた。
(…何なんだアレは。弟の子孫と聞いたが…似ても似つかん。
ただでさえ見た目が玩具だ。ああもトボけた言動されると気が緩みそうだ。このオレの油断を誘って一体何を…、いや)
ウニョ~ンシャーンッビヨヨヨを繰り返すアレインを眺めながら、踵を地に打つ。
カイザルの死角にあたる位置に紅い凪の拘束布が現れ、にじり寄っていたかけらを捕らえた。
炎に炙られ長く伸びたカイザルの影がぐわりと起き上がり、拘束布ごとかけらを喰らった。バクッと。一瞬の出来事だった。次の瞬間には何の変哲もない影に戻っている。噴きあがる炎の揺らぎに身を任せ、存在感を消していた。
まさに攻撃擬態を得意とする捕食者のごとく。
(素だな。信じがたいが、大真面目にやってやがる。
…愚者と侮るには鋭すぎる。曲者として扱うと肩透かしを食らう。
分かりやすい負の感情を溜め込んでいるが…使えねぇな。てめぇで昇華する覚悟があるヤツは誰にも利用されない。
ダメ元で仕掛けてみたら、さらけ出してきやがったしな。デメリットもリスクも隠さない。まるで本気でオレと信頼関係を築こうとしているかのような態度だ。
…とうに気付いているだろうに、それでああだ。聖人を自称するヤツよりそれらしい…どうにも調子が狂う。やりにくい…不思議と悪くはないが)
シャーンッはリズム良く周期的に鳴り響く。
隣の丘の小さな崖に視線を移すと、土埃が舞うなか執事服の長裾がチラ見える。囮らしくパニックあらわな甘ったるい若い男の声が小さく聴こえてくる。
「世のため人のため身体を張るなんてカッケェじゃんヒーローっぽいじゃんさすがアナンくんけど戦えないんだよね!
ヒーロー自称してるけどナンチャッテだっつってんのよな!
あくまで僕は演劇ヒーロー! 男役スターであって格闘家じゃないんだからこんな風にマジで身体はったらピンチなだけだっつの!
これがヒロインだったらギリギリで助けに来てもらえるけど、今ヒーローだから助けがカットインしてくれたとて一緒に戦わないとアカンのがお約束だよね知ってる知ってる魔王サマまじ鬼畜まじ容赦ない絶対これもうご褒美もらわないとやってらんない!
終わったら必ずごっこ遊びに巻き込んでくれる! 父さんの名にかけて!
キランキランに着飾ったオレ様イケオジとウサギたん着ぐるみの美少女妻を左右に侍らして札束風呂にワイングラスで君の瞳に乾杯☆ごっこは絶対だぁ!」
奇声をあげながらアナンはわめきちらす。
崖の上からまたひとつ、青い凪が投げ捨てられた。
レイピアはかけらを3つずつ串刺しにしている。ポイ投げされたそれは、崖のちょい下、空中に浮かぶ青い凪に積み重ねられた。脱走防止のためか凪がベロリと被さる。凪には暖簾のように「阿難屋」と達筆な筆文字が。
遠目に見ると、完全に団子屋さんのディスプレイだった。
串団子として陳列されたかけらたちは、伸し掛かり、伸し掛かられ、罵声を飛ばし合いながらうごめいている。周期的にゴロンと動き、一番下の段になった串団子だけが、ようやく僅かな隙間を得る。串から抜け出すべくせっせと己を千切りだすと、レイピアが消失して、凪に穴が生まれ、順番にストーンと下へ落ちていった。
(あーれー)となすがまま落ちる団子を、巨大シンバルがシャーンッとやる。その繰り返し。
カイザルは、その間の抜けた光景を眺めながら、ゆっくり指先で額を押さえた。
理解に苦しむ状況だった。
「崖の上に追い込め、30センチ以下に刻め、保持し、アレインの処理速度に合わせて落とせ」、そう命令したのはカイザルだ。
アナンはそれを忠実に守っている。
「自分がやりやすい形でいい。好きに動け」と、カイザルは言った。言ったが、まさか、こうもフザケちらした自動化をされるとは思ってもみなかったのだ。
(アンナも何なんだ。存在が玩具だ。あいつオレの幻覚だったりしねぇよな? いや無理があるな。さっぱり意味が分からん。
ああして雑魚っぽく本気でわめくが、誘導も防御も巧い。スペルモルの部下として合格だ。うるさいが。
オレがおままごとに付き合う程度で対価になるなら安いな。…お前はそれで良いのかと聞きたくはあるが…良さそうだな…得体が知れん)
考えを巡らせるカイザルの四方で、影がバクバクとかけらを食らい続ける。
(理想郷の生活は勝手が違いすぎる。平穏ってやつが、こうも居心地悪いとは。
運よく敵が現れて暇つぶしになるかと思いきや、戦いすらマヌケだ。女神たちは…不気味だ。が。娘や弟妹が好むなら何でもかまわん。好きにすればいい。
…さて。頃合いか)
カイザルの影が蠢き、いっきに地を這いはじめた。
距離をとり、隙を狙っていたかけらたちは、異常を察して逃げようとした。しかし、すぐに追いつかれる。
またたく間に蠢く影が一帯に広がり、隆起した影はかけらを次々に喰らっていった。
沈むかけらは悪あがきに呪詛を放ったが、影はそれすら握りつぶした。呪詛は効かない。呪物は呪えない。呪物の影は波打って咀嚼し、かけらを黙らせていく。
己の魔核で異物が溺れる。
溺れる他人を圧倒的な絶望で押し潰す。
どこまでも翻弄し、己の都合を強いる感覚。そこに美味はない。ヘドロ臭く、不快なだけだ。しかし充足感がある。やはり無しではいられない。
(クズに良いようにされるなんざ地獄だな? かつてのオレもそうだったぞ…耐え抜いたがな)
カイザルは下唇にじっくりと舌を這わせた。
無味の毒を味わう。
久方ぶりに湧いた活力に酔いしれる。
ひび割れた魔核に毒が染みわたれば、荒んだ記憶が遠ざかる。しつこい倦怠感は消え、強烈な焦燥感は気力へ変わる。そうなってようやく、見たい者にピントが合うのだ。その存在の価値を、実感できるようになる。
回復ではない。蝕まれている。そのことをカイザルは分かっている。それでも曖昧な視界は耐え難い。
まだ見ていたい。そばにいたい。足りない。足りない。
喉の奥から昏い嗤いがこみ上げ、いつしかカイザルは高嗤っていた。
(ほらな。クズはクズのままだ。下衆の味ってのはこういうもんだな?
同じ目に遭え。オレたちは自業自得。やはり自滅こそがふさわしい)
歪んだ表情は邪悪、己ごと敵を嘲笑っている。嗤いがおさまり、また舌なめずりをしたカイザルは、サングラスの下でゆっくりと昏い眼を閉じた。
(いらねぇんだよ、クズは。ひとつでも多く道連れにしてやる。…詫びにもならんだろうがな)
切り替える。
次に目を開けたとき、彼は、皆が知る「企んでそーな雰囲気だしているだけで、一応は改心して無害なはずの魔王さま」の胡散臭い笑顔に戻っていた。
カイザルはゆったりと歩き出した。
さりげなく仮拠点の周囲を探る。「何か」のかけらが近寄っていないことを確信する。
遠くから、背に妹の視線を感じた。すぐに消える。弟が目を塞いだと察したカイザルは、満足して目を細めた。
娘と弟妹が無事ならそれでいいカイザルは、悠々と深淵から離れていく。
そして、ほどよい位置にピクニックテーブルセットを生み出した。椅子の数は3つ。
その1つに堂々と腰かけた後、カイザルはふたりに終了を告げた。
「アレイン終わりだ。アナン、今かまっているヤツごと飛べ。後はおれがやる」
((え? まだイケるけど?))と一瞬は感じた2人だったが、カイザルの穏やかな重低音を聴いたとたんドッと疲れがきた。
アナンは崖を飛びおりた。彼の特殊魔法「強化」があれば自力で着地が出来る。だから迷わず飛べたわけだが、カイザルは空飛ぶ小舟でアナンを迎えた。
(んじゃありがたく)と、華麗に着地したアナンは、そのまま仰向けに倒れ込んだ。苦し気にあえぎながら、団子串を舟の外へ辛うじて放る。
落下する青いレイピアは途中で消失し、団子だけが黒く蠢く大地に叩きつけられた。
カイザルの影は黒い絵の具をぶちまけたように広く大地を染めていた。圏内に入ったかけらたちはたちまち喰い尽くされて還ってゆく。
地上でそんなことが起きているとは気付かないアナンは、大の字で寝そべったまま舟を撫でた。
「うーん30℃。快適ぃ…これぞ魔王サマご子息、ご令嬢が御用達…まさに魔法の湯舟やぁー…お湯ないけどぉ…」
独り言はヘロヘロ、それでも軽口は叩く。
(この適温も、手触りも、カイザルさんの親心。風呂上りの「湯たんぽ」を湯冷めさせないため)
アナンの呼気は荒い。激しく上下する胸板の上で、ベストの金具に吊るされたハンドベルが揺れる。
(彼からしたら、多分あたしらは全員がオコサマ枠。女子は特におねだりが通じる。…でも)
アナンは仮面を剥がして空を睨んだ。
(レルムさんのことは利用した。カイザルさんは、同じくらい戦える強者でさえ、友達とは認めていない。
だったら、あたしらなんて論外だ…そもそも女ってだけでなれない気がする。かといって男性体でも無理。あたしじゃ手に負えないよ…ねぇ、アウローラ…)
息を整えながら、アナンは目を閉じた。力を抜いて回復に努める。
「…双子が特別なだけ。その他は付属品で、いざってときの盾。自分自身すらそう…考えたら物を自称する人だもん、そりゃとっくに覚悟が決まっているよな。いや怖」
舟はゆっくりと降下し、すべるように移動している。
アナンがヨロヨロと身体を起こすと、隣にもう一艘の舟が並んだ。アレインだった。長い手足をはみ出しグッタリ運ばれる姿はまるきり玩具だった。
ふとアナンの勘が働く。根拠なき焦燥感。
(最悪の環境下を生き抜いて…死んでても意志を貫く気満々の強者に、「ここでは策略をめぐらせずともやっていけるんだよ」なんて…どーやったら信じてもらえる…?)
「リンちゃんの修行跡地の件なんだけど。
女神の民の中のヤンチャな集団が、賢王の言うこと聞かず「こっからここまでオレんちねバーリア!」やってるって話したっけ? そか。進展あったから報告ね。
意気揚々と焦土に建国した子たち、生えてきたサルトリイバラに負けちゃったんだよ。賢王に「助けてぇ」言いにきた。たまたまお茶会中だったから、僕らも一緒に様子を見にいったんだ。
植物の生命力って凄いよね…あんなに寒いし、雨だって冷たいのに、あたり一面みょんみょんよ。
チックチクみょんみょんの狭間に、女神の民が鈴なりに絡まってグッタリしてたの。慌てて手分けして収穫祭だよ。
救助した子たちは怪我してたけど全員生還。とりまアウローラの軟膏を渡して賢王に「後ヨロシク」しといた。もーさすがに今後は言うこと聞くって信じたいよね。
で、そのサルトリイバラの葉を加工したものがコチラとなります」
アナンが2段重箱の蓋を開けた。本日のおやつ、イバラ餅と粒チョコレートが美しく並んでいた。
「どっちも良い香りするでしょ。あ、葉っぱは香り付けだから剥いて。大福だけ食べてね。
ところでカイザルさん、甘い和菓子が苦手とみた。ボンボンどお? 中身がウィスキーだよ。ちなみにこっちはチェリーボンボン。
ふたりともお酒イケる口だよね? 僕は味見できないから、感想きかせてよ」
ダンディふたりの雰囲気がパッと華やいだ。聖人系紳士も、極道系魔王も、喜びの反応は同じだった。
特にカイザルは「でかした、アナン!」と褒めた。指を鳴らして水差しを出す。
アレインは胸の大穴に長い腕をつっこんでグラスを2つ取り出す。
酒好き男ふたりは速やかにチェイサーを用意した。連携が手慣れていた。
「あれ…ふたりともお酒、弱かったの? コレお菓子だよ? 量ないし…二日酔い予防いるん?」
アナンはキョトンとしたが、ダンディはふたり揃って頷いた。
「いる。オレはワクだったが、この身体はさほど強くない。軟弱な肉体は鍛えられるが、体質はどうにもならん。下戸じゃなかったのが救いだ」
「僕も好むが、量は飲めない。今のカイザル殿と同じくらいである。確かに平らげたとて支障はないが、念のため酔いを和らげたい」
ダンディは自己管理も完璧。ほぉーん…、とアナンは頷いて、イバラ餅にかぶりついた。
(一緒に呑んでたのか。知らなかった。意外な組み合わせ。けど…何だぁ。親交あったのか。なら心配いらないな)
チェリーボンボンを摘まんだカイザルの表情が和らいだ。
「中身はキルシュ・ドロップか。
戴冠式の夜を思い出す。ひとつ下の弟が「我慢しきった褒美」として持ってきた菓子でな。
あの弟の、気の抜けた笑顔をみたのは、あの時が初めてだった。酒が弱いと知ったのも。
たった一粒を食っただけで、顔を真っ赤に染めてヘラヘラしだしたんだ。チェイサーを嫌がるわオレの秘蔵酒を寄越せと騒ぐわ…あげく2粒目を咀嚼したまま寝やがった。懐かしいな」
「え。カイザルさんの時代ってまだ砂糖ないよね?」
「ああ。生産地は海の向こうだ。だが王家の宝物庫には不定期に納められる。
弟に宝物庫ごと管理を任せたら菓子になった。
ああ、ショコラはかかっていないがな。糖衣の白に金箔でお絵描きをした美しい菓子だぞ」
商人の娘として伝統菓子を知っているアンナは、「確かにデザインめちゃキレイ」と頷きかけ、はたと悟った。
「不定期に納め…それって。まさか掠奪ひ…、
…ああ…うん…時代よな…」
前世の国も色々あったしねぇとニャムニャム言葉を濁す。アンナは重箱の上段を持ち上げた。
「そだ。おいちゃん、発酵うまくいったよ。どお?」
チョコレートボンボンを口に含みながらソレを流し見たカイザルが、ピタッと動きを止めた。
アレインは下段の重箱に片手をかざす。ピカピカポコロンと検品をした。
「うむ。この世界では春の野草。無理を押したゆえ不安はあったが、成功したようだ。アンナ嬢、感謝する。
では、これを…こう」
アレインは凪を呼び、しっとりとした葉を粉砕した。
「粉茶みたい。茶色だけど。これで完成? 飲みやすくなる?」
にこやかに会話する2人を、カイザルは鋭い目つきで監視する。
アレインが「結論として」と言いながら重箱に手をかざした。
その手を素早く捕らえたカイザルは、唸り声をあげた。
「オレはおせっかいはやめると決めた。だがな…こんなモンに関わっているなら話は別だ」
カイザルの威圧にアナンは動揺し、肩を揺らした。
「え、何が? あ、これ? ただの痛み止めだよ! そりゃ生の葉は危ないけど、加工したら無害な鎮痛…薬…」
カイザルに睨みつけられ、アナンは言葉を失った。
「…乾燥させれば、そうだな?
何故、凪を呼んで発酵させた。ご丁寧に中央脈を取り除いて、しかも刻みやがったな。
何も知らん嬢ちゃん騙して毒の生成たぁ…どういう了見だ、アレイン」
女神の民…異世界「神域投影」の謎生物。平均寿命は2~3年ほど。だった。
進化(当代で変化するので変態?)途中で、姿も能力も何もかも個体差が激しい。喋る。群れる。伝承する。人間っぽい社会的な問題を抱えがち。
賢王は女神が見えるし会話できるが、大抵の子は「女神は本当にいる」ことしか分かんない。意思疎通ムリ。
女神との関わりを救助とみなすか天罰とみなすか、その子の主観しだい。事故に遭って女神に助けられても、その時に痛みを感じたら「自分にだけ追撃で天罰が落ちた」と判断するかもね。




