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プロローグ

ある日突然世界から時間が消えた。

あらゆる交通機関は止まり、情報がいつのものかも分からない、世界は混沌と化した。

「早く電車を出せや」

駅のホームは息するのも困難なほど多くの人で混雑し、まるでデモの時のような怒気と熱気、殺気に溢れている。あの日、世界中の時計の針が停まってから1ヶ月、世の中は大混乱に陥っていた。電車やバスなどの交通機関は基準となる時間を失い、今では1日に5回ほどしか出ていない。多くの人が現状を打開しようと太陽によって時間を決めようとしたり、原子時計の周波数を確認したりしたがその全ての人が原因不明の死を遂げた。今では誰も挑戦しようとしない。

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