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孤独な魔女と混血の秘薬  作者: 諸伏優
悪女・命命
47/50

47瓶目 悪女と魔女

「これで全部かねぇ…!!」

真実の鏡、偽りの鏡、聖剣エクスカリバー、天候の小太鼓、女郎蜘蛛のキセル、狐の羽衣を集めた辻斬り。

「6つ…あと2つ足りない…?」

何度も何度も数え直すが2つ足りない。

それもそのはず。1つは命命が、もう1つは何かも存在するかもわからない。

「お困りですか?淑女様(おじょうさん)。」

白面金毛九尾の狐が辻斬りに声をかけた。

「気安く声をかけるんじゃないよ…!」

白面金毛九尾の狐はおやおやと微笑んでいた。

「お久しゅうございます。九尾にございます。」

白面金毛九尾の狐は跪いた。

「お前は私が私だと思ってるな?」

辻斬りは白面金毛九尾の狐に問いかけた。

「ええ、本の中…()()()のあなた様でしょう?私どもは鼻が利きます。」

辻斬りは笑った。

「狐の鼻には敵わんよ。」

白面金毛九尾の狐は役に立ちたがった。

「何か探してきましょうか?」

その言葉を待ってましたと言わんばかりに辻斬りは

「蛇黒蛇玉を探してこい。」

命令をした。

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