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孤独な魔女と混血の秘薬  作者: 諸伏優
暴走と妖精の里
37/50

37瓶目 悪魔の血を引く魔女

リリスは魔力をサタンに預け、出来損ないの魔女を演じ、娘を1人で育てました。

娘は命の尽きぬようにと願われ、「命命」と名付けられました。

リリスに良く似た容姿、優れた魔女の才を持ち合わせ、異端者と冴えずまれる娘。

娘は己の母親を恨んでいました。

「永遠の生命の呪縛」は娘を16の若さのまま永遠を生き続ける。

「愛知らずの呪縛」は娘が愛する者を悲劇へと追い込み殺してしまう。


娘は強大な魔力を用いて、魔具を作り、人々を救いました。

娘の血液は人並み外れの青色で、娘を追い込んでしまった。

愛した男までもが最悪の死に方をしてしまっては己を呪ってしまおうと思うだろう。

魔女狩りから逃れるため、魔法界の姫君として民を守る務めを守ろうとしただけで想いを寄せていた者が死んでしまっては生きる価値がない。

そして娘は母親も失ってしまった。

失ってしまったと思っていた。

生きていて娘は安心すると同時に今まで独りにされた不満が爆発してしまった。

大淫婦はそれを利用し、復活してしまったのであった。

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