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雨の囁やき

作者: 美桜四季

こんにちは、美桜四季です。自分でアカウント作って、小説書けばいいんですが、面倒なので葉桜KONさんの、アカウントの方に送って代わりに出してもらっています。皆さん言いたいことはわかります、アカウント自分で作れやカス、とわかります、わかりますけどメアド打ったり、名前入れたり、なんたりかんたりするのがマジで面倒なので、まぁいつかは作ろうかな思っていますが、しばらくは葉桜KONさんの方から、出します。

すんません

季節も涼しく感じる季節から、肌寒く感じる季節になり、その中でも天気は移り変わる。

雨はしっかりと、どの季節でも降る。

冬になると地域によっては、雪に変わってしまうもの。それも所詮はただ雨水が凍ったものだ。

路面に雨音が反射し、耳にしっかりとその音が入る。それでも自然から出る音は非常に小さく街中を走る、車のエンジン音にかき消されてしまう。

 薄暗い時分、車のエンジン音にかき消されながらも、私たちがしっかりと感じることができるものがある、それは匂いだ。季節の匂いというものを感じたことあるだろうか。

冬の季節になると一段と肌に刺さるような冷たい空気が我々の嗅覚を刺激する。

季節の香りは、一言で表すことは非常に難しいが、乾いた砂のような、冷たい氷水のような、そんな香りだ。氷水には香りなんてないって、言われてしまえばそれまでだ。が、まぁ季節の匂いなんてそういうフィーリングみたいなものだ。

そこに雨の匂いがしっかりと、加わっている。雨の匂いはなんとなくわかるだろう、冬の匂いとは反対に湿っていて、草原のような香りだ。それらの、季節の匂いと雨の匂いのブレンドは非常に心地が良く、一人の帰り道でも、ゆっくりとリラックスして歩くことができる。

 たまに雲の中から突き出す光は、弱雨の降る雨線をしっかりと視覚で確認できるほどに照らす。

 雨の降る、街中を歩いていると。少しだけだが、いつもよりも街の灯りがハイライトされる。速く流れる車のブレーキランプが赤く、マンションの扉の灯りが暖かく。

それらの景色を見ていると駅舎の前にある、多くのバスやタクシー、迎えの車をまつ人々がいるロータリーに着いた。田舎なのでそこまで大きい駅ではないが、ここら辺の駅では綺麗な方だろう。

 改札口の上にある電光掲示板を見る。電車はもうそろそろ来るから少し急ごう。

改札を抜け階段を下ると、そこにはもう電車が来ていた。ドアが閉まりかけだ、あぁもうだめだ

 と、思ったが日本人のすばらしさをこの目に見た。

多分運転席にはモニターが付いているのだろう、それに移った自分を見て開けてくれたのだろう。本当にありがたい。

 何とか電車には間に合ったが、時間帯がちょうど退勤時間と重なっているので、電車内はとても混んでいる。かなり狭いし、外気温との差が激しい。さっきまで震えるような気温だったのに車内は、汗をかくほど暑い、暖房が掛かっているのもあるだろうが、社内は人熱れでかなり気温が上がっているだろう、幸い二駅間なのでこの車内に長いこと居ることはないだろう。

 最寄り駅に着く。この駅は降りる人が多いので、雪崩のように車内から人が流れ出る。階段を上る時、先ほどまでいた車内の気温が少し恋しくなるような寒さに、身震いをする。駅構内は、早くもクリスマスの装飾が施され、今年も家族とクリスマスかぁなんてかなうはずのない恋を思い浮かべ、一人虚しくなる。

 駅構内から出て、家に向かう。こっちは、雨はもう止んでいる。どうしようかな、このまま歩いて帰るか、ちょっと寄り道しちゃうか。いやその選択肢は後者しかないだろう。

 ちょうどいい時間帯だな、おなかも空いたしちょっとご飯食べて帰ろうかな。

フードコートには、たくさんの人がいてごった返していた。

 うーん、これは無理だな。ちょっと遠くまで歩いてラーメン屋でも寄っていくか。

外に出ると、雨はすっかり止み。傘をさす人ももういない。

 まぁ雨がやんでくれるなら、移動も楽になるしありがたい。

 雨がやんでも、雨の香りは消えない。むしろ増すくらいだ。

少し歩く、さっきまで傘に打ち付ける雨の音で、聞こえなかったが濡れた地面を歩いていると、子供のころを思い出す、昔は水たまりなんか見つけたら速攻でジャンプして入っていた。今では避けるだけの存在なのに、少し懐かしくてちょっとだけ、足を入れる。もちろん汚れたがなんだか少し楽しくなった。いい大人が何をしているのだか。

そんなこんなで、ラーメン屋にはすぐについてしまった。なんだか今日の帰り道は冒険をしているようだ。

 こんなに日には、ラーメンも少し冒険してみるか。いつもは醤油ラーメンだけど、ちょっと塩ラーメン食べようかな、あっさりしてるの食べたかったし。ここの塩ラーメンは煮干し出しでおいしいからね。凍えた体に温まる。店内の雰囲気もいい感じだ、本当に熱くなってきた。来ている上着を背もたれにかける。お椀から上る湯気が、視界を曇らせる。つけている眼鏡をはずし、スープをレンゲですくいあげ、口に運ぶ。からの芯から温まる、もはやサウナみたいな状態だ。

 温まった、体に上着を着せ会計に向かう。今日はあんまりトッピングしてないしそんなにかからないかな、と思っていたが、残念700円はかかるか。まぁその値段相応の味ではあるだろう。

 さて、そろそろ家に帰るか、店の戸を開け外にでる。日もすっかり落ち先ほどよりも気温が下がっている。先ほどのように、ゆっくりと歩いて帰ろう。

わずかに聞こえる雨の囁きを聞いて

お読みいただきありがとうございます。自分、まだ初心者だし、よくわかんないですけど

まぁ気が向いたら書いていきます。

葉桜KONさんみたいにたくさん、書くことはできませんが

まぁ読んでいただけたら幸いです

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