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1-2 能力確認

一章は、ほぼほぼ説明回となります。悪しからず。

 俺は五歳に成長した。

 その間、勿論ただ食っちゃ寝していたわけではない。

 俺が最初に行った事は、自分の能力の把握だ。

 ぶっちゃけ、〈全能(オールマイティー)〉ーー『全ての能力』って言われても、理解が及ばない。

 なので、自分にどんな能力があって、その能力が、どの様な用途かを知らなければ始まらない。


 アシスの指導?の元、俺は先ずステータスの見方から開始した。

 と言っても、やり方はとてもシンプルだ。

 ステータス画面を展開して、見たい項目を念じる。

 俺の場合は、『〈全能〉の詳しい説明求む』みたいな感じに念じればいいわけだ。

 そうすると、ステータス画面が切り替わり、俺の能力一覧が表示された。


 初めそれを見た時、俺は愕然とする。


 そこには、【武術系スキル】とか【身体系スキル】とか、様々な種類が並んでおり、更にそれを先に進めると…………ズラっと俺が使用可能な能力が表示され、流石にその量の多さに辟易してしまったのだ。


 しかし、その殆どがグレー表示ではあったが。


 アシス曰く、それを解放するには、条件が必要との事。

 例えば、【武術系スキル】である〈剣術〉なら、剣を一回振れば〈剣術〉が解放され、〈剣術〉が使用可能になるらしい。


 ………………いや、一回剣を振っただけで、〈剣術〉をマスター出来るなんて、どんだけチートやねん。


 因みに、どうやらステータスを見る事は一般的ではないようだ。

 当然、そう言うスキルを持ってる人だとかなら話は別だが(後魔法具とか)、それでも数は少ないらしく、一般的には他人のステータスどころか、自分のステータスすらも見る事は叶わないらしい。

 それは、他の転生者も然り。


 それに、普通の人は、必ずしも俺の様に最初からスキルを持ってる訳では無い。

 〈剣術〉にしろ何にしろ、先ずは剣を何度か振って、漸く、と言った所らしい。


 ついでに説明するなら、スキルには段階があるものもあり、それが五段階表記で記される。

 当たり前だが、『I』から『Ⅱ』と数字が上がっていく程、能力に磨きがかかっていくわけだ。

 それが俺には無い……最初から飛ばしてマックスのようだ。


 ………………チート過ぎだろ。どんだけやねん(二回目(笑))。

 こんだけ至れり尽くせりだと、逆に怖いわ。

 俺の(美波先生)の教えに、『タダより高いものはない』と言うのがあるが、正にそれだと思ったね。

 一体あの人(神様)は何を考えてるんだか……。


 そして、今表示されてるのは、あくまでこの世界に既存する(・・・・・・・・・)スキルだと言う話だ。


 ………………一番最恐の物が残っていたんだよ。


 それが〈天地創造〉と言うものーー。


 もう、何からツッコンで良いのやら……。

 要するに、簡単に説明すれば、『どんな物』でも、創造する事が出来る代物……らしい。


 もう乾いた笑いしか出ないな。


 ラノベとかでも良く見かけるし、便利だなー、とは思うが、おいそれと使うのは、正直怖ひ。

 但し、これは『魔法』と言うだけあり、やはり『魔力』が必要とされる様だ。

 創るものにも寄るが、その分対価として魔力を消費するそうである。

 まあ、ポンポンと何でも創れたら、それこそ怖いよな。


 ……………………まあ、逆に言えば、魔力さえあれば何でも創れるって事なんだが……………………。


 もう、気にするだけ無駄か。

 なるようになれ!だ。


 能力の確認が終わったら、寝たままでも(赤ん坊だからね)使えそうなスキルを実際検証してみたり、魔力操作で、身体中に魔力の循環などをしてみたりして過ごした。


 そうして、俺は一人練習を三歳まで、ひたすら繰り返していたんだ。


 ……………………暇だったからね(笑)


スキルの条件ですが、大抵はレベルが上がると解放します。

他にも条件がある設定ですが、どのスキルを、どんな条件で解放するかとかは、今の所決めていないので、本編では書かないかも知れません(思い付けば書くかも?)。


読者様が、このスキルをこんな風に解放したら~?、みたいなご意見などありましたら、お聞かせ下さい。



後、一応今の所は、『魔法』のみが『魔力』を消費する設定です。

通常の『スキル』は『魔力』は消費しません。

但し、書いてる途中で、矛盾が生じてきたら、もしかしたら設定が変わるかもしれません(汗)

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