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下呂彩朝楽別館

 2017年3月中旬、白川郷、名古屋、京都、奈良、伊勢、伊豆の旅


始めに


 何処に行こうか、行き先が決まれば宿泊の手配は長男が、るるぶ等の旅行雑誌で見たいものを各人が言う。それを纏めて、計画表を作成するのは私の担当。で、今回は11回目にして最長の4泊5日旅、さあ何が待っているかお楽しみ。



下呂彩朝楽別館


 1日目は、白川郷を見て、高山陣屋に寄り、下呂で宿泊。どうもここ最近、高速のような信号のない道を、他の車と並行して走行し、後ろから追い越しをされると何故か恐怖を感じる。だから運転は長男の哲也。


 6時15分出発、本宮ICから郡山ジャンクションを経由し磐越道へ。道には雪はないものの道路脇には除雪された雪が高い所では2メートル近くある。いつもの磐梯山もまだ白い雪のままだが、それがかえって新鮮に映る。


 車内は外気温との差でガラスも直ぐ曇る。月曜日、道路は空いている、2時間程走り、阿賀野川SAで休憩、もう此処は新潟県だ。5分程休憩し出発、県境の山間部を通り過ぎ新潟県の平野部に入ると、何と新潟県は全く雪がない。


 新潟ジャンクションから北陸道へ、この道も結構走った。高速道路が無料の時は、三男も加え家族5人で金沢にも行った。速度は無理せず、時速80から90キロで安全走行。


 米山SAで休憩、先のSAとここのSAで給油。糸魚川を過ぎたが、ここには思い出がある。高校3年の夏の自転車旅行で日本海に到達した最初の町だった。


 富山城も自転車から見た。小矢部ジャンクションから東海北陸自動車道へ、勘違いしていたが、まだ全面開通していないと思っていた。と、いうのも、白川郷をみてから高山を経由して下呂に入るので、白川ICで降りたらもう高速はないと思っていたから。


 白川郷には予定通り午後1時到着、指定駐車場に停め見学することに、でも宏は待っていると。宏は人混みが嫌いなので、九州でも太宰府は見ず、ま、仕方ない、3人で。


 郷に入るには、吊り橋を渡る。橋の道はコンクリートでも、吊り橋なので、大勢が歩くとかなり揺れる。この橋揺れているよ、という声を聞くにつけ、当たり前だ、吊り橋なのだからと、胸の内におさめて集落へ。


 寒さを覚悟していたが、天候に恵まれ左程寒くない。ここでも中国人が多い、大きな声なので直ぐそれと分かる。そして想像していたよりかなり広い、会津の大内宿を見たことがあるので、それくらいかと思っていたが、奥行きもあり、かなりの人が暮らしているようだ、と、云っても観光客が目当てだから民宿や土産物店、または見学用に家を開放している。


 そのうちの長瀬家を見学したが、先ず驚いたのは、梁の太いこと、これなら雪の重みに耐えられる筈だ。1階には大きな囲炉裏が、2階はかっては使用人が暮らしていた部屋が、その部屋天井が低い。


 そこを通り過ぎ、2、3、4階と見学する。蚕を飼っていた様子や、昔の器具が展示されている。部屋はかなり広い、で気付いたが、板の間に隙間がある、大きな囲炉裏から暖を取る為の隙間なのかなと思う。帰りは地酒を購入、恒例の晩酌用。


 14時45分出発、ここから下呂まで私が運転と思っていたら、哲也に。それは私が高山までの距離を誤認していたから、下道で行けば2時間要す。これでは高速を通らなければとなり、また哲也が運転。響子ちゃんからきつい一言、ちゃんと調べて置くように。


 また白川郷ICから東海北陸道自動車道へ、しかし、これがトンネルばかり、ここが一番の難所、何と54個もトンネルが続く。しかし飛騨聞清見ICで降りたので、14、5通過したかどうか、そこから高山市を目指す。


 高山市での目当ては高山陣屋、哲也がまだ小学生に上がる前、生憎の雨の中、陣屋の門の前で合羽を着た写真が残っている。聞いてみたら、まったく覚えていないとのこと。 16時前に到着、響子ちゃんと宏は残っているとのことで、適当な駐車場がなく、陣屋の直ぐ脇の道路に駐車。



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