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青春はやりなおせる  作者: 深和秋良
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プロローグ

2回目の投稿です。よろしくお願いします。

「えっ!裕登(ゆうと)君って私が先輩と付き合ってること知らなかったっけ?」


 それを聞いた時、(かえで)が何を言っているのか理解ができなかった。

 「「「「付き合っている人がいる」」」」その言葉は中学のころから彼女のことを思い続けてきた俺にとって一番聞きたくなかった言葉だった。

 さっきまで一緒に帰ろうと誘われ夢気分だった、俺は一瞬にして真っ暗な奈落に突き落とされた気分になった。


 「どうしたの? なんか顔色悪いよ。大丈夫?」

 

 楓が顔を近づけて言ってくる。

 その行動は今の俺には不快以外の何物でもなかった。


 「大丈夫だよ。あ、スマン今日は用事があるんだ。先に帰るな。また明日」

 「あ、そうなんだ......じゃあまた明日」


 俺はとっさに嘘をつきその場から逃げ出してしまった

 このままここにいると、どうにかなりそうだそんな気がした。

 そのままダッシュで帰宅し部屋の中に入った。


 ネットサーフィンでもして心を落ち着かせようといつものようにパソコンを起動しブラウザを開いた。

 お気に入りのサイトでおもしろ画像を見ているがまったく面白くない。

 どうしてもさっきのことが忘れられないからだ。

 しかもなぜあそこで逃げ出してしまったのか。


 「俺は最低だな」


 ひどく不機嫌な声でつぶやいた。

 確かに誰かを好きになる以上告白しても振られることだってあると思っていた。

 しかし告白していないのだ、振られる以前の問題だったのだ。

 いっそ振られてしまったほうが幸せだと思った。

 お腹はすいていないのでこのまま眠ってしまおうと思い、パソコンを消そうとしたとき一つの広告が目に入った。


 「あなたの人生やり直しませんか?」


 やり直せたら誰も苦労しねえよと、思いながらマウスポインターはその広告に向かって行く。

 俺はソレをクリックした、その瞬間まばゆい光が俺を包み込んだ。

 まるで体が宙に浮かんでいるような感覚に陥った。光が収まり視界が開けてくると俺の体は本当に浮いていた。

 しかしそれはほんの数秒だった。人は重力には逆らえないことを実感しながら地面にたたきつけられた。

 「まったく...... なんなんだ一体?」

 俺は周りを見回した。俺の部屋だった。

 しかし何かが違う。よく見るとカレンダーは1年前の4月11日になっていた。この日は確か高校の入学式の日だ。教科書が2年生用しかない。パソコンも去年のものだ。 


「まさかほんとに戻ったのか......そうだ母ちゃんに聞いてみればいいんだ」

 

大急ぎで下に降りて行った。


 「母ちゃん今って何年何月何日?」


しかしそこにいたのは母ちゃんではなく、黒髪ロングで着物を着ていて大和撫子といってもおかしくない美少女がいた。


 「こんばんは。私は今日からあなたの唯一の家族になった竹月杏(たけづきあんず)です。以後お見知りおきを。」


 俺はまったく状況が理解できなかった。なぜこの子が俺の家族に? ていうか唯一の家族ってなんだ? 母ちゃんとかはどこに行ったんだ......

 俺は完全に思考が停止した。


 「まあ、とりあえずご飯をを食べながらゆっくり話しましょうか」

 「あ、ああ。わかった、そうしよう」


 杏は慣れた手つきで魚をさばいていく、ていうかなぜここにマグロが丸々一匹あるんだ?

 30分を程時間が流れ料理が完成した。まるで高級料亭のような感じの料理がいっぱい出てきた。

 

 「今日は少し気合を入れて作ってみました。お気に召すと良いのですが......」

 「早速いただこうかな」

 

 最初にお寿司を食べた。


 「こ、これは......肌をするする撫でられるような具合の酸味。酢飯とマグロのうまみがハーモニーを奏でているよ。そして丁度舌いっぱいに乗る感じ。一つ食べるおいしさとやさしさが......」ってそうじゃなかった。


いつもに増して真剣なまなざしで杏を見つめた。そして話を本題のほうへと向かわせる。


「なぜ君は俺の家族になるのかな?」

「それは......]

不定期でやっていきます。

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