ケモ耳ふぁんたじー:始まりの過去(台詞のみ)
「もふりたい・・・・」
「何故、俺が一人で夜の町の外れで独り言を言ってるかって?」
「別にそれに意味なんて特にないさ」
「おい!コラ、テェメェ!!待ちあがれぇ」
「君はそうやって拳を振り上げ、君が持ってる異能であろう、空間崩壊の力を俺に向けて殺しに来るんだろ」
「な!何で俺の異能が分かるんだよぉ!!!
おおおおおおおぉぉぉぉ!!!!!!」
「そうして、君は特に考えずに突っ込んで来て、俺の異能によって宙に血肉を、汚くぶちまけ、地面に血肉が押し付けられるんだろうな・・・・・数秒後に」
「うわぁぁぁあぁぁあああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛━━━━━」
「あ~あ、何も結果が変わらなかったな~」
「まあ、いいや もう少し歩いてそこでやりとげよう・・・・」
「すたすたと歩いて行くんだか、何もないと言うのは寂しいと思わないかい?」
「だってこの世に“ケモ耳“や“魔族“、“人成らざる者“がいないと言うのは、寂しいじゃないか」
「だから、俺は・・・・俺の異能で異世界に行くのさ・・・」
「じゃあね、この世界よ」