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プロローグ

初の東方二次創作です。キャラの口調がおかしかったらご指摘お願いします。

 俺は机の上で寝そべっていた。

「どうした? 寝不足か?」

 と、親友である、辰巳が声を掛けてきた。

「成績優秀、スポーツ万能の卓もさすがに眠気には勝てないのかな?」

 にやにやと笑いながら言ってきた。

「違うよ、退屈なだけだよ」

「ふーん、何時もそれ言ってるよな」

 辰巳はそう言う。

 俺、梨乃本卓りのもとたくはもともと頭のキレる人間ではあるが特殊な力を持っていた。

 それは、触れた相手の能力を盗むと言う力だ。

 この力の所為で成績優秀な奴に触れば、頭がよくなり、運動神経がいい奴に触れば、スポーツが得意になる。

 故に何をやっても、できてしまい面白くないのだ。

「まあ、俺が力になれることがあったら言ってくれ」

 そう言って、友人は去って行った。


 放課後

 俺は部活をやっていないので、家に帰る。

「はぁ、今日も何もなかったな……」

 独りごちていた。

ふと、細い裏道に何か光っている物があった。

「ん? 何だ?」

 俺は興味本位で近づいて、その光っている物、正確には護符を手に取った。

「何々……汝、幻想郷……うーん、読めないや」

 俺は護符を手放そうとしたら、急に護符が光り輝いて俺は意識を失った。


「……さん、いい……か? 人間なんかを連れてきて?」

「いいのよ、これは大スクープの匂いがするわ!」

 二人の少女の声が聞こえる。

 俺はその声に目を覚ました。

 どうやら、屋敷にいるようだ

「あや、目を覚ましましたね、おはよう、人間さん」

「あ、ああ、おはよう」

黒髪に赤い四角い帽子に白いぼんぼんが横に流れるように着いており、白いブラウスに白と黒を基調にしたスカートを履いている少女が快活に挨拶をする。

「自己紹介から行こうか、私は清く正しい、射命丸文しゃめいまるあや、この幻想郷で文々。新聞なる物を出版させていただいているものです」

「は、はあ」

 いきなりの自己紹介に俺は戸惑ってしまった。

「もう、文さんったら、私は犬走椛いぬばしりもみじ、白狼天狗です」

「天狗!?」

 俺は同じく白い髪に赤い四角い帽子を被った、白と赤を基調とした服を着ている少女の言葉に驚く。

「そうですよ、私は烏天狗ですね……その様子だと、もしや外来人?」

 文が俺にそう問いかけてくる。

「いや、天狗とか……確かに黒い翼とか生えてますが……」

「まあ、外来人は驚くよね、時期になれるますよ」

 文は相変わらず楽しそうだった。

「で、あなたの名前は?」

「俺の名前? ……えーと、りの……うーん、思い出せない、最後がく、で終わるのは覚えてるんだけどな」

 俺は頭の中を整理して考えていた。

「記憶喪失ですか……これも、外来人ならよくあることですね、時期思い出していくでしょう、とりあえず、あなたの名前は最初のり、最後のくをとってリクにしましょう」

「……まあ、それでいいですよ」

 俺は溜息をついた。

「で、リク、どこまで覚えているの?」

 文の質問に

「うーん、目が覚めたらここにいたこと以外は……自分の能力とか基本的なこととかは覚えてるかな……多分」

 そこで、妖しく目が光った。

「どんな能力なんですか?」

「他人の能力を盗む能力だよ」

「なるほど、他人の力を盗む程度の能力ですか」

「まあ、あまり使えないがな」

 そういうと、文が

「何言ってるんですか! すごい能力ですよ……これなら……」

 なにかぶつぶつ、言っている文

俺はもみじに声を掛けた。

「なあ、俺はこれからどうすればいいんだ?」

「うーん、私に言われましても、とりあえず、はくれ……」

「ちょっと待った!」

 文が大声で留めた。

「何ですか、射命丸さん」

「文でいいよ、私、あなたが山で倒れているの助けたんですよね、これは私が命の恩人ってことになりますよね」

 文が怪しく笑っている。

「なら、私に協力してもばちは当たりませんよね」

「ま、まあ、そうなる……のか?」

「なります!」

 文は言い切った。

「なので、リクさん、あなたには文々。新聞の記者二号として働いてもらいます。大丈夫、衣食住は保障しますので」

 俺は行く宛ても頼る宛てもなかったし、なにより

「楽しそうだし記憶が戻るまで、手伝ってやるぜ」

「そうこなくっちゃ」

 俺と文はがっちりと握手するのだった。

「あとで大天狗様に怒られても知りませんからねー」

 そう言って、椛は部屋を出て行くのであった。


見切り発車で小説を初めて書きました。

いろいろとプロットを書きましたがまだ途中でかいたのはこれが初めて……

いきあたりばったりになるかもしれません

更新はラプソディ in the マジック の気分転換がてらに書こうと思いますので気長に待ってください

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