第22話 【神殻戦域(コア・バトルゾーン)】
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、、それは、空の“裂け目”から始まった。
祝勝会の翌朝。
村の南方、かつて“創世の門”が現れた地点に、再び不穏な波動が走った。
レオルたちはすぐさま現地に向かい、異様な光景を目にする。
大地が浮かび上がり、空間が歪み、まるで“別の世界”が地上に突き刺さったような様相、、。
「ここが、“神殻戦域”…」
ノアが青ざめた顔で呟いた。
「“神核の破片”が干渉し、次元と次元の間に“戦域”が自動生成されることがある。
これは“旧神の遺産”の中でも、最も危険なタイプよ」
「簡単に言うと……神の遺した“戦争のシミュレーター”みたいなもんか?」
バンザイが腕を組む。
「たぶん、そういうことだと思う……」
ミルは目を丸くしながら、崩れかけた神文の記録を見ながら呟いた。
そのとき、、
「……来たみたいだよ」
ファルが、異様な気配を感じ取り前に出る。
次の瞬間、“戦域の核”から一体の人影が歩いてきた。
人ではない。
、、それは、「神の敵」と呼ばれた存在。
金属の鎧に包まれた身体、頭部は仮面で覆われ、六枚の歪な翼を持つ。
背には剣ではなく、【“書”】が浮かんでいた。
『創造者レオル……そして、“拒絶の継承者”ファル=アヴァロンか』
「誰だ……」
レオルが問う。
『我は《教条》、、
“神の裁定機構”の崩壊とともに、生まれた“否定の後継者”』
その声は幾重にも重なり、まるで世界そのものが語っているようだった。
『我らは見届ける。お前たちが創ろうとする“秩序”が、“神を超える”に足るものかを、、』
次の瞬間、教条の背後にあった“書”が、宙に散らばった。
ページごとに異なる攻撃命令が記され、それが具現化する。
一撃目、、[雷の槍]がレオルに迫る。
「くっ……!」
レオルが創造で防ぐが、その防壁すら穿つほどの威力。
「異常な出力……!」
セラが氷結を飛ばすが、教条の六枚の翼が“無効化”する。
「スキル無効……だと!?」
ルーナが驚愕の声をあげる。
だが、レオルは即座に叫んだ。
「みんな! 一斉展開! 各自の特性で隙を作るんだ!!」
バンザイが左右に散開し、重鍋を盾にして走り出す。
「《バンザイフライパーン•烈火の陣》だ!」
「バンザイ!?意味わかんないけど、なんかすっごい技名だよ!」
ミルが突っ込みつつも援護魔法を飛ばす。
そして、、、
ファルが教条の目前に立つ。
「……君も、“記録されなかった側”なんだね?」
『その通り。我らは、“神に観測されなかった存在”であり、“選ばれなかった世界”だ』
「ふふっ!君はまだそこにいるんだね…
でも、それでも……僕たちは、新しい秩序を“創る”ために歩いてる! 邪魔するなら…“拒絶するよ”☆」
ファルの手に、再び拒絶式が浮かぶ。
「来いよ!教条! 俺の“創造”とお前の“否定”、、、
どちらが本物の未来を描けるか、決めよう!」
教条の翼が閃き、レオルの神核が光を放つ。
「この戦い、負けられない、、!!」
仲間たちは背中を合わせ、無言の意志で繋がった。
神の残した最後の“否定”との戦いが、ここに始まった、、。
その頃、、、
王都の天文台では、緊急観測が始まっていた。
「“神殻戦域”が開いた……!」
「ついに、“世界創造の臨界点”へと入ると言うのか……!」
一方、魔族の深域でも、女魔将がニヤリと笑う。
「なるほど……これが、“選ばれなかった神々の怒り”ってわけね!」
「あははっ!!じゃあ、私たちも派手に踊ろうじゃない。次の戦場でね!」
レオルたちの“世界創造”
新たなる局面、、神すら否定した存在との戦いが幕を開ける。
続




