人物紹介
人物紹介
カノー
コロニー出身の技術者。
とある実験船に、「人類が行ける最も遠い場所に行けるから」と言いう理由で志願し乗り込む。
アステロイドベルト宙域の資源調査のため船外活動をこなしていたところ、ワープ研究の事故から唯一生存することになる。
技術者としては優秀だが、好奇心旺盛なところがあり、未知のモノに寛容。
事故による宇宙漂流の結果、宇宙服を着ていないと体調不良になるため基本的に宇宙服姿である。
シュウマツさん
ワープ実験の結果、開いた穴からやって来た異世界の種。
自称植物だが、魔法と言う技術を使って一瞬でコロニーを作りだしてしまうほどのとんでもない力を秘めている。
事故によりたまたま出会ったカノーを気に入り、友人として彼の命を助けることにする。
最初に出会った時は種子だったが、スペースコロニー内の地面に植えられたことでコロニーよりも巨大な大樹に育った。
成長後は話す時は光の玉を飛ばしたうえで、テレパシーで会話している。
元の世界では世界樹と呼ばれていて、とある星の最初から最後まですべての生命体の記憶を記録として保存している。
魔法は彼の生まれ故郷で最も栄えた人類の技術であり、世界樹と密接に関係していた。
フーさん
本名はF3。月に暮らす新人類が生み出した、戦闘用クローン。
光る青みのある髪が特徴の少女。
明るく快活な性格で、あまり細かいことは気にしない。
月で有人ワープ実験を行った結果、失敗してニライカナイコロニーに流れ着く。
フーさんはフェアリーシリーズという戦闘に特化した調整を施されているクローンで、3番目は量産型。
ニライカナコロニーの『生き物係』。
白熊さん
本名はPBー3 地球軍の強化兵士。
軍のワープ実験に参加していたが、失敗によりニライカナイコロニーに流れ着く。
鍛え上げられた肉体を持つ冷静な印象を持つ美女。
特技は戦闘、料理、狩り。
絵を描くのは苦手だが、描くこと自体は好き。
ニライカナイコロニーで唯一肉キメラを肉弾戦で倒せることから食事担当の『給食係』。
オペ子さん
コロニーで開発された超高性能AI。
型番はOPC3。
コロニーでは新しい人類と定義されていて、AI人種と呼ばれている。
月のワープ兵器に巻き込まれ、ニライカナイコロニーに流れ着く。
ボディは黄色い鮮やかな髪を持つ女性型素体で、情報処理を得意としている。
調子に乗りやすく、ちょっとだらけ癖がある。
少しだけシュウマツさんを敵視しているが、それは自分の存在意義を脅かすと考えているため。
ニライカナイコロニーには外に繋がるネットワークがないため、ちょっとふてくされている。
ニライカナイコロニーの情報全般を担う、『連絡係』。
*用語紹介
ニライカナイコロニー
シュウマツさんの魔法で、カノーの持っていたデータを無理やり再現したスペースコロニー。
トーラス型コロニーと呼ばれるドーナツ型の居住区を持つコロニーがベースだが、中心の建造物は植木鉢のように改造されていて、巨大なシュウマツさん本体が生えている構造である。
シュウマツさんが無理やり魔法の力で維持することで正常に動いていたが、カノーが作りが甘い部分をシュウマツさんと改めて作り直し、魔法なしでも動くコロニーとして改造中。
スペーススーツインナー
船外活動用の宇宙服。
体に直接着込むものは『インナー』と呼ばれている。
スペーススーツアウター
船外活動用のロボット装甲。
もはや服と呼べるようなものではないが、インナーの外から装着し船外活動を助けるアタッチメントから発展したものなので『アウター』と呼ばれる。
月人
新人類。光る髪が特徴的。
脳が発達し、脳波の送受信ができる器官がある。
周囲の人間の脳波を読み取り、頭の中で処理することで、未来予知の様なことが出来る。
従来の人間にはない能力を誇りにしている。
地球人
環境が激変した極寒の地球で生まれた新人類。
褐色の肌と白い髪の毛が特徴。
筋力や反射神経は従来の人類より頑強で、特に筋力は組織も密度も別物。
コロニー人
地球から脱出し、宇宙で生活する人類。
いわゆる普通の人間。
環境激変前をベースにコロニー環境を構築していることから、旧環境の形態を維持している。
最も数が多く、高い技術力を有している。
AI人種
コロニーで開発された超高度なAI。人間型の素体にインストールされることもあるが、様々な分野に使用され決まった形はない、コロニーに住む人間をサポートしている。
*画像はAIアートで製作しました。なんとなくイメージを掴んでいただけたら幸いです。