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7/9

頑張って読もうとしたけど心が折れた、私の地雷を踏み抜く「ざまぁ」

お久しぶりです。皆さんがどうしても読めない地雷な展開ってありますか?今日はそんな話です。

ちょっと前に流行ってからちょっとずつざまぁばっかりのランキングからゆるゆるとまあざまぁしか無い…なんて事はないような印象です。


私、ざまぁに関してもの凄い嫌悪感を抱くかと言われると全てにそうではないし、ざまぁ大好き!そればっかり見てるしざまぁが無いと物足りないよーなんて事でもありません。ふと見た作品がざまぁだった。って感じです。大半の人がそうかどうかは分かりませんが、同じような人は多いと思います。


私は何気なく見たざまぁタグがついた作品について、ざまぁ要素が「弱い」と感じた読者は、「誰に対してのざまぁだよ」「いったいどこにざまぁがあったのか。」「甘い。もっと追い詰めないといけない」といったようなコメントが付いてたりします。私は、何を基準に弱いと言っているのかと思いました。あくまで自分の認識から来たものですよね。そりゃ強弱あるに決まってるんですよ。もちろん、評価欲しさに存在しないざまぁタグをつけるのはよく無い事ですが、まぁそんなブチギレなくても…と思います。もっと非道で末恐ろしい主人公の出る、限界まで胸糞悪いざまぁ小説は存在しています。


ここでなんとなく察していただけるかもしれませんが、私の地雷を踏み抜くざまぁ作品にも出会ったことが私にはあるのです。まさに地雷でした、思わず身を震わせ、顔をしかめ、そっと閉じた作品があります。あまりにも主人公がもしただの悪役として他の作品に出ていれば、チートやら何やらでサクッと退治されそうな主人公でした。耐えられませんでした。


少し詳しく説明すると、ラブコメのはずががヒロインと重大な勘違いをお互いに引き起こし、解決もせずにヒロインを主人公が痛めつけ続ける話です。よくある話だなぁと思ってしまう私に辟易します。もはやあれはヒロインですら無いようです。もし今後あのヒロインが救われるとしても主人公の仕打ちには耐えられませんでした。私のメンタルが今後の救いを信じることが出来ませんでした。救いゼロ、容赦ゼロ、誰も幸せにならない、主人公は登場人物である女性を酷く扱う。しかも純粋な悪であればまだしも、文章中の表現の中に、女性はむしろ不器用で以前に主人公を傷つけてしまったことがあるが、明らかに好意をしっかりと持っているという所をしっかりと読者に印象付けます。そりゃあ可哀想に私は思ってしまい、すぐに主人公を悪と見てしまったのです。本当に悪であるのが誰かということや、むしろお互いに非のある状況であるのかもしれないということは関係なくです。


それは一種の小説の形であり、それを求めている人もいるし、私のように見ていられない人もいると思います。


今回出した例はざまぁの中では特徴的ではありましたが、時々誰かの地雷が誰か所で爆発する例ではあると思います。


感想欄にはざまぁ最高!スカッとする!気持ちいい!悪役がくたばるのがたまらない!と好感的であり、実際に「ざまぁ」という言葉はランキングを埋め尽くすほどの人気のあるワードへとなりました。ざまぁが全くダメな人も少なくないと思います。私はそんな感想欄にドン引きしていました。彼らは悪人が苦しむのが愉快で愉快で仕方がなくて高笑いでもするのでしょうか。いやしないでしょう。しかしやっていることは同じだと思うのです。


私は一度このエッセイで嫌悪感を持ってもちょっと読んでみてよと言ったのに、その私が限界で読めないと。情け無い…登場人物が救われるその瞬間を私は待ちたいのだと言っていたのに!



私は開き直りました。ま、あんだけ嫌悪感を覚えるなら離れよう。私は努力した。そう言い聞かせてです。もしかしたらもったいなかったかもしれません。


同じように誰かの小説が誰かの地雷を踏み抜いて、冷めることがあるのでしょう。私はいい経験をしました。普段あんなに「どっちでもええやんちゃんと折衷案取りましょう。」といろんなものを受け入れる性格になった私が盛大に嫌悪感を覚えるのです。もうどうしようもありません。相性が悪かった。


ため息をついて私は甘々なラブコメを読むことにしました。

ざまぁって何でこんなに流行ったのでしょうか。懲らしめとるなぁとは思いますがそんなに気持ちいいものなんでしょうか。口が悪すぎますが、「私ざまぁ系である人をこらしめて地に這いつくばらせるような小説が大好きなんだ!」って言われたら性格疑いませんか?

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