あなたはそんなにこの一話が地雷でしたか?
ちょっと長め?
数日前、「見るのやめます」についてのお話を投稿させていただきました。
今回はその話の中でも特に
「この展開無理。見るのやーめた」
についてもう少し考えていきたいと思います。
最初に、私は小説の続きを見ていられずに見ることをやめるということはよくない事であると主張したいわけではない事を書いておきます。前提の条件にあくまでネット小説のため沢山の小説を自由自在に読むことが出来ます。せっかくお金をかけて買った小説はしっかり読み終えたいと思ったりすることもあると思うんですが、なろうは無料。読むことをやめることに後ろめたいことが無いことも多い。気に入らない小説を見る見ないは購入した書籍でも、なろう小説でも同じ。今回は「そんなに地雷??ちょっともったいなく感じちゃうよこの後の展開が面白いのに〜」と言ったような、何々してほしいというほどではないけどこうしたらいいのに…といったゆるい形で進めていきます。
まず。小説は小説。あくまでフィクションが主であると言えると思います。だからこそ、誰かがとてつもない苦労をすれば、また誰かの心がポッキリと折れる。また誰かがどこかの世界でモンスターに襲われたりしていなくなることがあれば、誰かに切り捨てられてあっけなくその世界からいなくなることがある。そう言った描写のある小説は少なくないでしょう。なぜなら、誰を生かし、誰が成功し、誰が辛い思いをしているとそこから作者が小説を進めていくにつれ、その辛い思いを乗り越え、大きな成長へとつながっていくという、より小説を読むことを楽しめるような大切な続きを書くためのシーンの1つであると私は思うからだ。
私がとある小説を読んでいると、とある登場人物が、また別の登場人物を貶めて、騙して、ピンチへと追い込んだのだ。
すると、感想欄は阿鼻叫喚。きっと今ピンチの登場人物は素晴らしく人気のあるキャラクタなのでしょう。死んでほしくない。私もそう思いました。そこでこのコメントが目立つのです。「こいつが死んだら見るのをやめる。」
物凄く気持ちはわかる。死んでほしくないもん。でもきっと主人公が救ってくれる。そう考えて読み進めることもきっと大事。もしかしたら想像を絶する死闘を繰り広げ相打ちとなってしまうこともあれば、もしかしたら思っていたよりもずっと簡単に死んでしまうこともあるでしょう。
さて。これを悲しむことは至極当然の感情。感想に心配を残すことは作者にとって狙い通り。そう感じさせたいと思っているならば。
そしてこれを乗り越える主人公の成長のための必ず必要な一部であるのだ。確かに、死なせなくたっていいじゃん!とかわかるけど、そんな重要なことを感想を受け入れ簡単に「じゃあ生きのこらせよう。」とはならないと私は思うのである。
もちろん死ぬことだけではなく、文字通り見ていられない展開でもその続きの救いを求めて読み通せばきっとハッピーエンドが待っている。見ていられないことは見ないと決めるにはいささか早いと思う。きっとあなたのどうしても譲れない地雷がそこにあったのでしょう。わかります。これだけはしてほしくなかった。許せない。
辛くて辛くて仕方がなくてこの先が読めなくなってしまう。そんなことは起こりうる話だ。しかし、感想欄で嫌悪感をマシマシにして感情を爆発させたまま人を不快にしてはいけない。
作者は必要だと「感じた」シーンである。少し話がずれた。見ていられないからと言って感想で「変えろ!」は無茶だと思う。是非感想を残す前に少し言葉遣い等考えてあげてほしい。
私はゆるーく小説を読み漁っているだけありうわぁ…辛いと感じることもあるが比較的少ないダメージで今後の救いを求めることができたりします。もちろんいつか出来ないときがくるかもしれない。私は続きがますます気になる人だと自分で思っていました。
そして「裏切り」や「絶望」、「常識があまりにも通用しない残念な人物」には嫌悪感を覚えます。しかし、見るのをやめてしまうほどのものはありませんでした。(ここはやはり個人差。)そしてどちらかというと純粋に、何かわからないけど肌に合わないというべきか、すらすらと読めなくなったか、自分でも理由も薄いまま離れていってしまうということもあります。ウキウキ感を感じられなくなっていったのでしょうか。もっと期待をしてあげるべきだったのだろうか。
しかし是非一瞬でも、これを乗り越える時の感動を期待してほしい。良い小説はものすごい感動が待っている。小説を見極め、見込みがないと判断することはおかしくないが是非無言で立ち去ってあげてくれ。
もちろん無理して小説を読みきる必要はない。ものすごい量の小説を無料で読むことができるなろうである。気軽に読むことをやめることができ、新しい小説を読むことが出来るのは最も大きなメリットの1つであることは確かだろう。
少しまた別の話をしましょう。「常識が通用しない人物」「狂人」「女好き」「話が通用しない、話を聞かない」人物についてです。いわゆる恐ろしいほどヘイトを買う人物です。恐らく使いやすくなる設定の1つにもなるのでしょう。感想欄でも登場人物に嫌悪感を示す人が大勢いたりしますね。そこまでヘイトを買わせる人物でなくてもいいのにとは思うこともありますが、それが重要な人物であればあるほどいいスパイスになることが多いですよね。暴言吐いちゃダメですけど。どれだけ嫌いな人物がいても小説の中の人物ではあるため、感想欄では怒りをあらわすにしろ冷静さが必要だし、早く殺せよとかを言うことはちょっと無責任。なんなら感想欄の口調の方があなたが嫌っている登場人物よりずっと話が通用しなさそうですけど…みたいなことをひっそりと思っていることもありました笑
ヘイトを買う登場人物がいたから見るのやめるってなんかもったいないですよね。そんなに嫌悪感を示すのかい?ヘイトを買う人物は早々に「ざまぁ」でもされて退場するか、章のボスとでもなったりラスボスへと関係がつながるような人物だと思うのです。極端な設定なだけあり立場も極端であってほしいものです。これもまた見かけましたが、クズばっかりが章ごとに立ち代わり立ち代わり、ずっと繰り返されるのもシンプルだと。そうなると不快感だけが残る。と。それはそうなのかもしれないなと思いましたが、正直そういうスタンスの小説だといつのまにか割り切って読んでいたりします。イライラすることもあるとは思いますが。
一瞬だけ。「それはそう」って言える人少なくないですか?言い換えると一部分すら相手を肯定できない人が目立つということです。話が通用しません。議論にならないです。もはやなろうのヘイト買いの人物のようです笑こちらはまた別の話で掘り下げましょう。
ヘイト買いは名の通り注目を浴びます。そしてますます多くのヘイトを買います。印象には残るでしょう。印象に残らなければ、見るのをやめられてしまう。必死です。だがあまりにもヘイト買いの行動が目に余る。読者は読むのをやめてしまう。きっと苦悩です。いい印象をつけることはとんでもなく難しいことだと感じています。読んだ大抵の人は、無感情のまま読むのをやめるのでしょうか。そこまで極端にはないにしろ「あっこの小説いいね。」と強く思うを増やすのは間違いなく難しい。いろんなやり方を考えて、人の心に止まるものを作っています。
その中に地雷が存在します。なろうの流行りもろとも全て地雷の人間も多くいると聞きます。分かりますが、数字として出ているのは地雷祭りの小説である。嫌いなものがわさわさと蔓延るのは不愉快でしょう。だからランキングの上位以外から探すそうです。そういう時はランキングに載る小説はすごいなぁ(白目)で眺める私ですらあります。とんでもない良作に出会うこともあります。判断は冷静にしたいですね。
最後に伝えたいことは、何か気に入った小説があった時、地雷になり得る状況となってしまった時、「そういう表現もまあある。きっと必要なものであるのだ」と考えてみるというのはいかがだろうかという事。
地雷ワードが題名にはびこるランキングでも流行りは流行りであり無差別な嫌悪は意外と良作を見過ごすこともないわけではないこと。
楽しめる小説の範囲が私にとって広いだけかもしれませんが、気に入った小説は大切にしてあげてください。
ぜひ穏やかで気持ちのいいなろうライフを。過激になる前にそういうものもある。と、自分は苦手かもしれないけど、好きな人もいるよ。と認識してあげてください。
書きたいことが山ほどありますが、文章にするのはやはり難しい。言いたいことがあっちこっち行ってしまう。整理が難しいなぁ。
あ、あと短編ラブコメみたいなものをちょっと書いたけど、気持ち悪いだけだったわ。どうにかならんかなぁ。