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スカーレットの森  作者: 結姫普慈子
第一章 学園
34/54

34. プールに行く前に

 翌朝だった。

「ねぇ、起きてアンドー君。起きなさいアンドー君!!」サクラの大声に俺は起こされた。

「なんだぁ?!朝っぱらから、あ、サクラおはよう」

「おはよう、アンドー君。プール行く前にシャワー浴びてきちゃいな。私はもう入ったから」

「わかった」俺はそう言って昨日手に入れた荷物から下着を出すとシャワーを浴びに行った。

「制服は洗っといてあげるから、ここで脱いで私に渡して」まあ下着姿くらい見られてもいいか、と思って俺は制服を脱いでサクラに渡す。「じゃあ、洗ってくるね。またカードキー借りるよ」サクラはそう言って部屋から出て行った。

 俺がシャワーを浴びていると脱衣所にサクラが入ってくる。「ここに制服置いておくね」

「ああ、ありがとう」幸い、俺は今回はお風呂場の中にいたので裸はサクラに見られなかった。

 シャワーを浴びて着替えをすましてしまうと脱衣所を出る。

「ねぇ、アンドー君。プール楽しみだね。今日は晴れだよ」

「でもまたスカーレット先生寝てるんじゃないか?」俺は窓に近寄り時計盤を見る。時刻は9時だった。「まだ朝早いし」

「ううん、そんなに早くはないよ。お姉ちゃんはまた私が起こすから、任せて!」

「そういえばこの学園の授業はどうなってるんだ?」

「え?授業?ただ受けたい人が受ければいいんだよ。結構自由なんだよね、この学園。私はまったくもって何も受けてない」

「それなのに学校なのか?」

「未来を見越して作られた場所だからね」

「ふーん。朝食は俺とサクラと先生の三人で食べるのか?」

「売店で何か買って行ってお姉ちゃんの部屋で食べようよ。それがいいよ」

「それもそうだな」俺とサクラはそう言って部屋から出ていく。


 スカーレット先生とサクラの部屋に着くとサクラが扉を開ける。

 やはりカーテンは全開で今度はスカーレット先生はベッドで布団もかけずに昨日見た下着姿で大の字で眠っていた。

「やっぱり、朝から目に毒だ・・・」

「お姉ちゃん起きて!起きるんだよ!朝だよ!プールだよ!ご飯食べるよ!」サクラはそう言いながら下着姿のスカーレット先生の身体をゆする。

「ん~、なあに、サクラおはよう、安パイ君もおはよう。そっか今日はプールか、眠い・・・。サクラ、コーヒー作って」

「わかった」サクラはそう言うと部屋の奥のほうへ進む、俺も下着姿の女教師と一緒にいるのは嫌だったのでサクラと一緒に部屋の奥に行った。

 そこはキッチンでサクラはカップを手に取る。透明のポットのスイッチを入れると底から黒い液体が上昇してくる。それをカップに入れるとベッドに持って行った。

 俺もカップを取り出してそのコーヒーを入れる、口に入れると直ぐに目が覚めていった。


 しばらくするとお風呂場からシャワーを浴びる音が聞こえてきた。先生が入っているのだろう。俺は無心のつもりでキッチンでコーヒーを飲みこむ。

「きゃはー、お風呂面倒だったー!!!サクラー、サクラ―どこにいるの?キッチン?」そう言って先生は俺のいる場所に近付いてきた。

 まずい・・・。

 先生の裸と俺はでくわした。

「あら、安パイ君。また私の裸見たわね。エッチなんだから」先生はずぶぬれでタオルを頭の上にかぶっていた。

「先生の裸は、いつ見ても素晴らしいです・・・」俺はそう言う。

「当たり前じゃない。私の裸の写真のポスター、安パイ君にならプレゼントしもいいのよ」と言ってポーズをとる。胸を両肘でよせあげる。まんまるだったおっぱいはぎゅーっとして、おっぱいと乳首がとんがる形になる。

「この山はスカーレット山・・・」

「なぁんてね、サクラどこ行ったの?」

「多分、ご飯買いに行ったんじゃないですか?」

「あら、そう。暇だしサクラが帰ってくるまで安パイ君からかってよっと」そう言って俺は裸の先生にからかわれた。

 その柔らかなおっぱいを頭の上に乗っけられたり、柔肌の濡れたお尻を膝の上に乗っけられたり、そんなことをされたような気がする。

 だが俺はその時、悟りを開いていたので大丈夫だった・・・というのは本当のことではないが。

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