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神殺しの王となる。  作者: 唐松あせび
一章 モハナト革命
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五十話 モハナト革命戦前半

 時は8時45分です。これが、作戦決行の時刻でした。

 クラリスがギルド前通りに出て喝采を浴びながら大きな声で、諸君らが正義であるという旨の簡単な演説をし、冒険者たちを鼓舞して戦闘準備の号令を掛けました。

 ナービは知人であるA級、B級魔術師80人に航空部隊への参加を申し入れ、その数68人の航空部隊を作成しました。

 ザリとカルワナは遠征部隊500人をギルド200メートル東方の広場に配置させました。

 三つの部隊がツヅルの言うとおりに動いています。

 そのことに優越感を感じる人もいるかもしれませんが、ツヅルの気は存外小さいものでした。

 最後の最後で絶対に失敗したくない、という人並みの恐怖を抱えている彼は自分の企てたこの作戦の結果を知るまでは堂々と誇らしげに仁王立ちしている余裕などないのです。

 いくらか完璧主義に傾いているために、色々なものを巻き込んで問題を文字通り完璧に解決しようとする彼でも1000人を越えた人間を同時に扱うのは、前世二十数年をあわせても初めてでした。

 それ故に、現在ギルド長室の窓から冒険者が奮励奮起している光景を見て感慨に染まっているレダンと、別にふかふかではないソファーに座り、先程から天井を見ながら一切動いていないシャルインとの間に立っているツヅルは、一種の興奮状態に陥っています。

 間に立っている、という表現が正しいのか、と疑問が浮かぶほど(せわ)しなく室内を歩き回っており、こめかみを一定のリズムで叩くという彼の思考時に頻出している仕草をしていました。


「全速前進せよ! 敵は前方にあり!」 


 奇行に称されてもおかしくないほど、落ち着きのない行動ばかりしているツヅルが部屋を一周し、窓まで戻ってくると同時に冒険者部隊の一番前方に立っている片手剣一本を掲げているクラリスの突撃命令が聞こえました。

 一番前方に立っている、これもツヅルの不安の一つです。

 彼は当初クラリスは指揮官のようなものだし彼女が死ぬとこの革命自体が破綻してしまうので、一番後ろにいて下さい、と頼み込んだのですが、幸か不幸か――ツヅルにとっては間違いなく不幸でしょうが――彼女の英雄的素質が働いてしまい、


「私は確かに貴族になりたい。しかし、名ばかりでは嫌だ」


と、言って聞きませんでした。

 最後方にいたとしても間違いなく冒険者たちに支持されるであろう、と推測を述べても、無駄だったのでツヅルは大人しく引き下がりましたが、不安で気が気ではありませんでした。

 しかし、突撃隊長の死にやすさは想像するだけでも明らかでしょう。

 なので、神というものを信じないツヅルも流石に神に祈ってしまうほどの事態でした。

 



 相も変わらぬ雲一つない晴天に当てられながら、武装したおよそ1000人の人々が南門とモハナト家屋敷を繋ぐこの街一番の大きさな大通りを勢い任せに走っていきます。最前方には鮮やかな赤色の髪をした女性としては背丈は高い方の、クラリスが冒険者達を率いていました。

 なんと恐るべきことに、彼女は急所しか守られない薄い鎧を身に纏っています。

 1000人分の足音はまるで天変地異の前触れと記述しても嘘ではないほどに巨大で、その熱気は通常地獄にいかなければ味わうことのできない灼熱具合でした。

 当然のことながら、大通りといっても1000人が横並びで走れるほど大きくはないので、横道に弾かれた冒険者は自分の判断で狭い路地を迂回するなどして、目標の場所まで向かっていきます。

 これは、モハナトの地理を把握している冒険者達だからこそできる技でしょう。

 兵の数よりも狭い道を通る進軍が全く詰まらずに終了する、という大挙を冒険者部隊は成し遂げたのです。

 進軍速度はツヅルやカルワナが予測した1キロ30分というものよりも、遥かに早い1キロ20分でした。

 そんな冒険者を率いているクラリスの隣で、布の服上下一枚、短剣一本という彼女よりも軽装備な「湖の剣」のアタッカーで、狐族の獣人であるフストは優れた身のこなしで、ある程度舗装されている街道を緩やかに駆けています。

 フストがクラリスと共に先頭を走っている理由は、彼女の護衛をレダンから頼まれたからでした。 

 フストの本来の職業である暗殺者の性質上、このように先陣を切るのには向かないのですが、しかし実力者であり尚且つ冒険者部隊に配属でき、更に革命の真相を少しでも知っている者は彼女しかいませんでした。


「アーキュリー様、敵を発見しました」


 中央区南モハナト軍との戦闘開始予定地まで後、数百メートルといった所でしょうか、人間よりも遥かに良い獣人の視力を用いたフストは最初の敵を発見しました。

 丁度彼らは中央区南の入り口である、まるで城門のようにも見える、鋼色の石でできた大きな市門を塞ぐかのように高さ1メートル程度の暗めの赤色をした金属的な光沢のない小さな壁、まさしく魔力石でできた魔法耐性のある壁で一時的な防壁を造り、その後ろで待ち構えているようです。

 中央区への入り口の中でも最も大きなものである門の横には刺々しい針が付いている柵によって、中央区かそれ以外かが分けられていました。実質、中央区への入り口と言ったら、東西南北の市門の四つしか存在しませんでした。


(この柵も革命によってなくなるのだな……) 

 

 クラリスは他人事かのようにそう心の中で呟き、一旦走行の速さを少し緩めました。

 流石に要塞とはいえなくともそれなりに守りが固い所を、数が多いからといって無策で突撃するようなクラリスではありません。


「敵、500メートル先にあり! 『魔法壁』を張れ!」


と、弓や魔法などの遠距離攻撃の対策のために魔術師に「魔法壁」の詠唱を命じました。

 さて、モハナト中央区南の地理について、もう少し言及しましょう。

 まず、中央区は空から見ても綺麗な円型に見えるほど丸っこく、外側にはその円を囲うかのように、ぐるりと一周馬車用の道路があり、その更に外側に住宅街やら貴族街やらがあります。

 この道路というのは、ギルド通りや商店通りなど東西南北の大通りの全てに通じていて馬車がよく通るため、一番狭い場所でも馬車10台が横一列になって走れるほど大きいものです。

 まさに、クラリスたちにとってはおあつらえ向きと言わざるをえない道路で、流石に全員同時とはいきませんが魔法などの遠距離攻撃も含めればかなりの数が攻撃に参加できるように思えました。

 そういう地形にも数にも天気にも恵まれたモハナト革命軍冒険者部隊は9時35分、遂に中央区南のモハナト軍115人と対峙しました。

 



 冒険者部隊に参加していた冒険者の中で革命戦終了後、革命についての手記を書いた者のほとんどが第一戦である中央区南会戦の状況を濃密に記述しています。

 その理由は、彼らがこの会戦によって初めて戦争などで行われる大規模な戦闘を体験したからでしょう。

 最前線で戦ったとある剣士は、


『クラリス・アーキュリーの話も聞かずに最初に突撃していった冒険者が、敵10人の魔法を一身に受けて、元々人間だったのかすら分からないような焦げた肉片に変貌したのを見たところから戦闘は始まった』


と書き、またとある魔術師は、


『まず、最初にモハナト軍がまだ300メートル以上も離れたところから一斉に魔法を放ち、最前線にいたこちらの戦士数十名が死亡した』


と書いています。

 冒険者達は味方が1000人いるのにも対し、相手が100人しかいないということに無意識か意識的かは定かではありませんが慢心を抱いていたようで、南会戦の最初は精神的劣勢に立たされたようでした。

 クラリスはそんな状況を見て、


(これはまずい)


と咄嗟に思いました。

 戦場は街中なので逃げようと思えばいつでも逃げれるこの状況で、冒険者達の士気が下がってしまうことは大問題だということは容易に悟ることができます。

 しかし、そう思ったクラリスがとった行動というのは常軌を逸していました。


「全隊! 突撃ッ――!!」


と、勇ましく叫びながら、敵軍に1人で突撃したのです。

 これは、クラリスの隣を駆けていたフストも、与えられた護衛という役割を忘れるかという程の衝撃を受けて唖然としてしまい、更には敵までもを動揺させたほどの危険な行為でした。

 ですが戦場、それも白兵戦という舞台に際して、極度の緊張状態に陥っていた冒険者にとってこのクラリスの突撃は神がかり的なものに写りました。

 この状況においてそれは、あの人に付いていけば大丈夫だ、という謎の安心感を感じさせるものだったのです。もちろん、混乱の最中に照らされた一筋の光明に彼らは縋り付くことしかできません。

 クラリスに続いてフストが、それに続いて戦々恐々としていた戦士たちが突撃を開始しました。

 それを見て、動揺していた敵も弓や魔法などの遠距離攻撃を再び行います。クラリスと敵との距離は約100メートル、もう既に中央区を囲っている馬車用の道路に入っていました。

 大人の胴体程度の大きさを保ちながら飛んでくる「火炎球」を剣で払い、クラリスは中級水属性魔法である「洪水」を駆けながら詠唱します。彼女は水属性魔法が得意でした。

 単純な魔法戦、接近戦では戦闘慣れした者には到底敵わないから、自分が勝つには邪道を攻めなければならない。つまり、それを自分の得意魔法として選択した理由は、そういう事情からなのです。

 また、クラリスが、怖気づいた冒険者を扇動するために1人で突撃する、なんて無謀なことができたのもこの水属性魔法による敵魔術師の無力化や「水壁」による防御などの策があるからでした。


(全く、卑怯な戦い方だ)


 クラリスは自分の戦術を非難しながらも、それを上手く使わないと自分が死んでしまうことくらいは理解していました。

 馬車一台ほどの大きさの水の塊を魔法陣から出現させ、南門に居座っている傭兵たちに投げつけます。

 魔法耐性がある魔力壁には二つの種類がある、というよりは第一世代と第二世代があります。

 一つ目はベミ型といいアトラ・ベミという魔法学者が発明したもので赤黒いレンガのような見た目というのが特徴の、一つ重大な欠点が存在する魔力壁です。

 その欠点というのが、水を掛けられたらその魔法耐性が失われるというものです。水属性魔法に限らず、水たまり程度の量の水を壁に掛ければたちまちその効力は失われ、ただの壁と化します。

 つまりは、雨が触れば一瞬にして使用できなくなるという欠陥品でした。

 二つ目は、オキミ・ウヌラスがベミ型を改良して開発したウヌラス・ベミ型で、これが今の最先端の魔力壁でした。

 これは、木材のような質感をしていて、ベミ型の欠点であった水の欠点を完全に無くしてあり、更に魔法耐性も向上しているという画期的なもので現在の各国の城には大抵これが施されています。

 前にある壁は前者、即ちベミ型で水に弱いということを彼女は騎士学校で学んでいました。もし、この壁の種類が後者だったのなら、クラリスが一人で突撃という選択肢を選ぶことは無かったでしょう。

 ともかく、そんなチャンスをぶら下げられたらクラリスとしては食いつかざるをえません。

 彼女の放った鍛えられている「洪水」は中央区南の市門に居座っているモハナト軍を水浸しにするには十分なものでした。

 水属性は同じ水属性に弱いので、敵の一部の魔術師には即座に「水壁」を張り、彼女の魔法を相殺した輩もいましたが、動揺していたのが幸いして約半分、15人の敵魔術師の魔法をしばらく封じることにクラリスは成功します。


好機(チャンス)だ! 突っ込め!」


 自分の作戦が成功した喜びなどで意気揚々とした彼女は全体に聞こえるかのような大声で叫びました。

 その喜色溢れる彼女の声を聞いた冒険者は自分たちが優勢であると勘違い――でもないですが――し、士気は断然に上がり地が揺れるほどの足音をモハナトに響かせました。

 この足音は相手にも焦燥を与えたのか、遂にこの会戦の目玉である空軍が全員揃って空に浮かび上がりました。

 50キロ、60キロ、もしくはそれ以上の物体を「浮遊」で持ち上げるということは精霊族や魔族でも難しい技術で、特に飛行しながら攻撃もする空軍だと準備もかなり掛かります。

 以前も述べた、「世界大戦争」の初戦のミイオロドネ湾海戦において空軍という新しい軍が使用された、と聞いた当時の魔法に特化した種族は「人間がそんな技術を使いこなしているの!?」と飛び上がるほどに驚いたという逸話があるほど難易度は高いようです。

 また、陸軍の兵よりも海軍の兵は様々な知識を持っていなければならないので、後者は新兵の育成が遅くなるという常識がツヅルの前世にもあります。それと同じように空軍は戦場を陸海という地面を問わないので、「浮遊」という魔法の熟練度も相まって、最も貴重な兵として重宝されています。

 モハナト軍の空軍はまだ離陸準備ができていなかったのにも関わらず、素晴らしいとしか言いようがない飛行を見せました。

 まず、一斉に飛び立った空軍は離陸当初はヘリウムの入った風船が空をふわりふわりと飛ぶような鈍速さでしたが、空に向かうに連れて段々と加速していってその加速している中で隊列を組み、空高くまで達した時には準備不足で飛んだとは思えないほどに綺麗な隊列で飛行していました。

 元空軍の騎士であるアールナがこの場にいたら賞賛するだろうな、とクラリスは思いました。


(だがしかし、数が少ないのが、その良さを潰しているな)


 クラリスは大きく口を開きます。


「対空攻撃、始め!」


 その空軍は確かに熟練しているかもしれませんが、たった十数名で1000人の冒険者を抑えようというのは何とも無理な話でした。クラリスがそう合図すると、馬車用の道路が冒険者で交雑しているという理由で攻撃に参加できていなかった一部の魔術師が、一斉に空に魔法を放ちました。

 攻撃のための火の赤色や光の白色や岩石の茶色、更にはまばらな水の水色が、地上から空目掛けて飛んでいき、そのまるで逆流星群といいたくなるような光景は数瞬だけ戦場を、この街全体を、敵味方問わずに静寂にさせます。

 100発以上もの魔法に続いて、それに便乗した50発以上の魔法が空に放たれ、それら全てがたったの15人の方へと向かっていきます。視力が獣人ほど良くない人間のクラリスからでは空高くにいて、更に魔法に包まれたモハナト空軍が150発もの魔法をどう対処しようとしたのかは見えませんでしたが、フストには必死に逃げ惑う彼らが見えたそうでした。

 そして、数秒後、15人の死体が空高くから真っ逆さまに街へと落ちてくるのが見えました。


「何とか、やれたか……」 


 先程から立ち止まっていたため、もう既に冒険者たちに追い抜かされたクラリスは死体が街の何処かに落ちたのを見届けるとそう呟きます。

 何故、ここまで空軍に対して綺麗に対応できたのかというと、クラリスが出撃する前から戦闘に参加できるかできないか分からない後方の魔術師に、合図をしたら空に向かって魔法を放て、と伝えたからでした。

 クラリスが先程から戦術を立てたりしているのは、細かい戦術はクラリスさんに任せます、とツヅルが指揮官である彼女に丸投げしたからです。

 彼からしてみれば、モハナト革命を起こし公爵を捕らえることができる作戦を立てれた時点で役目は果たしたも同然でした。

 それに、また細かい戦術を決めるのは臨機応変に対応できる彼女のほうがいいだろう、というのが本音で、後はクラリスが死なないように必死に祈ることだけが彼の仕事なのです。

 まぁ、彼女としてみても、何でもかんでもツヅルの言いなりというのはこれから一つの街の領主にならんとする女としてどうなのか、と感じていたので不満はありませんでしたが。

 ともかく、あくまで考えられる戦術の中で効果的なもののみを取り出し、完璧に実施することができる優秀な彼女によって、敵にとっても頼みの綱だったであろう空軍は完膚なきまでに叩きのめされました。そして、地上でもどんどんと膨大な数の冒険者がモハナト軍の防衛線である市門に突撃していきます。

 そして、この状況に瀕して突然それが起こりました。いや、むしろ今までそうしないことの方が不思議だった程です。

 あくまで自分の命が大切な傭兵は当然、少しでも不利になればすぐに逃げ出してしまいます。

 そう、南軍は士気の低下、命の危機を感じたことによってバラバラになって悲鳴をあげながら逃亡を始めました。それは戦術的撤退などと呼べるものではなく、逃亡のそしりを免れないような不格好なものでした。

 さて、そういうわけで中央区南会戦はモハナト革命最大の動員数の戦いとなりましたが、その結果はモハナト空軍を冒険者部隊が壊滅させた時点で終了していました。その結果の詳細を述べると、革命陣営側死傷者78人、モハナト公爵側は死傷者90名捕虜18名行方不明者7名です。




 予定調和の大勝をあげた冒険者部隊は緩やかにモハナト家の屋敷を目指しながら行進していました。その途中、ナービ率いる航空部隊の内の1人が現在の状況を伝えに来ました。


「まず、航空部隊は臨時で編成されたため苦戦したものの予備兵力40名に勝利しました。被害の詳細は航空部隊15名死傷、53名健在。敵の予備兵力は40名全員死亡です。

 その後に予備兵力の補充のためか、中央区西軍が動きました。なので計画通り、騎士部隊は東に進軍し、航空部隊の助力を得ながら中央区東軍と会戦。結果は騎士部隊8名死傷、492名生存、敵98名死傷、17名捕虜という圧勝でした。現在、騎士部隊の25名がその捕虜が再び戦いに参加しないように街の外へと連れ出しており、100名がモハナト公爵の屋敷へと進軍し、残りの騎士部隊367名が、……それが何故か中央区に入らず、外の馬車道を通って北に(・・)進み始めました。一応、止めようとしたのですけれどナービさんに行かせろ、と言われて」


 このような報告であり、概ねツヅルの予想通りに事が進んでいるようでした。


「……そうか、西軍が動いたのか」

「……? それがどうかしました?」

「いや、あの荒唐無稽な考えが真実だとは思わなかったものだからな」


 クラリスの第三者からみたら意味不明な発言に、その報告員は首を傾げました。


「まぁそれはいい。今、航空部隊はどこにいる?」

「騎士部隊と共に北に向かっています」

「じゃあ、君はナービや騎士部隊隊長達に、880人程度を連れて時計回りに北に(・・)進む、と伝えてくれ」


 その言葉に、報告員は腰を抜かしそうになるほどの驚愕を受けたようです。

 さて、クラリスが北進という選択をした理由について。それは、本日ギルド長室で行われた作戦会議の最後、ツヅルの頭に突如浮かんできたとある推測にありました。

 時はそこまで遡ります。


 

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