第二話 帰宅
「さて、と」
今俺たちは竹藪から出て家への道
を向かっているわけだが
夜暗くなるのも仕方ない今は午後7時半である
「お前家どこかわかるか?」
「いや全く」
「家の鍵は待ってるか?」
葵は一通り確認したあと
「ないね、全くない」
「何が『ないね』だ!どうすんだよこの後!」
「んーどうしよう?」
葵は口に指を当ててしばらく考えていた
しっかしコイツ本当に美人だな
胸もデカいしEカップはあるんじゃないか?
「そうだ!親が来るまで泊めてよ」
「無理に決まってるんだろ!」
「じゃあそこら辺で1日過ごすしかないね」
葵はそう言っていたずらに笑った
コイツ!俺の心を弄んでやがる!
「はぁ、、わかった親には俺から説明するからそのニヒルな笑いをやめろ!」
そういうと「いいの?!」と言って
輝いた目で俺に横から抱きついて来た
色々当たってる
そんなこんなで俺の家に着いたわけだが
ここで衝撃の事実
なんと俺は親へ何も伝えてないのだ!
レオタード姿の美少女を息子が連れ込んだという情景を見たら
親はどう言うことだろう
まあとりあえず彼女って言っとけば
いけるだろう。うん
俺は鍵穴に鍵を入れ鍵を開けた
「おかえり、、、は?」
「なんであんたなんだ?!」
俺の目の前にいるのは俺の姉の斉藤和子
黒髪ロングだ
今は白い部屋着を着ている
「ちょ、あんたそいつ誰よ?!」
「葵?..らしい?」
「らしいって何よらしいって、
何より葵くんは男でしょ?!」
葵が気まずそうに
「まあ、一旦落ち着いて」
「「お前が言うな!!」」
「...つまり、葵くんを探しに竹藪に入ります」
「そうです」
オレらは姉の前で正座している
「で、なっぜ〜か女の子になってる葵くんを見つけます」
「そうですね」
「そうですねじゃないわ!」
姉ここで、オレの頭をヘッドロック!
「ギブ、ギブ!!ほんとに死ぬ!」
姉の腕をタップする
「なんであんたはこんなに
平然としてるのよ?!」
「落ち着いてください和子さん!」
その後なんとか葵のおかげで助かった
とりあえず姉には理解してもらい
今晩は葵を泊めてもらえるらしい
いやーありがたい
姉が両親に連絡してくれるらしい
その代わりプリンは食べられた
オセロの色が変わる
「そういえば学校はどうすんの?」
「行こうかなって思ってるよ」
また色が変わる
「制服はあるのか?」
「和子さんがパジャマくれた時制服も貸してくれるって言ってた」
「なるほど」
石の音が響く
やはり相手は異性
葵がどう思ってるかわからないが
俺は意識してしまう
「俺の勝ちだな」
「うげーまた負けたハル強すぎるよ」
「おまえはもっと考えろ、角における機会が2回もあったぞ」
ドアの音がする、誰かと思って見てみる
「お前ら、もう寝ろよー」
時計を見るもうそろそろ12時だ
「わかったよ父さん」
葵に視点を戻す
「じゃあね、おやすみ」
「おやすみ、ハル」
葵は笑顔だった。




