5話
翌朝
早希»(*´Oゞふぁ~……
欠伸をしながら早希が登校してきた。
愛菜»早希おはよ!欠伸すなww
早希»だって眠いんだもん(っ﹏-๑)
愛菜»分かるけどさ笑
早希は席に着くと何となく机の中のノートを開いてみた。
早希»えっ⁉
何も書かれてなかったはずの1ページ目には多分男の子の筆跡でこう書かれていた。
【初めまして。勝手にノートに書いてすみません。このノートの持ち主がどのような方なのか気になり書いてしまいました。もしこの文章に気付いたら宜しければご返信ください。】
愛菜»早希どうかした?
早希»ん?いや、なんでもない!
愛菜»?そう?
なんでノートにこの文章が書かれてるのか分からないままノートを閉じ机の中にしまった。
そして昼休み
愛菜は昼ご飯を買いに購買に行っている。
その間に朝文章が書かれてたノートを開いて恐る恐る返信を書いてみた。
早希»【初めまして。まさか文章が書いてあるとは思わずびっくりしました。なんでこのノートに気付いたのですか?もしかして夜間のこの席を使ってる方ですか?】
そこまで書いて愛菜が戻ってきたので慌ててノートをしまった。
放課後、今日はわざとこのノートを置いて帰った。