表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

私のメガネ

作者: 織花かおり
掲載日:2021/11/03

当たり前に側にあるもの。その大切さに失う前に気づきたかったです。

そして、大切にできなかったことへの謝罪の気持ちです。

私のメガネ。

メガネがなきゃ、20センチ先も見えない。

なのに、どこへいっちゃったの?

銀のフレームの私のメガネ。


大事にしなかったから、どこかへ行っちゃったの?

ソファに寝てスマホを見る時もはずさなかったから、フレームがゆがんでしまっていた。

それがいやでいなくなっちゃったの?

ごめんね。

ほんとうにごめん。

もう、そんなことしない。

大切にするよ。

だから、出てきて。


何度も何度もレンズがはずれて修理しにいった。

もうけっこうがたがただった。

「大切にしてあげてください」って、店員さんにも言われていたのに。

いつのまにか、あなたがいるのが当たり前になって、扱いがざつになっていた。

失くしてから、気づくなんて。

わたしのばかばかばか。


私のメガネ。

もうこんな過ちはしない。

新しいメガネは、慣れになんかに負けないで大切にしたい。

あなたから教わったこと。

人は経験動物だね。

今も我が家のどこかにいる私のメガネ。

ごめんね。本当にごめん。

あなたを大切にできなかった私でごめん。

あなたの命を粗末にしてしまったことを許してください。

本当にごめんね。



お読みいただき、ありがとうございます。

いつか童話にしたいです。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
織花かおりの作品
新着更新順
総合ポイントが高い順
作成:コロン様
― 新着の感想 ―
物という媒介を通していますけど。 大切な人や想いのことのように、こころに染み込んできました。 ごめんなさいと言える時点で。 その想いは”めがね”には、きっと届いています。 当たり前にいる。 当たり…
[一言]  身近なものだからこそ、ないがしろにしそうなことありますよね。  靴に、車。ありがとうの気持ちを忘れずにいれたらいいです——じゃなくて、忘れないようにしなければ!
[良い点] メガネ大事ですよね。私も愛用者です。一つしか持っていないので他人事ではありません。かおりさんのように物との縁を人のように「ごめんね」と言える心を見習おうと思います。(^^♪
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ