いつでも⭕⭕デー
今回のステージは学校じゃないよ!
番外編にちょっと近いかなぁ?
っていうお話♪(* ̄∇ ̄)ノ
視点は変わりません、
いつも通り理緒奈ちゃんの視点のみ!
ってか基本的に
理緒奈ちゃん以外の視点はありませんっ!
以上っ!!
家…
それは疲れを癒す場所───。
○月○日 午後6時10分
(ガチャッ)
「ただいまぁ~ふぅ疲れたぁ~」
「あら、遅かったわねぇりーちゃん、
今日もおつかれさまぁ」
この人は私の母、
私のことをりーちゃんと呼び、
いつもニコニコしながら私にかまってくる
私は猫かなんかかっ!
まぁ…嫌いではないが
「りーちゃん、ご飯にする?
お風呂にする?
それとも…
ショッピング行く?」
「食事で(ズバッ)」
「それとも…私?じゃないんかいっ!
いや、それでもおかしいけどっ!」
と叫ばなかった私グッジョブ!
ちなみにこのようなやり取りはよくしている
そして私は基本スルーするようにしている
…成長したものだ…私
「あ、食事の前にちょっと部屋に荷物置いてくる」
「はぁ~い、すぐに戻ってくるのよぉ~」
そして私は2階にある自分の部屋に向かった
─────(五分後)─────
ドドドドドドド
ドドドドドドドっ!
バタンッ!
「お母さんっ!ちょっと何あれ!」
「え?何って?それよりご飯できたわよ」
「それよりもじゃないっ!
いや、ご飯作ってくれたことには
感謝しているが今はそこじゃないっ!
何っていうのは
私の押し入れに入れてある
首から上しかないマネキンのことだよっ!
しかも後頭部とか鼻とか欠けてっし!」
「あ、ごめんねぇ~
それおねぇちゃんの部屋にあった
ヘアカット用のマネキンなんだけどぉ
壊しちゃって…テヘペロっ☆」
「可愛らしくいっても駄目だからなっ!
ってかなんで隠し所が私の押し入れなのよっ!」
「だってぇ~お母さんの押し入れにいれると
木っ端微塵になっちゃうもん♪」
「あんたの押し入れどうなってんのっ!!」
「こらぁ~!
お母さんに向かってあんたなんていわないのぉ!」
「ツッコミそこぉ?!」
…おわかりだろうか?
私のお母さんは天然お馬鹿さんだ
大変扱いが面倒くさいタイプである。
さらに実は姉も若干お母さんよりで、
発言がどれもお母さんと似ている
そして一家の大黒柱である父は…
「かぁさん…
なんっっっっって可愛いんだっ!
さすがマイハニー!昨日も素敵だったけど、
今日も一段と可愛いねっ!」
…っていうテンションだ
つまりこの家の中で常識があるのは
私しかいないっ!
まぁ何はともあれ、
お母さんの作った手料理を食べ、
(どうして料理の腕だけはいいのだろうか…
いや、もしかしたら料理の方に
全部をもっていかれたのかもしれない)
早めにお風呂に入ろうかと
着替えを持ってお風呂場に向かった
そしてお風呂場に着き、ふと
お風呂場のすぐ手前側にある
洗面所をみてみると…
洗面所に置いてある
コップ型の歯ブラシ立ての中に、
何故か歯ブラシと混ざってポッキー…が…
「おかぁさぁぁぁあああん!?」
思わずその場で叫んだ私を
責めるものは誰もいないはずだ
(トコトコトコ…)
「なぁに?りーちゃん?」
「なぁに?じゃねぇ!
なんで歯ブラシだてにポッキー入ってんだよっ!
しかも剥き出しでっ!
絶対湿気ってんでしょ!
食えと?!歯を磨く前に
湿気ったやつ食えというのかあんたはっ!」
なんでそんな変なことをやってんだよ!
バカか?!バカなのか?!
いや、そういえば元々そんな感じでしたね!
「え?りーちゃんポッキー嫌い?」
「嫌いじゃない!むしろ好きだけどっ!!」
「じゃあ何処がダメなの?」
「え?そ、それはえ~っと…
(普通はなにも言わなくとも
ダメってことがわかるはずなんだけどなっ!
えぇいくそぅ…
あのお母さんに分かりやすく説明って…
なんて返せばいいかわからないぃぃぃい!)
と、とにかく駄目なの!!」
「ん~わかったぁ…
じゃあちゃんと袋に入ってるやつにするねぇ」
「問題はそこじゃないっ!駄目ったら駄目!」
「えぇ~お父さんもさーちゃん(お姉ちゃん)も
いいねそれっていってたのにぃ~…」
「あいつらもかぁぁぁぁぁあああああ!!」
…こうして理緒菜のツッコミは
日々鍛えられていくのであった。
※ちなみにポッキーは極太です。
今回も見ていただき、
ありがとうございました!(*´∀`)
次回は10/11に投稿予定ですっ!