開戦!?
どうも、越木です。
ちょっと落ち込む事が有り、
暫く間が空いてしまいました。
すみませんでした。
只今、何故か他の猿人族に腕を掴まれてドナドナ中だ・・・。
探索者は見た目と年齢が不一致で俺も大人である可能性があるというのに子供は外に出てろって酷くないか?
腕関節を極められているから暴れられないし、
極めてる奴の目が地味に怖いんだけど・・・。
ロリコンだったら死ぬしかないかもしれない。
ペロペロ地獄なんて耐えられないし。
赤ゴリラとテンタクルは中にいるのに理不尽過ぎる。
そんなことを考えてたら土竜族のむさい連中の休んでいる休憩室の中に連れて行かれた。
珍しい物を見る目が俺に集中する。
「キャンディいるか?」
は?
ドナドナされていると思っていたら餌付けタイムが始まってしまったんだけど
甘い物はもう結構なんだけど好意はむだにしたくないしな・・・。
「煎餅あふ?」
上目遣いを使って次の催促をしていく。
キャンディを頬張りながら言ったから発音おかしいけど気にしない。
・・・おっ? これ結構旨いな。
煎餅があるなら餅系統と米系統がある可能性が高いな。
後でミルクが持ってくる手筈の、
ここら辺の作物表を見るのが楽しみだ。
そんなこんなで餌付けタイムの一時間をやり過ごし、
お菓子は高級品だったのかレベルが2つ程上がった後やっと奴らが帰ってきた。
「ごめんごめん!遅くなっちゃった。」
「・・・何故?」
「鉄と職人の輸出に釣り合うものを探すのに手間取ったからよ。渋谷は今は木ぐらいしか無いから。」
「そう・・・。
で、何で置いていったのカナ?
答え様によれば本気で怒らせて貰うけど。」
「
そう言えば、アキバの報酬渡してなかったわね。
はいっ!」
露骨に避けおった・・・。
まぁ、20万ガベルがきちんと光板に収められるのを確認したからひとまず生活は暫くは何とかなるな。
食料は現地調達じゃ味気ないし、
スパイスはどうしようもなく高いから買ったが速いのだ。
塩が何処にあるか知らないし。
「うさうさ、
大事な話があるの。しっかり聞いてね?」
「やっと理由を言う気になったの?」
「理由は言わないけど、
他に有るの。」
「他とは?」
「シブヤへ進軍している国があるの、
恐らく時ズレの影響であちらは到着寸前よ。」
やばくないか?それ。
シブヤが制圧されてしまえばまた野宿に戻るだろうし、アキバやイケブクロも安全とは言えなくなる。
ここらで一番大きい都市であるためにほかの都市の隠れ蓑にも成っているのだし。
「どれくらいの強さで?」
「1人あたり森の虫五匹分位の強さかな、
数が数だし緊急招集かけてるらしい。
装備は粗製の鉄鎧、ぎりぎり石剣で切れる位だ。
あちらから仕掛けてきたのだし、徹底的に試せる物は片っ端から試したらしい。 」
ガーネットソードでも切れるかな?
社会主義国、
雷牙国との戦争が始まる。




