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出発!

翌朝、水野を叩き起こして朝早くから準備を完成させ、西口へ行く。



「アキバってどんな感じに成ってるんだろうな、

ワクワクしないか?水野。」


「いや、しないけど・・・。

興味はある。」


他愛もない話をしているとギルドまで着いた、

西口まであと半分位だな。



ギルドは深夜を除き殆どの時間あいており、

各通りへはギルド本部を通らなければならないので、

ミルクが通ったか聞く。

あいつなら寝坊とかも有り得るし。


「ギルドマスター、今日は来ましたか?」


「ええ、南通りへいったとおもいますわん。」


「ありがと。」


今度の受付嬢は犬の子で、服は赤色だった。


「いえいえ、これが私達の仕事でもありますしっ!わん。」


一々わんってつけなくても良いだろうに・・・。


と思うけど突っ込んだら何か泣かれそうな気がするしそのまま放置して南通りへ行く事にした。


南へ歩いて行っていると青い鎧と風にたなびくピンクの髪が見える。


「おはようございます!」


あれ?結構大きめに言ったのに反応がない?


さらに近づき、気づく。


こいつ、立ったまま寝てやがる。


「起きろっ! 」


頭に拳骨をかまし、眠気を覚ましてやる。

親切だよね、隣で鉈を振り上げた友人よりかは。


「あ、え、ふぇ?

もう朝か・・・二人ともおはよ。」


「なんでこんなとこで寝てるんですか・・・。」


気を逸らしている間に水野に鉈を仕舞わせる、

見つかると色々とそれはまずい。


「なんとなく星空が見たく成ったからよ。」


ていうことは、夜からずっとあのままだったって事か・・・。


「それじゃあ、道順を説明するわね。

まずは、ここから樹海を超え、

廃都 ミナトクへ行くわ。

その後、トウキョウタワーへ行けば、

そこにアキバは1日に一度接岸して門を開くわ。

そこを狙う以外に友好的に侵入する手は無い。

という訳で、出発するけど準備は出来てるかしら?」


「ばっちりです。」


「なら、しゅっぱーつ!」


こうして、長い旅が始まるのだった。


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