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報酬受け取りと、情報集合の始まり。

どうも、越木です。


昨日の夜、見事に降りる駅を電車が発射し、

その頃にやっと気付いたせいで

知らない無人駅で雨にうたれて迎えを待つはめになって、若干ブルー気味です・・・。


やっぱり一人で位とろにい居るのって怖いですよね。

衝撃の事実を突きつけられ、

呆然としかけたがそいつと合わなければ問題はない。

そう結論付けてシブヤの東の門をくぐる。


判断するにも情報が足りない、

情報が無ければ有事には備えられない。

ギルドマスターあたりから情報を聞き出そうかな。


そう思いつつギルドの扉を開き、受付へと行く。

どうやら今日は受付が違うようだ。

交代制なのかもしれない。


「こんにちわーっ!

うさうさ さんね!初クエスト成功おめでとっ!」



腕は羽毛に覆われた緋色の鳥の羽、

足は独特の小さな鱗に覆われた若草色の細い脚、

胴体と頭は人間の女性である。

それが、前の受付嬢の着ていた服と色違いの服を着ていた。前のは青だったがこちらは黄色だ。

種族は邪鳥類(ハーピー)辺りだろう。


「ラズウェルさんの依頼成功の報酬は、

10000ガベルですよ。

良かったですね、ボッタくられましたよっ!

ワームウッドはこの本数だったら20000位の値段になるんですよぉ。

ま、クエストですし仕方なぁーい!」


無性に殴りたい、

笑顔で説明してるこの笑顔、

本当に殴りたく成ってくる。

まあ、後が怖いし殴れはしないんだけど、

この衝動どうしてくれようか。


ひとまず、この気持ちは置いておいて、

報酬を受け取る。

財布に結構余裕ができたので暫くは大丈夫だ。

・・・種ご飯さえ頼まなければ。


「ギルドマスターは何処に居るか知ってる?

話がしたいんだけど。」


「あぁ、マスターは南の通りのギルドに一番近い、 でかい方の家にいらっしゃりますよん。」


「ありがとね。」


一応、お礼は言っておかないと

・・・ムカつく奴だけど。


「ばいならー。」


どこの方言だよそれ。


南の入口を出て、すぐ、問題の家は見つかった。

でかいと言っても、もろに倒壊しかけのビルを補強して使っているだけだった。


表札もきちんと出ていて、ミルクの家とばっちり書いてあった。

此処で合っているみたいだ。


「ごめんください。

ミルクさんはいらっしゃいますか?」


入口から叫んでみる。これで家に居たら返事が帰ってくるはず。


「だれー?」


奥から寝ぼけた声が聞こえる。

今まで寝ていたようだ、昼間なのに。


「うさうさとテンタクルです!」


「なら、自由に入ってきていいよー。」



許可を貰ったので堂々と玄関に入り、

上がる。

ギルドマスターはどれくらいの情報を持っているやら。


マスターを名乗っているくらいだから膨大な情報が入ってきたら嬉しいけどね。



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