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不揃いな勇者たち  作者: としよし
登場人物 その2
135/357

その他の登場人物 その2

【その他の登場人物】



〇マルクス=アーノルド

フリッツの師匠でアーノルド流派の使い手。一見魔法使いのような風貌をしているが、れっきとした剣士。腰が曲がっており、戦いのために右足を不自由にした。

食えない老人で、フリッツとは師弟関係だが実の孫のような愛情を注ぐ。しかし目的のためなら手段を選ばない狡猾さも持つ。




〇ダンテ=ヘリオ

ルーウィンの養父であり、弓の師。『ギルド潰しのダンテ』の名は今なお大陸に響き渡っている。腕っ節が強く、豪快で気の優しい男で、なぜ彼がギルド潰しに身をやつしたかは弟子であるルーウィンも知らない。

しかし三年前に謎の死を遂げる。



〇スティーヴ=ガルシェ

キャルーメル魔法高等学校の理事長。若くして常人を逸した才能を発揮する。とある理由から、実は魔法より発明のほうに情熱を注いでいる。グラッセル公室と縁がありコネクションも持っている。



〇アーティ=セスター

北大陸の荒野で診療所を営む治癒師。ダンテの死後、数年ほどルーウィンを介抱しており、彼女を娘か孫のように思っている。ティアラに治癒術の手ほどきをする。



〇リード=カーソン

南大陸のステラッカに住み、樵として生計を立て妻と子を養う。かつてルーウィンはカーソンを仇とみなし、命を狙ったこともあった。



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少女とギルド潰し
   ルーウィンとダンテの昔話、番外編です。第5章と一緒にお読みいただくと、本編が少し面白くなるかもしれません。
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