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魔王の日常  作者: НАЯЦ
13/28

EX.2 魔王設定決定戦 Act1 バスク・ドール編

こちらは、『ドール・バスク編』です。


今回のEXストーリーは、ドール・バスク編とチサト・ラム編の2つを同時進行させます。

同じ時系列、同じ場所で戦っていますが、それぞれのチーム内でのやりとり等はそれぞれのチーム側のストーリーでしか語られません。

片方のチーム内でのやりとりを知ってしまうと、もう一方のチームのストーリーに関する多大なるネタバレとなる恐れがあります。


なので、ネタバレは嫌だ!と言う方は『ドール・バスク編』もしくは『チサト・ラム編』のどちらかのみをお読みください。

辺りは白かった。とにかく白い。白い机、白い椅子、水の入った白い容器。ドアと思われる物の上には黒字で『控え室』と書かれた白いプレート。その隣にはこれもまた黒字で『針が0の所に来たら開始!』と書かれた白いプレート、目盛が無く、本来『12』と書かれているところに『0』とだけ書かれた時計らしき物があった。

バスクとドールは椅子に座り、作戦について話し合っていた。


バスクは机の上のロッチボールを全てドールの方へ押しやって言った。


「俺はロッチボール、いらないぜ」

「なんでだい?」

「俺は戦闘中にゴチャゴチャ考えることが苦手なんだ。そう言うのはお前さんに向いてるよ」

「じゃぁ、僕が4、バスクが1と言うことにしよう」

バスクはむぅ、と言う顔をする。何としてもロッチボールは使いたくなかった。理由は簡単だ。面倒だ、得体の知れないものは使いたくない。この2つがバスクの心を占めていた。


「おそらく、チサトは『妖精千撃』を使ってくる。それを迎撃出来るのはバスクだけだ。けど、腕が4本あるに等しい相手に腕2本で挑むのは不利すぎる」

「むぅ……わかった、俺がロッチボールを1つ、持つことにする」

「ありがとう、バスク。隊列としては、バスクが前、僕が後ろで行こう」

「うむ、そうだな。向こうはどちらも魔法が得意だから何とも言えんが、おそらくチサトは前に出てくるだろうな」

「うん、そうだね。魔法を撃ってきたら僕が全部相殺するから、バスクは」

「接近戦を挑まれた所を迎撃する、だな」


そういうこと、とドールは頷く。


「さて、そろそろ時間だね」

「うむ、どんな地形か分からないから、気を付けよう」


『試合開始!とっとと部屋から出やがれ!!』


「いくぞ!」


2人は部屋から飛び出した。

まだ前振りです。

短くて申し訳ない(土下座


これからどんどん書いていきますので、おたのしみに。

尚、2つ同時進行で書いているので更新は遅くなってしまいます。申し訳ないですorz

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