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魔王の日常  作者: НАЯЦ
11/28

番外編 魔法解説

この回では、作者がぐだぐだと『魔王の日常』の世界における魔法について語ります。

「そんなのどーでもいいんじゃ!」とか、「てめーの世界観なんぞ知るか!」って言う人はサクッとスルーしちゃってください。


ちなみに、この番外編を掲載した日|(2/1)のユニーク数はこの後の作品の設定に大きく影響します。

……って、宣言しておかないと作者の迷いはノンストップです。

あぁ、迷いを断ち切る刀が欲しい……。

ここら辺で魔法についての解説をしたいと思います。

まず、魔法には大きく分けて2種類あります。

・精霊魔法

・元素魔法

この2種類です。

これらについて、簡単に説明します。


・精霊魔法

『妖精の戦い』でチサトが主に使ったのはこの類いの魔法です。

『魔王の日常』の世界には、様々なモノをつかさどる精霊がいます。日本で言うところの、八万やよろずの神と言ったところです。この精霊の力と、自らの魔力を混ぜ合わせて魔法を行使します。

どの精霊でも良いと言うわけではなく、自分の種族に合わせた精霊の力を借ります。チサトのような妖精であれば、妖精を司る精霊に力を借りる、と言った具合です。種族の間で魔法の名前が違うのは種族の間の違いというところです。

精霊魔法で扱われるのは、主に自己の強化、武器の召喚です。火をつける等の魔法は、特定の精霊を司る種族しか出来ません。

ちなみに、人間は精霊魔法を使うことが出来ません。理由は、そのうち作中で描きたいと思っています。


・元素魔法

『妖精の戦い #4』でライリとチサトがぶつけ合った魔法はこの類いの魔法です。

これは、すべての空間や物体に宿る元素、『マナ』を操り行使する魔法です。

行使される魔法は、火、水、天、大地の4属性に別れています。

火、水はそれぞれ、火、水に関わるモノを操ります。比較的簡単に操ることが出来ますが、細かい操作は難しいため、威力重視の魔法として使われることが多いです。

天は天候に関わるもの、例えば風や雷を扱います。大地は地殻運動などを利用した魔法です。この2属性は扱うのが難しいのですが、使いこなすことが出来れば絶大な威力を発揮します。特に、天属性における『風』の扱いはとても難しく、操ることが出来る人材は限られます。大地属性は主な構成要素となる地殻運動についての膨大な知識が必要となるため、これも扱いが難しくなります。一歩間違えれば地殻の奥深くに眠るマグマを引き上げてしまい大惨事ともなりかねません。

それぞれの魔法の強弱として、以下の図式が成り立ちます。矢印の矢|(とがってる方)が向いている物に対して、大きな威力を発揮します。


火→大地→水→天→火……(以下繰り返し)


『火』は『大地』に強く、『天』に弱い……のような見方をしてください。

一般的に言えば、火は水で消すことが出来ますが、蒸発した水にさらに火が着けば……水蒸気爆発が起き、水の魔法を使った者も危険に晒されます。魔法においては常識はあまり通用しないと言っても良いでしょう。

ただし、大地・天属性と火・水属性の間の力関係ははっきりと言い切ることは出来ません。大地・天属性は様々な変化のさせかたが可能な魔法であり、火・水属性よりも多彩な変化をします。ですから、アイディア次第で『大地』の魔法で『火』の魔法を封じる事も出来ます。とは言え、それは高レベルの魔法の間で起こりうる事で、一般クラスではまず力関係がくつがえる事はありません。

ちなみに、人間はこの元素魔法を使います。

また、元素魔法を使っても武器の召喚は可能です。

さらに、各属性の内在的な性質を利用した強化術も使うことが出来ます。内在的性質はそれぞれ、

火→攻撃力、力

水→防御力、守り

天→素早さ、移動速度

大地→魔力

を秘めています。『妖精の戦い』でチサトが使った『付加』は、『火』の内在的性質を利用したものです。


そして、魔法の威力は主に『詠唱の長さ』に比例して強くなります。ですが、同じ言葉を繰り返したり、無意味な言葉を詠唱の中に組み込んでも効果はありません。魔法を詠唱で強化するには、それ用の言葉があります。例えば、チサトが真っ先に使う『妖精魔法ピクシリクス加速アクセラ』の威力を上げたいときには、『疾風』や『翼』などの『速さ』や『加速』をイメージさせる言葉を用います。

逆を言えば、あまり高い効果を求めない時や、十分すぎる魔力を持っているため強化の必要がない時には、最小限の『魔法の名前』のみ、もしくは無詠唱で発動が可能と言うことです。




魔法の説明は、以上で終了です。

分かりにくくて申し訳ないです。(土下座

理解……出来た方はきっと恐ろしい理解力を持っているのだと思います。



さて、ある程度設定も書いたし、これでラムも本気出せますね〜。

お楽しみに!

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