キャラ紹介
柏木飾 四月生まれ
高校二年生。167センチ
中性的……よりは、女性寄りの風貌。声も高め、ちょっとざらついた声質。
母親譲りの女性的なルックスだが、物語開始時は容姿のよさで目立つことを避けるために前髪で顔を隠していた。
ひなぎとの再会をきっかけに方針を切り替え、今では女顔を晒して生きている。
なお、隠さなくなった才能の片鱗に、周囲の人は遠慮気味に関わっている。
舞奈→花月舞奈
藍沢ひなぎ 六月生まれ
高校二年生(通信制)。164センチ
白髪碧眼の日本人少女。両親ともに普通の日本人で、近い親戚に外国人すらいない。なお、『アルビノ』ではないが、小説内でその理由が明かされることはない。
自らの容姿にコンプレックスを抱いていた。塞ぎ込んでいたときの心の支えが『来栖音葉』だったが、彼女の事故死をきっかけに柏木飾と出会うことに。
飾との出会いが、コンプレックスを克服し、歌手を志すきっかけとなる。
音葉の死から三年経った今、一躍人気歌手の地位に。
桃川茜 九月生まれ
高校二年生 160センチ
柏木飾と一番付き合いの長い幼馴染みで、家族ぐるみの付き合い。両親が菓子店を営んでおり、茜の両親が飾のお菓子作りの実質的な師匠。
音葉の死の直後、ひと悶着があり、飾と疎遠になっていた。
ひなぎとの出会いを期に、飾との関わりが増える。
最近は飾のすごさを思い知り尻込みしている。
基本鈍感、妙に鋭いこともある。
柏木和花 三月生まれ
高校一年生 154センチ
天才、感覚派。
飾の妹で、かつてピアニストとして名を馳せていた。今の彼女はしがない配信者だが、かつての実績と疑いようもない実力と幼さを残しつつも大人びてきた容姿を武器に、早々に人気を獲得した。
配信とは別に『カズネ』として作曲活動もしており、業界からも高く評価されている。
兄とひなぎが元々知り合いだったことは、ひなぎが浮花川に来るまで知らなかった模様。
昨年の事故を期に足が悪くなっている。日常生活はぎり送れる程度。
来栖榛名 十一月生まれ
高校一年生 152センチ
金髪の居候で、飾たちの従妹。飾の一番の理解者。
弾き語りが趣味で、昔拡散された動画をきっかけに、来栖音葉の子供では?と噂されていた。実際は姪。
元々は飾のことを嫌っていた。
表情はあまり動かないが、意外と感情は表に出ている。
姉のことを溺愛しており、姉の結婚相手に対して当たりが厳しい。
進藤夕
高校二年生 178センチ
飾が高校に入ってから初めてできた友人。
笠原燈子とは腐れ縁で、お互い拗れた考えを抱いている模様。
飾のことを深く知ろうとしているが……。
笠原燈子
高校二年生 161センチ
夕の幼馴染み
学力優秀、一度だけ学年成績一位の座を明け渡したことがあるという。
夕に対して友人以上の感情は抱いているが、それ以上に今が大事。
飾とは一定の距離を維持している。
斎藤あずさ
高校二年生(都内の高校)
藍沢ひなぎの友人
ひなぎのマネージャーの妹で、飾とも面識がある。
姉の背中を見て、高校生ながら芸能界に少なからず関わりを持っている。
浮花川を訪れた際は、ひなぎの起こした騒動について調べる記者として現れたが、どうやら別の姿もあるらしい。
新島樒海
高校二年生(他県、浮花川隣市の高校)
日焼けがトレードマークの活発な少女、陸上部。
飾を『先生』と呼び慕っている。以前は浮花川に住み、飾や茜と一緒の小学校に通っていたが、中学に上がる前に転校している。
ほぼノーヒントで柏木飾の秘密に気づいた。
次のお話のキーパーソン。
明日から、隔日更新でキリいいところまで投稿します。




