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日常の終わりと復讐の始まり

初投稿

私は一月前まで姉と暮らしていた。親は魔族との戦争で死に、姉とは貧しいが楽しんだ生活を送っていた。勇者が魔王を倒し世界は平和になるかと思えた。しかし勇者は傲慢だった。魔王を倒した後、勇者は皇帝となった。勇者にかなうものなんかいなく、世界は勇者に征服されてしまった。勇者の言葉は絶対で私の姉も宮廷仕えを命じられた。それが一月前だ。そして今日姉は帰ってきた。死体で。嬲られた跡がたくさんあり、美人だった影はみじんもない。


「あああああああ……。」


私は泣いた。勇者を呪い世界を憎んだ。


「殺してやる。絶対に!」


復讐を始めよう。


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