表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/24

22話:可愛い移住者

 その後、加藤一郎が、この文面のコピーを3つ取り、各人で保管しておくように

と言い、明日、加藤末吉に、遺言通り、加藤吉宗さんの口座から、村役場の口座に

入金して欲しいと言った。末吉は、了解したと言い、加藤吉宗さんの実印を借りて

いった。


 一郎が続けて、この話は、本来なら、一族全員の前で話すべきかも知れないが、

それをして、亡き吉宗さんの意に反して、相続争いが起きるかも知れないので、

内緒にしておいた方が、吉宗さんの希望が叶うと話すと、3人とも、その意見に

同意した。話を終えて、お茶を飲んで、一郎が投資したのをみて、同じように

して、金を増やしたんだ、たいしたもんだなと、一郎がつぶやいた。


 投資の時、加藤吉宗さん、末吉、重野副村長には、知らせていたと思いだした。

 この寄付金は、今後、村のために活用させてもらうと、加藤一郎村長が、

にこやかに語った。2011年1月20日に、重野副村長に加藤吉宗さんから

10億円の寄付があった事を話すと、それは、ありがたいと言い、これで

村の資産が14億円から24億円になり、大きな事業に使えると喜んだ。


 その後、2011年3月にヤフー・ジャパンに勤めている、加藤末吉の長女、

宮下美代子が旦那さんの宮下順一さんと4歳の宮下明美ちゃんと2歳で双子の

宮下達郎くんと、宮下健三の3人の子供と自宅勤務を申請して、村の家で

生活したいと連絡が入った。葬式後、加藤吉宗の家のタネさんを加藤末吉の

家で引き取り、一緒に、住んで面倒を見る事にした。そこで、宮下家の5人で

、誰も住まなくなった、亡き加藤吉宗さんの新しい大きな5LDKの

一軒家に住む事になった。


 村の保育園に送迎付きで費用は無料と恵まれて、家賃もなしで自然に囲まれた

環境で仕事をしながら子育て出来ると言う恵まれた環境になったと大喜びした。

祖父母の家も直ぐ近くで、宮下夫婦がヤフーの会社に出勤するときは、

祖父母にお願いして見てもらえた。タネさんも加藤末吉夫妻も、この可愛い

訪問者達を可愛がって、少し疲れたが、喜んで面倒をみた。


 この素敵な環境を宮下一家の山の中の生活として、インターネットのブログ

に書くと、かなりの読者がついて、数万人のヒット回数で良いアルバイトに

なった様だ。そして、この村にとっては、良い宣伝になっていた。2年前

から、都心から山中湖よりも1時間も近い、テニスコートのある村として

、山間地を整地して、テニスコートを24面も整備して平日1時間2千円、

土日4千円で貸し出すと、多くのテニス愛好家が来る様になった。更に、村の

マイクロバスで駅までの送迎付きで温泉宿に泊まるテニス合宿のパックツアー

を企画すると、土日は24面が全部、埋まる日が増えてきた。これは、

村にとっては大きな収入源となった。


 テニスコート24面が2011年3月に完成した。4月はの土日祭日は、

ほぼ予約で埋まった。5月の平日に、加藤末吉と仲間達がナイター設備を

つけて、夜10時までテニスコートを使える様にした。この費用が2億円

かかり、村の資産が22億円となった。


2011年から、テニスコートの回りを整地して、1周800mのグランドを

作り、練習場を近くの中学、高校生に解放した。すると、高校総体の練習や

実業団の合宿も行われるようになった。この年もテニスコートも土日はいっぱい

になり、村の収入も着実に増えていった。その他、流通センターの社員寮の家賃は

、既に、村の収入になって来た。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ