表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/24

10話:新村長の初仕事

 その後、加藤一郎村長が、この村で産業になるものはないかと、役場の職員に

聞いて回ると、若い女性の山下珠子さんが、村長、クレソンを御存知ですかと

聞かれ、ビーフステーキやローストビーフなど西洋の肉料理についてくる、

葉野菜だろと答えると、その通りと言い、それを道山川の豊富できれいな水

を使って、栽培しようという試みが、農協青年部の北山健介さんが試験栽培を

開始したと教えてくれた。


 是非、北山健介さんにを紹介して欲しいと言うと、山下珠子さんが、

今晩、電話してみますと答えた。翌日、1982年1月22日、夜19時に

街道沿いのレストラン道山に来て下さいと言われ、了解した。

 19時にそのレストランに着くと山下珠子が先に来ていて、北山健介さん

を紹介してくれた。彼は、の長男でこのレストランを継いで行く予定のシェフ

だとわかり、山下珠子さんの彼氏だと言うこともわかった。


 その後、クレソンを使った、料理を2品、作りますので、食べていって

下さいと言われた。その後、クレソンを添えたビーフ・ハンバークと

ビーフステーキを作ってくれた。また、瓶に入った緑色したソースの様なもの

を持って来て、小皿にとって、肉をこれにつけて食べてみて下さいと言い

、その通りにすると、清々しいかおりが肉料理に非常に良くあっていて、

美味しかった。


 加藤一郎が、このソースは、肉や魚のフライなど油の強い料理に何にでも

あいますねと言うと、わかってくれますかと言い、うれしそうに笑った。

 クレソン、売れますねと加藤一郎も喜んで、道の駅のレストランのメニュー

も入れましょうと言い、クレソンソースも売りたいので、是非、栽培して

下さいと言い、握手をした。必要なら補助金も考えると言った。


 すると、まだ、栽培を始めたばかりなので、このレストランでお客さんの

反応を見ながら慎重に様子を見ますと言った。栽培する仲間は現在3人いて、

もし、儲かるとなれば、かなりの協力者が見込めると教えてくれた。

 このレストランだけでなく、道の駅のレストランでもクレソンを使わして

欲しいというと、わかりました。3人で、出来るだけ多くのクレソンを栽培して

みますと言った。


 そして、山下珠子さんに、良くやった、こう言う情報が欲しかったんだと言い

、握手した。その後、クレソンが一年中栽培できて、旬が春3月から初夏6月と

わかり増産が比較的簡単にできることがわかった。そして、道山村の道の駅、

レストラン道山、温泉施設の食堂で料理に添える西洋野菜として使ったり、

瓶に詰めたクレソンソースを村営の施設の売店全店に置くようになった。


 4月を迎えて、クレソンは、3人の生産者でフル生産されたが、間に合い

そうもないので、応援として農協の若者が、新たに5人が増員されで、生産、

包装、輸送、出荷を始めた。クレソンソースは、特に若者に人気で、お土産

として、道の駅や温泉、売店で売れていった。これが、加藤一郎が新村長に

なって、最初の大きな仕事となった。この生産とために、仕事先も増えて、

大きな成果として評価された。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ