登場人物 アランディール・フォーレスト
愛称 アラン
この国の第2王子。17歳で、シスツィーアと同じ『女神の髪色』と呼ばれる髪色と湖のような青色の瞳を持つ、中性的な顔立ちの痩せ型の青年。
正妃から生まれた、王位継承権第一位で王太子に内定もしていたが辞退。
原因不明の魔力不足で寝たきりで、メイドや騎士たちからは『死にぞこないの王子』と呼ばれていた。
17歳の夏、シスツィーアと出会い彼女から魔力を分けてもらうことで、人並みの生活を送ることが出来るようになる。
シスツィーアにはずっと側にいてほしいけど、負担にはなりたくなくて。
いろいろ葛藤しながらも、少しずつ自分の立場に相応しくあろうと、自立しようと奮闘中。
理由は分からないけれど、痛みに苦しんでいた『篠崎 優愛』のことを知っている。
両親や異母兄弟との仲は良好だけど、側妃からは敵視されていたけれど、その理由が明らかになり和解。
ずっと寝たきりで家族以外との交流がなかったため、他人とのコミュニケーションに難あり。
忍耐強いけれど、感情的にもなりやすく、『敵』認定した相手には容赦しない性格。
シスツィーアの覚悟を受け入れて、魔力を還してもらう決断をする。