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登場人物 シスツィーア (篠崎 優愛)
愛称 ツィーア
この物語の主人公で、日本人『篠崎優愛』の記憶がある、15歳の少女。
この国の貴族が必ず通う、王立学園の高等科の1年生。
晴れた日の空色の瞳と、『女神の髪色』と言われる白っぽい金色の髪を持つ。
5歳の魔力検査のとき、原因不明の痛みで苦しんでいた日本人『篠崎 優愛』の記憶が蘇り(?)それ以降は『シスツィーア・ロック』として過ごすが、魔力量が多いことから、12歳でアルデス子爵家の養女となる。
高等科の夏休みに第二王子であるアランと出会い、アランの原因不明の魔力不足と、『優愛』のことを調べるためにアランの側近となる。
養父母からは疎ましく思われ、実父母との関係も希薄だが、実兄と祖父との仲は良好。
日本人の記憶があるためか、この世界の常識に馴染みきれておらず、感覚が少しズレているが本人は無自覚。
自分へ向けられる悪意には敏感で、警戒心が強く簡単には心を開かないが、困っている人を放ってもおけないお人好し。
自分の魔力がアランの魔力であることが判明し、アランに魔力を還した。