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Review.８　彼女の名は、華園之宮真珠

作品タイトル：華園之宮真珠といふ姫君ありにけり

作品URL：https://ncode.syosetu.com/n0574gh/

作者名：秋の桜子　https://mypage.syosetu.com/1329229/

レビュー日時：2020年06月04日 02時56分

レビュータイトル：彼女の名は、華園之宮真珠

☆★☆★本文☆★☆★

華族の血を引くお姫様です。

生粋のお姫様で、いつもは下足番を従えています。

ある日、真珠様は下足番から隠れて、ひとりで、こっそり、あの店に向かいます。

初めてひとりで乗るバス。

目的地まですぐです。

何もなければよいのですが。

華族の血統の高貴なお姫様のお忍びひとり旅。

朗らかで上品な文章と独特の世界観をお楽しみください。

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　これは笑いました。

　上品で朗らかな世界だと思って読み進めていたのに、途中からの展開に驚きました。

　文章がめちゃうまかったんですよね。上品でいて丁寧な文章で、純文学だなぁと思っていたのですが、確か分類は純文学ではなかったことを覚えています。

　秋の桜子さまの作品はこのレビューまでにもちょこちょこと（こっそり）拝見していましたね。純文学作品を見ていると、目に入る名前ですから。秋の桜子さまの文章は、丁寧で味があるんですよね。格の違いを見せつけられます。

　さて、その雰囲気をうまくまとめようとしたレビューなのですがね。興味を惹きつけられる感じになっているのかどうか？　自分ではわからないですね。ネタバレはしないようにと気をつけているのでしょうが、何か起こるよな、これ、って感じがしますよ、ね？