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王太子は妃殿下を

 

 生まれた時から、僕は皆に疎まれている。


 世継ぎの男子として生まれ、出産で母が死んだ。

 父は物心つく前から僕を疎んでいる。

 母は、父や騎士団のオスカーや魔術棟のライオネル、それと一部の男性には女神のように崇められていたという。

 それは、母が父と結婚しても変わらないと、乳母が毎日呪文のように教えてくれた。


 乳母は母が憎かったのか、称賛したかったのか、わからなかったが、今思えばきっと憎かったのだろう。

 乳母の娘は、オスカーの婚約者だった。

 乳母の娘はもうこの世にいないそうだ、オスカーから婚約破棄をされて悲観して儚くなったと、乳母とは力関係のない侍女から聞き出した。

 婚約破棄には母も絡んでいるらしいが、侍女は詳細を知らない態度を崩さなかった。

 そのうち、その侍女は結婚することになり城から下がる事になった、最後に教えてとねだっても侍女は困ったように微笑むだけだった。

 ただ、無関係の侍女でさえ母の話をする時は、昆虫の潰れた死体を見る目をしていた。


 母は一体何をしたのだろう。

 そんな疑問を抱ながら、こっそり父の部屋へ忍んだ。

 母を見るために。

 そこには、ピンクブロンドの髪と金の垂れ目で微笑みこちらを見ている少女の肖像が飾られていた。

 初めて見るその絵は、美しく慈愛に溢れ涙が出た。

 こんなに美しいのに、こんなにも美しいのに、母は疎まれていたのだ、この絵を広間に飾る事が出来ないくらいに。

 だから、そんな母から生まれた僕を皆は疎むのだ。

 何も語らない肖像画が僕の疑問を解決してくれて、幼いながらも理解した、僕は誰からも愛される事はないのだと。


 常にひんやりとした空気の中で過ごし、それが当たり前になった頃、少年と呼ばれる歳になった僕は全ての事を、手を抜かずたゆまぬ努力をしていた。

 そしてその努力を努力として見せる事はしなかった。

 まわりの人間達は、突然思い出したようにこぞって僕を評価し始めた。


 父の血が優っていて良かったとか、父が居ない時にはあからさまに母に似ていなくて良かったと言われた。


 そんな父から、生まれてから初めて声をかけられた。


「お前の婚約者だ」


 姿絵を渡され1週間後に会う手筈になっているからそのつもりでいろと言われた。

 

 その時、僕は12歳で、彼女は10歳。


 父は本来であれば当時の婚約者と結婚する予定だった。

 それが彼女の母だ。

 ところが、父は母と出会ってしまった。

 彼女の母との婚約を白紙にする時に、白紙の条件が出された。


「子の代で王家との婚姻をする事」


 僕は父の後始末をしなければいけないようだ。

 僕自身は何もしていないのに、沢山いる異母弟達ではなく、僕なのだ。

 奥歯を噛み締めて沸き上がる不安と怒りを押し込めた。

 

 僕はこの先どうすればいいのだろう。

 ずっと父の言いなりに生きていけばいいのか。

 僕は何もしていないのに、なぜ誰も愛してくれないのだろう。

 なぜ、誰も彼も僕を通して母を見るのだろう。




 

 その日の夜、僕は家庭教師に襲われ貞操を奪われた。


 彼女は30歳になる未亡人で優れたバイオリン奏者だった。

 元々僕のような年齢の少年が好きだったようだ。


 午後の授業で、婚約の話を何気なく家庭教師に伝えると半狂乱で倒れてしまった、目を覚まさないので家庭教師は王宮に泊まれるように手配されて、目を覚ました彼女にまんまと夜這いされた。

 12歳の子供が必死に抵抗したが、女とはいえ大人に押さえ込まれ媚薬を飲まされた。

 僕の尊厳は地に落ちズタボロにされ、代わりにチープな欲望という名の愛を押し付けられた。


 愛はなんてお手軽なんだろう。

 愛とはなんて軽く吐きそうになるものだろう。

 あんなに欲しかった温もりは、今はただ気持ち悪い行為に刷り変わった。

 行為が終わり媚薬が抜けた瞬間、僕は家庭教師の両目と利き腕を風魔法で内側から木っ端微塵に吹き飛ばした。

 騒ぎを聞きつけてやってきた護衛騎士は情況を理解し、素早く侍医を呼び僕を保護した、その場で家庭教師は捕らえられ牢に入れられた。


 僕は被害者なのに、まるで誘ったように言われた。

 まるで母のようだと、やっぱりあの母の子供だと。

 僕は汚された魂から染み出ている憎悪で真っ黒になり、この世の全てを呪った。

 

 呪われてしまえ。

 汚い。

 苦しめ。

 穢れ。

 悲しめ。

 怒れ。

 僕なんか無くなってしまえ。

 

 数日後の夜、僕は部屋から抜け出し城の天辺から飛んだ。

 石畳に叩きつけられる瞬間、僕は水の中にいた。

 僕は死ぬ事すら出来ないようだ。


 流石に様子がおかしいと気がついた父の側近が僕を監視していたそうだ。

 魔術が得意ではない彼が必死に水魔法の被膜で受け止めた。



 その衝撃で僕は思い出した。

 僕の地獄のような苦しみは、箱の中の物語を再現しているのだと。

 げえむの中のすとおりいの為に僕は生まれたのだ。

 僕はそこで青年だった、げえむの中のあくやく令嬢が好きだった。

 婚約者の少女は悪そのものでひろいんを追い詰める。

 僕が憧れ焦がれる悪だ。

 プツンと映像が切れる。


 気がつけば僕の部屋に寝ていた。

 数年後、魔素が溢れて世界が滅びの危機になる、そこへ聖女のひろいんが世界を救うのだ。


 チェストの上に置いてあった絵姿を開いて見れば、あくやく令嬢がそこに居た。

 僕と一緒に世界を滅ぼす君。

 早く会いたい。



 1ヶ月延期された茶会は晴天の中開かれた。

 そこで僕は小さな魔獣を彼女の前で颯爽と倒し彼女の英雄となる。

 計算された通りに彼女の信頼を勝ち取り、彼女は僕に好意を持った。

 3年後、僕が学園へ入学し遅れて2年後に彼女が入学する。

 破滅へのカウントダウンが始まるはずだ。

 

 5年間、まわりの人間を観察して覚えた、優しく微笑む、優しく話を聞く、贈り物はマメにするというのを行った。

 沢山の愛情を受けて育ったのだろう、疑問も抱かず僕の中身も知らないで外側だけの僕に彼女は恋をしていた。


 なんて美しく繊細で脆そうな心だろう。

 それを粉々に叩き潰したら僕が求める彼女が生まれるはずだ。

 

 ようやく、彼女が学園に入学した。

 待ちに待ったげえむが始まる!

 僕は浮かれていた、長年待っていた瞬間だ。

 ピンクブロンドの髪と金の目、ひろいんは何処だろう。


 数日待つがそれらしい娘が来ない。

 おかしいなぜ?僕はその時うすうす気がついていた。

 でも拒んだ。


 この世界が、げえむをトレースしていないなら世界が壊れない。

 その事実を認める事はどうしても出来なかった。

 だから足掻く事にした。

 足掻いて足掻いてどうしても駄目なら…。

  

 ピンクブロンドの髪の女性徒に声をかけてみた、あくやく令嬢であれば嫉妬に狂いひろいんじゃなくても悪の花を咲かせるかと期待したが彼女はただ悲しみ耐えていた。

 この女性徒は駄目だった、多くもないがそれなりにピンクブロンドの髪の女性徒はいる、様々な女性徒に声をかけ僕に恋をさせたり、彼女に嫌がらせをさせてみても彼女は悲しそうにして俯くだけ。

 駄目なのだ、ひろいんでなくては駄目なのだ。


 恋多き王子として学園を卒業した、それでも諦めず王都をお忍びでひろいんを探した。

 彼女が学園を卒業するまではきっと見つかるはず。

 それだけを希望に王都をさ迷う。

 彼女はじっと僕の仕打ちに耐えていた、隠す必要もないので彼女を放っておいた、眼差しも熱を込める必要もなくて楽だった。


 僕の評価は地に落ちた。


 彼女が学園を卒業してしまった。

 この頃になると辺境の地から魔素が増えてきたと声が上がるようになっていた。


 彼女との結婚式、僕はやっとこの世界がげえむではない事を認めた、そして父に僕の廃嫡と結婚を取り止めたいことを願い出た。

 世界も、地位も、彼女も、何もかも、希望が潰えた今無意味だ。

 父に言われた。


「今更何を言ってる、お前の母から託されたお前を皇帝にするとお前の母と約束したのだ、何があろうとも約束は変えぬ」

「そこに僕の希望はないのですか?」

「今まで散々遊んでおっただろう、好きな者が出来たら側妃にすれば良いだろう」


 父は何もわかっていない。

 誰も僕を必要としていない。

 そして僕も必要としていない。

 この世界がげえむではないのなら、彼女が悪でないのなら、足掻いて結局駄目だった。

 僕は駄目だった時にしようと思った事を進めることにした。


 初夜は熱の篭らない義務で済ませた、吐きそうになるのを堪えて終わった早々離れた、そうしないと彼女を木っ端微塵にしてしまいそうだった。

 独りで風呂に入り体の隅々を念入りに洗う、洗っても洗ってもまとわりつく粘液のような不快感が取れない。

 結局、風呂で吐いた。


 彼女は死んだような目をして寝台で泣いていた。

 

 だから?今まで泣いていたら誰かが助けてくれたのだろう。

 彼女の父が母が友が仕える者が。

 悲しみを垂れ流し憐れみを誘って?

 誰かに助け起こされて?


 僕は愛されている彼女を心の底から憎んでいたようだ。



 鬱陶しい。

 僕にとっての希望の光だったのに、寝台に近寄る気が失せた。

 そのまま久しぶりに城の天辺へ登った。

 駄目だったらまたここへ来ようと思っていた。


 星空の下、梁の先で軽く立ち片足を上げてユラユラと風になぶられる。

 さあ、落ちようかという時に、体に魔素の大きなうねりを感じた。

 両足で立ちうねりの元を探すと、東の辺境に巨大な魔素溜まりが生まれる瞬間だった。


 深淵の誕生を見ていたらすっかり夜はあけて、朝日が闇を切り裂き辺りを照した。

 この世界がもうすぐ闇に呑まれるのだ!

 ひろいんが居なくても世界は滅びの道を選択したのだ!

 僕は神に心からの感謝を捧げた。


「殿下!!」


 あの時、僕の命を救った父の側近は、なぜか僕の側近となっていた、父と同じ年の僕の側近。

 側近という名の監視。

 あの事件を知っているから探しに来たのだろう。

 狂った様に笑う僕を化け物を見るようにして後ずさる。


「どうした?風にあたっていたのだ」


 側近は真っ青になっている、どうせこの事も父に報告するのだろう。

 世界が滅びるその日をこの目で見るために僕は生きるのだから。

 その日までは絶対に死なない。

 笑いながら飛び下り風魔法で優雅に着地した。

 こんなに楽しいのは生まれて初めてだ。


 最後の日は、王都を封鎖してやろうか。

 逃げ惑う人々を見るための櫓でも組もうか。

 それとも民に武器を渡して王城を襲わせようか。

 なぶり殺しになるのか、火の海に沈むのか、煌めく刃がこの身を貫くのだろうか。


 あぁ!今から本当に楽しみだ。



 彼女が懐妊したと知らせがきた、あの1回で懐妊するのか?

 ならあの家庭教師も懐妊したのだろうか。


「それ僕の子なの?」


 彼女の目に黒い憎悪の火が灯る。

 なんて魅力的だろう、もっと早くに見たかったな。


「殿下の魔力を有しております、間違いなく殿下の御子様です」

「ふーん、そう」


 なんの気持ちも湧かなかった。

 それもそうだろう、僕は腐ったへどろの様なものだ。

 それきり彼女も子供も頭から消え去った。

 今、東の深淵は拡大しており世界各地で対処しようとどこの国も忙しい。

 勿論、皇帝である父も対処に追われている、東の地へ兵を差し向け増える魔獣を押し返している。

 僕はこっそり各地に工作を仕掛けている、僕の魔力は膨大で世界のどこにでも移動できる。

 僕には子飼いの暗部はいない、面倒でも火種になりそうな事なら自分で罠を張り巡らせた。

 そのギリギリを五感で感じる度にゾクゾクと背骨に快感が流れる。

 各地で小競り合いが起こり始めた、民が死んでゆく。

 もうすぐ、世界は大きな戦火が巻き起こる。


 彼女が子供を産んだそうだ。


 ああ、もうそんな時期なのか。

 興味なく執務をしていると告げると、側近のあの男が珍しく意見してきた。


「殿下、今日だけは王太子妃に労いのお言葉を!」


 じっと男を見る、顔色が物凄く悪い。


「王太子妃が好きなの?」

「違います!!」

「冗談だよ」

「?!」


 音もなく立ち上がり男の前を過ぎる。


「次、何か僕に進言するなら喉を潰すから」


 男は崩れ落ちる、ちょっとだけ魔素をぶつけただけなのに。


 彼女の部屋の前にピンクブロンドの女が立っていた。

 清廉な空気がする。すぐに分かった、彼女がひろいんだ。


 今更だ。


 もう、ひろいんが居なくても世界は破滅へ走り出している。

 だからひろいんは必要ない。

 部屋に入ろうとするがひろいんはどかない。


「妃に会いに来た、そこをどけ」

「王太子様」

「なんだ?」

「もう止めてください、人々が苦しんでいるのですよ?」

「だから?」


 ピンクブロンドの髪をひっつめて意思の強そうな金の目は僕を真っ直ぐ射ぬく。

 これを壊すのは簡単そうだな。

 何か雰囲気が違う僕に違和感を感じたのだろう。


「人が死んでるのです」

「何が言いたいのかな?私を誰だと思っている?」

「!」


 ひろいんは何か勘違いしているのだろう、自分が言えば僕が思い止まると思っていたようだ、自分はこの世界のひろいんなのだから?

 嗤いが止まらない。


「思い上がりも甚だしいぞ、おんな」

「ひっ!」

「もう一度言う、そこをどけ」

「も、申し訳ございません」

「おまえは僕の前に現れるのが遅すぎたのだよ」


 ガタガタと震えるひろいんを捨て置き、僕は彼女がいる部屋のドアを開けた。


「殿下!離縁して下さい」


 開けたら彼女が僕に大声で怒鳴った。


「そんな怒鳴らなくても聞こえるよ?」

「も、申し訳ございません」

「いや、大声くらい別にいいよ、なんだ宰相も居たのか」

「はい」

「聞いた?離縁したいんだっていいの?陛下の時の約束でしょう?」

「約束の婚姻は果たされましたので」

「そう、ならいいよ」

「!!」

「ルディ、生まれた子を見るね」


 生まれた子を見たけど、何も感じなかった。

 何も感じなかった事が少しほっとした。

 これでなんの憂いもないや。


 僕は禍々しい魔素を吐き出すと生まれた子に叩きつけた。

 彼女の絶叫が聞こえる、なんて煌めきなのだろう、今まで聞いたどんな音楽よりも心地良い。

 彼女が壊れる様は美しく、庇う宰相を切り裂くと煌めく声が歌のようだ。

 彼女の息の根は止めずに延々といたぶり続ける。

 途中で止めに入った護衛騎士は一歩も動けない様にした。

 動く事も出来ずに責め苦を見続ける拷問。

 父が来たようだ。

 

「何をしておる!今すぐ止めないか!」

「あぁ陛下遅かったですね、貴方の孫は死んだようですよ」


 彼女の鮮血が飛び散り、床に黒い塊が落ちている。

 その横には元宰相の塊がある。


「止めろ!止めないかあああ!」


 父が絶叫して魔力を僕に叩きつける。

 僕は片手を振るうと父の魔力を霧散させた。


「ねぇ陛下、彼女が離縁したいんだって」

「なんだと?」

「で、宰相に婚姻の約束はって聞いたら、婚姻は果たされたからもういいって言うんだよ、何それじゃない?」

「何を言って…」

「なら僕じゃなくても良かったよね?」

「グレアム」

「生まれて初めてだ、名前を呼ばれたの、あははは!」

「グレアム!」

「彼女が逃げようとするんだ、僕が汚れてるからかな?」


 クンクンと腕を嗅ぐ、血の臭いしかしない。


「あぁ汚い僕だからか」

「グ、レアムさま…」

「まだ声が出せたの?」


 彼女を持ち上げ片手を使い口を開けさせ焔で喉を焼いた。

 あぁ、もう煌めく声も聴けないや。


「ねぇ陛下なぜ僕は母から生まれたの?」

「愛していたからだ!」

「なぜ母は皆から疎まれていたの?」

「お前の母が人の道を外した行いでわしと結婚したからだ!」

「母の子供だから僕を愛せなかったの?」

「グレアムお前はわしの子供ではない!」

「あ、そうなんだ、ふふ、なら仕方ないよね、愛されなくて当然だ」


 パンっとルディアナが弾けた。

 ルディアナの肉片が飛び散り辺りは血の海。


「さようならだ陛下」


 グレアムは自分の中の魔力全てを解放した。





 その日、国がひとつ消滅した。


 突然起きた魔力の凄まじいエネルギーの奔流は、大地を抉りその国があった場所全て溶けてしまった。

 雨が降り続き、数ヶ月もすると広大な湖となる。


 ある夜、湖から魔者や魔獣が這い出て来るようになり、今では世界中から恐れられ各国は力を合わせ原因究明に取り組んだ。


 結果、これは恐ろしい男が組み立てた、おぞましい呪いの魔法陣だと判明する。

 原因究明に尽力した者は殆どが生きてはいない。精神を病んだり、依存症になり儚くなったり、または湖へ身を投げる者も出たという。

 共通して、水が怖いと怯えていたという。


 今日もまた湖から魔者達が押し寄せてくる音が聞こえるだろう。

 この世界はゆっくりと滅ぶのだ。


 読んで頂きありがとうございます。

 ラストを変更したところ、ジャンルも変更したほうが良いかなと。

 前のラストが好きだった方は申し訳ありません、最後まで壊れた人を書いてみたくなりました。

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