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クラスで存在感が薄い少年の勇者記録  作者: 神﨑 翔
序章
17/18

冒険者の昇格試験1

すいませんが現在何故か日付変更が出来ずにどちらの作品も凄い変な事になっております。誠に申し訳ありません。更に2話目は6月2日の午後4時から変更できないのでホントに申し訳ありません!

あれから1月近くはずっと薬草採取やスライムにゴブリン狩る作業と言っても過言ではないほどの繰り返しだった。


そして、ようやくDランクからCランクへと上がる昇格試験を受けれるようになった。


ちなみにこの一月、鑑定の魔道具は盗んだ罰により使えておらず、何故かステータスオープンと言ってもステータスが見れないので現状俺達の強さははっきりとは分からない。


それでも全力でジャンプしたら2メートル以上跳べるくらいにはステータスは上がっている。


戦闘経験も模擬戦を何度もやってるのでそれなりには上達してる自信があるので大丈夫だろう。


まぁ模擬戦する時にスフレとハスカ、それぞれとやったけど俺は一度もまだ勝っていない……少しだけカッコをつけたい男のプライドはもうズタズタである。


そんな事を思いつつ昇格試験の内容をギルドの受付けの人に聞く。


話によると指定されたダンジョンの最下層にいるボスを倒して素材を持ち帰るのが課題らしい。次いでに地図も手渡された。


俺達はダンジョンの長さに関する情報とかが特に無いため、念入りに持っていくモノを決めて、試験日に備え、その日までは、ゴブリンなどで連携の確認を取ったりした。


連携としてはスフレが前衛で敵のヘイトを買い、ハスカが後衛で弓や魔法による援護射撃をし、俺は暗殺者として不意打ちをして、数を減らしたり致命傷などを与えていくのが役割だ。


最初はよく二人の射線上に出てしまい、フレンドリーファイアを沢山身に受けたものだ……。


それと、スフレ達との仲も最近はとても良好だ。スフレは鼻が効くので俺が夜中に溜まっているのがモロバレみたいだが、俺は婚約者以外に手を出さないと決めているのをスフレだけに伝えてある。


最近は食事での談笑も増えてきたし、表情もコロコロ変わるようになった。


出会った時とは見違える程だ。それにギルドではファンクラブもあるみたいだ。因みにそのファンのリーダーはギルドマスターだと知ったときは、驚きを隠しきれなかった。


そんな事を思い返しながら試験前夜の布団の中で意識が遠のくまで物思いに耽る。


部屋を2つ借りれる程の稼ぎが出来たと伝えても彼女達は節約の為だと頑なに断り、現在も二人の寝息が聞こえてくる。


まぁ俺としては損をしてる訳ではないから別にいいが、少しは警戒心を持ってもいいんじゃないか?


そんな事を考えながら意識がまどろみ始め俺は意識を手放した。



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