俺は不幸?
高校生が趣味で書いているストーリーです。
おかしな所や直したほうがいい所があれば遠慮なく
言ってください!感想待ってます!
第一章不幸な人生だった
一話(俺は不幸)
「ドンっ」
鈍い音が大きく響いた。その瞬間に突然目の前が真っ黒に染まった。
「何が起きたんだ?」
そんな事を考えようとする時間もなく全身に痛みが走る。
ーーイタイ、イタイ、イタイ、痛い
内臓が破裂したんじゃないかと思うほどの激痛だ。いや、骨が折れてその骨が内臓に突き刺さったような痛さと言った方がしっくりくるだろうか。
「ドンっ」
何か硬いものが地面に叩きつけられる音がした。この音もまた鈍い音だ。
「大丈夫ですか?」
慌てる女性の声が聞こえる。その声は次第に大きくなっていく。
「大丈夫ですか?大丈夫ですか??」
「大丈夫です、大丈夫です、大丈夫です」
「あれ?声が出ない」
声が出ない。その事実に気付く。
ーーなぜだ、なぜなんだ
突然不安の感情が込み上げてくる。
気がつくとどこかわからない場所にいた。しかし、病院の独特な匂いがし、ここが病院だと気づく。そう、事故にあったんだ。1週間ぶりに着替えて、1週間ぶりに外に出て1週間ぶりにコンビニに『ぶどう味のグミ、ポテトチップス、2リットルのコーラ、チョコレート、カップ麺』この『全国の引きこもりに伝えたい5(ファイブ)セット』1週間分を買いに行く途中に事故にあったのだ。ヒナタは『この世で1番不幸な男だ』といかにもメンヘラがいいそうな事を思った。そんなくだらない事を考えているといつの間にか寝ていた。『寝ていた』と言うより『寝てしまった』と言う方が正しいかもしれない。
「起きろ、起きてくれーー」
耳元で誰かが叫んでいる。その言葉を聞き、起きようとする。だか起きようとすると妙な違和感が全身を走る。
「うわっ」
体が浮いていた。厳密に言うと体本体はベットの上にあるが意識だけが浮いている。この
非常識な現状に驚いていた。しかし、これが幽体離脱というものなんだと理解することはできた。
ーーこのまま死ぬんだ
驚いていた脳に『死ぬ』と言う身近にあって遠い現象が今起こると言う『恐怖』で埋め尽くされた。
ーー死にたくない
そんなことをどんなに願ったところでその望みが叶うほど人生は甘くないだろう。しかし、少しでも可能性があるなら『助かる』という可能性に賭けるのは悪くない。しかし、人間自分のことは自分が1番分かるものだ。これは本気でヤバイというのは分かっている。だからこそ、願うのかもしれない。
浮いていた体がだんだん重力に従って落ちていく。次の瞬間にひなたは元の体に戻る事に成功していた。そう、助かったんだ。素直に喜んだ。しかし、事故に遭う前とは明らかに違う事に気づく。力が漲るような感覚がする。しかし、そんなのは気のせいだと対して気にもしなかった。
目覚めた事に家族は喜んでいた。ニートが目覚めた事に喜んでくれるのは少しばかり嬉しいと思った。
「ひなた、助かって本当に良かった!」
その言葉は嘘偽りなく発された言葉。
ヒナタは寝ていたベットから立ち上がった。何も考えずに立ち上がった。しかし、父はヒナタに向けて衝撃の言葉を言った。
「お前両脚折れているんだぞ」
父、そして母たちは驚いていた。それ以上にヒナタは驚いていた。ヒナタは痛みを何も感じてなかった。立つ事ができているから明らかに麻痺しているわけではない。痛みを感じないところか、今すぐに走れそうなほど足が軽い。
「どういう事なんだ?足が折れているわけがないだろ!だってほらジャンプだって」
「あっ」
軽くジャンプしたつもりが天井に頭がついてしまった。ついてしまうどころか天井にポッカリと穴が空いた。周が驚いている中1番本人が驚いていた。
「おいおい、どういうことだよ!」
「大変だこれは」
医師はすぐにヒナタの体をもう一度検査した。医師は驚いた。
「なんてことだ。怪我が全部治っている。」
折れた肋骨3本、折れた骨が突き刺さって傷ついた肺と内臓、折れた両脚、複雑骨折した右腕と手、割れた頭蓋骨。この大怪我が3日で治っていた。医師はすぐに機関に電話をした。翌日ヒナタは研究のためにある機関に行く事になった。自分自身に起きている事が知りたくヒナタは積極的に研究に協力した。
「いくつか質問します。まずあなた自身に何が起きているか理解できていますか?」
「全くわかりません。」
いくつかの質問をされた後ヒナタはIQテストと体力測定を受けた。結果は衝撃的なものだった。IQは平均的だったが運動能力は何もかも世界記録をはるかに超えるような結果だった。専門家にもヒナタの体に起こったことについて全く解明する事が出来なかった。
ヒナタは1週間の期間を得てヒナタは家に帰った。ヒナタは家に帰ってから色々試した。
「まずは、超能力の定番瞬間移動っと」
ヒナタは目を閉じ自宅のトイレに自分が瞬間移動するイメージをした。するとヒナタはトイレに瞬間移動していた。
「次は魔法的な水、火、風、闇、光を操ったりできるかなー」
水をイメージしコップに手をかざす。すると空っぽだったコップに水が満たされていく。
火をイメージし紙に手をかざす。すると髪が燃えた。
風をイメージし燃えている紙にてをかざす。すると爽やかな風が起こり火が消えた。
光をイメージし暗くした部屋の真ん中で手をかざした。すると光の球が部屋を照らした。
闇をイメージし通りすがりの中年男性の視覚を奪おうとした。すると男性は「目が見えない」と叫びながら暴れて電柱に頭をぶつけた。すぐに解除した。
「イメージすればなんでもできるのかよ!俺は超能力を手に入れる事ができた!!」
一人でヒナタは喜んでいた。ヒナタはあることを思いついた。後々のことを考えると思いついてしまったと言っておこう。
「もしやイメージをすれば異世界にも行けるんじゃね?」
そう考えヒナタは目を閉じてアニメでよくある異世界を想像した。目を開けるとそこには中世風の建物が並ぶ街があった。異世界に行くことにヒナタは成功した。
「おいおいマジかよ!異世界にも行く事ができるのかよ!」
「よし!異世界を満喫するためにも現実世界で準備をしてから異世界を探検しよう!」
ヒナタは目を閉じ元いた現実世界の自分の部屋を想像した。目を開けると。
「あれ?異世界のまんまじゃないか!」
もう一度ヒナタは目を閉じ現実世界を想像した。
「おいおいマジかよ現実世界に戻れないじゃないか!スマホとかお菓子とか色々持ってきたかったのに!それよりもう家に帰れないじゃないか!いや、待てよスマホは想像すれば出せるんじゃないか?」
ヒナタはスマホをイメージし、スマホを手に入れることに成功した。
「どうやって現実世界に帰るんだ?」
「俺つんだわ!!」
ヒナタは現実世界に帰るために色々試したが帰る事ができなく落ち込んが帰ることを諦めた。そして、異世界で生きていく事を心に決めた。
遅いペースですが、続きを書いていくと思うので
是非続きも読んでください!