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非通知電話の相手は、、、?

作者: 七瀬




私の名前は、『酒井 静波』24歳、事務の仕事をしているわ、、、!


最近ね、、、?

私の携帯に、“非通知”で電話がかかるようになったの!


着信拒否も出来るのだけど、、、?

私は、この誰だか分からない相手に着信拒否が出来なかった...。


だからと言って、、、?

電話にでるのも怖くて、、、。


電話がかかってきても、取らなければいいと思っていたの、、、!


それなのに、、、。

夜中、私が自分の部屋のベットで寝ている時に、“非通知”で携帯に電話が

かかってきたのよ、、、!


でも私は、夜は携帯の電源を切っているのに、、、。


どうして、、、?

電話がなったのかしら、、、?



3回ほど、、、【プルプル プルプル プルプル】と

なって、電話が切れたの、、、。


携帯の画面には、、、『非通知』と書かれていたわ!



私は、なんだか怖くなって、、、!

3年付き合っている彼氏に相談したら、、、?


『いつから非通知電話がかかってくるようになったんだよ、、、?』

『・・・3か月前かな?』

『なんで、直ぐに俺に言わないんだ、、、!』

『・・・だって! 心配かけたくなかったから。』

『俺たち3年も付き合ってんだぞ! なんでも俺に相談してくれよ!』

『・・・うん、ごめんね。』

『あぁ、もういいよ! でもさ、静波は? その非通知の電話にでた事はない

んだろう?』

『・・・うん。』

『取り敢えずは、絶対に電話にでるなよ! どこの誰だか分かんないん

だからな、、、!』

『分かった!』

『俺が、 静波を守るから!!!』

『ありがとう、遼一。』

『うん。』



彼は私にとって、“頼りになるひと”なの、、、。


だけど、、、?

彼に迷惑をかけたくないから、ずっと黙ってた事を本気で怒られて...。

私は目が覚めたのよ!



やっぱり、彼に相談して良かったな。




そんな時にね、、、?

私が1人の時に、非通知の電話が携帯にかかってきたの!

私は彼に言われた通り、電話にはでなかったのに、、、。


何故か、、、?

勝手に通話になってしまってね。


低い声で、何かモゴモゴ言っているのが聞き取れたの、、、!

私は、恐る恐る携帯に耳を近づけてその声を静かに聞いていたら?


こんな事を言っていたのよ!


『オマエニ アイニイク チカイウチ......。』


その後、、、【プープープープー】と電話が切れたの!!!



私は、怖くなって! 家から1歩も出れなくなったわ、、、!


彼に、その事を話したら、、、? 

私の一人暮らしのマンションに直ぐに来てくれたのよ!


【ピンポン】


『・・・はい、』

『大丈夫か、静波?』

『・・・うん、』

『俺が傍にいるからな! もう、心配ないぞ!!!』

『・・・私、怖いよ、遼一!』

『もう大丈夫だから! 俺がずっと傍に居るから!』

『うん!』




・・・そう言って、彼が私の傍にいてくれていたのだけど、、、?

彼が、夜コンビニに晩御飯を買いに行くといって帰って来なくなったの、、、!



彼が私の部屋を出て行って、1時間ほどすると、、、?

私の携帯電話に非通知の電話がかかってきたわ。


また、勝手に通話になってしまったのよ!


またあの、低い声で何かモゴモゴ言っているから、私が自分の携帯電話に

耳を近づけたら、、、?


今度は、こんな事を言ったの、、、!?


『オマエノ カレシ コロシタ......。』


そしてまた、【プープープープー】と電話が切れたわ...!





その後すぐに、私の携帯に警察から電話があって、、、。

私が急いで、警察に言われた病院に行くと...。


彼は無残な姿で亡くなっていたのよ!


非通知の電話の相手が言った通り、彼は死んでしまったわ!




一体!?

私に何の恨みあるのか、、、?

どうして? 私なの、、、?


それに、何の関係もない彼が何故? 亡くなったの、、、?

私には、まったく身に覚えがないのよ!




最後までお読みいただきありがとうございます。

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