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戦力外通告 〜どん底から這い上がれ〜  作者: カブトムシ
第1章 どん底
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運命の出会い?

2人での練習が始まり1ヶ月が経った頃 練習場にある人が訪ねてきた。

「こんにちは今谷君と真田君」

「あなたは確か熊本サンダースの投手コーチですよね」

「ああそうだ投手コーチの久本だ」

「なんでここに」

「お前達には期待しているからな」

「そうなんですか」

「トライアウト受けるだろ」

「はい」

「ならちょっと早いんだがトライアウトで1つでも三振を取れればうちのチームに入れてやる」

「本当ですか! と言うことは仮契約」

「そうだ だから頑張ってくれ」

「はい!」

三振を取ればまたプロになれるのか...

「おい今谷浮かれるなこの前まで1軍の選手もいるんだぞ!」

「そうだよな 俺らにはまだ...」

「だったら練習だ」

「おう!」

練習後

「おっ野球ニュース載ってるぞトライアウトのこと」

「どんなことが書いてある?」

「今年のトライアウトには、山形ブルーライオンズの元ホームラン王 缶詰隆が出場」

「マジかよ 2年くらい前まで1軍で大活躍してたあの缶詰がトライアウトに‼︎」

「でも大丈夫だ俺は152km今谷は154kmにも球速が上がったからな」

「ああ 俺たちならいける!」

その頃熊本では...

「お願いします監督あいつらはポテンシャルも高いですし」

「本当か」

「はい」

「なら明日にでもうちに来て練習してもらおう」

「本当ですか!」

「ただしお前が言う実力じゃなければすぐに仮契約を取りやめる」

「...」

「良いか‼︎」

「はっはい」

本当に大丈夫なのでしょうか...つづく

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