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【ロ】の章

 そのクリスマスイヴの日、一行は車三台に分乗して一路大井川港

南提を目指した。黒鯛釣りを始めたのが十月半ばだったから、その

日までは約丸二ヶ月。その間に釣れた黒鯛と言ったら、米じいのを

除けばビデオ屋のケンさんに三十センチのが一匹。それから本屋の

太一に、これも三十センチ級のキビレが一匹。(キビレというのは

正確には黒鯛とは違うのだが、まあ初心者にしてみたら同じ様な魚

だ)他に釣れた魚と言ったら、ベラ、ボラ、フグ、小メジナ、アイ

ゴ、アナゴ、ヒイラギなどの外道のエサ取りばかり。


 車を防波堤の入り口柵の前に停め、一行は釣り道具を担ぎ、ポイ

ントへと急ぐ。ここからポイントへは歩いて十分程かかるのだが、

まだ釣りがしたくてしょうがない彼らには、そんな距離は問題では

ない。

 家を出たのが八時半だったから、多少のドライブと歩きで、小一

時間もかからずに、みんなの夢と希望のフィールドに着くという訳

だ。しかし、本当はこの時間にも問題はあった。釣りの通から言わ

せれば、この時間では、来るのが遅いのだ。

 釣りの世界には朝マヅメ、夕マヅメという言葉がある。朝マヅメ

とは、夜が明けて明るくなり始めた時刻から日の出までの時間。夕

マヅメとは、日没前後から暗くなるまでの時間を言う。この時間に

魚は活性が上がり、盛んにエサを摂るようになるのだ。だから本気

で魚を釣ろうと思ったら、この時間を外してはいけない。しかし、

この時の彼らはまだまだ初心者集団なので、それには気づいてい

ないのだった。


「今日こそは黒鯛を釣っちゃうんだからね。見てなさいよ」

「何言ってんすか。俺だって今日こそ黒鯛を上げますって」

「長さんにあっちゃん、ホントに口ばっかなんだから。クリスマス

イヴぐらいちゃんとした奴を上げてみなさいっての」

 みどりが二人をからかった。

「ちぇっ、お前こそ休みまでとったクリスマスイヴだろ? 恋人と

でもデートしろってえの。それにお前だってまだ黒鯛上げてねえじ

ゃん」

 敦彦のこの言葉にみどりはすまして

「いいじゃん。世間がどんなにお祭り騒ぎをしようが、わたしにゃ

クリスマスイヴだって普通の日とちっとも変わらないも~ん」

「そのこころは?」

 すかさず敦彦、合いの手を入れる。

「だってわたしゃ仏教徒だも~ん。それにアンタなんかにそんなコ

ト言われたかねーわね。あっ、わたし、ボラだったら六十センチも

のやつを上げてるんだからね。へへ~んだ」

「へーんだ。いくら大きいって言ってもボラはボラですよーだ。ね

え、長さん?」

 長さんは二人の会話を聞いて含み笑いをしてる。

「あんたたち、本当に漫才のコンビ組んだら? なんかこう、息ぴ

ったりって感じよ。言うなれば、そうね、てなもんやの中の、藤田

まことと白木みのるみたい」

 それを聞いたみどり、

「え? 何それ?藤田まことって、よく夕方の再放送なんかで観る

必殺シリーズやなんとか刑事やってる、もう何年か前に亡くなられ

た役者さんでしょ? あの人、昔漫才やってたの? それから白木

なんとかさん? 聞いたことも無いわ。あ、昔のお笑いさんかな?」

と、不思議そうな顔をする。

「あちゃ~、だから平成生まれの若い子ってのは。ほら、ケンさん、

説明してあげて」

 ビデオ屋のケンさんから説明を聞いたみどり、

「ああ、あのDVDなら私も観た。でもなんか、ピンと来なかった

な。それにモノクロだったしね。一言で言うなら」

「うん? 言うなら?」

 長さんが身を乗り出す。

「古いって感じかな?」

 みどりがあっさりと言った。


「あっ、今この人古いって言った! 言ったわね? いいえ、確か

に言ったわ。てなもんやが古いですって? いいえ、今観ても最高

のエンターテイメントよ。それを今貴女は古いって言ったのね? 

あっ、なんかボク、胸のあたりが熱くなってきたわ。あっ、なんか

こうマグマのような怒りが込み上げて来るのが分かるわ! ああ

っ!」

 長さんの声がワンオクターブ高くなるのと同時に、敦彦が慌てて

「あっ、ち、違うよな。なっ、みどり? そう、違うんですよ、長

さん。みどりの奴、今古いって言ったんじゃないっすよ。そう、長

さんの聞き違いっすよ」

 敦彦をキッっと睨みつけた長さん、ワンオクターブ高い声のまま

で言った。

「じゃあ、なんて言ったのよ? ねえ、あっちゃん、言ってみなさ

いよ。ねえ、早く!」

 敦彦の頭からは湯気が立ち上る。いくら温暖な静岡中部南とは言

え、真冬の一月の寒さの中でだ。今敦彦の頭の中では、過去の記憶

からあらゆるデータを総動員させ、この場に相応しいストーリーを

構築させねばと、パソコンで言ったならCPUとHDDがフル回転

していた。

「え~っと、あの、そうだ! 今みどりが言ったのは古いってこと

じゃなくって」

「だから何なのよ?」

 閃いた!

「フ~、ルイルイ! ってコトなんすよ。そう、フ~、ルイルイ」

「はぁ?」

 今度はみどりが首をかしげた。そんなみどりを目で制した敦彦、

「あの、今、一部の若者の間で流行ってる言葉なんすよ。ほら、キ

ング・オブ・ポップのマイケル・ジャクソン。彼のフ~ってのある

でしょ? それとほら、かつてのアイドルの太川陽介のルイルイっ

ての、あれの合体なんす。太川陽介、今、路線バスの旅でも活躍し

てるじゃないすか。彼はかつてアイドルで、ジャニーズにも負けな

い、そう、人気歌手だったんすよ。当時ルイルイってのが流行った

らしくって。その合体でフ~、ルイルイ! そう、確かそうだった

よな、うん。あ? 疑うんなら今度、太川陽介のルイルイ、ユーチ

ューブでのモノをみせてあげますよ」

 長さんはまだ疑惑の目をしている。

「で? 意味はどんなのよ?」

「だ、だから、意味は、そう、とってもステキってことなんす。そ

うだよな、みどり!」

 敦彦の必死の形相に、みどりもつられたかの様に

「あっ? ええと、そ、そうなの。とってもステキってことなの。

イヤだわ、長さん、わたしが古いっていう訳ないじゃない。あんな

ステキなもの。フ~、ルイルイ。ねえ、あっちゃん?」

「そ、そうだよな、うん」

 額の汗を拭いながら敦彦が言った。心の中では、あ~、昨晩懐メ

ロ番組を観ていて本当に良かった! そう思いながら。

「へ~、そうなの? なんか騙されてるみたいだけど、まあいいわ。

ボクもちょっと最近、耳の調子が悪いかなって思わないことも無い

からね。きっとボクの聞き違いね。そうよね、てなもんやを観て古

いって感じる人なんかいない筈ですものね、うん、そうよね」

 長さん、声の調子がやっと元に戻った。


「おい、太一、最近じゃ、そんな言葉が流行ってるんか? 近頃の

若者はわけがわからんな」

 敦彦の後ろからビデオ屋のケンさんと太一の声が聞こえる。

「俺、そんなの聞いたことないけどなぁ。ひょっとしたら東京のシ

モキタ辺りで流行ってるんじゃないのかなぁ? サブカルとか? 

ほら、今の世の中なんでもありって感じだもんねぇ」

「ふ~ん」

「ねえ、センパイ、シモキタ辺りで流行ってる言葉でしょ? ね

え?」

 太一が敦彦に訊ねる。太一は敦彦の五つ下の後輩だ。勿論五つも

離れているのだから、学校が同じだったのは小学生時代のたった一

年間だけだ。敦彦が六年生の時、新一年生の太一の面倒をよく見て

やったことから、大人になった今日に至るまで何かにつけてセンパ

イ、センパイと後をくっついてくる。敦彦にしても、こうまで慕わ

れると無下には出来ず、まぁ、現在においても面倒を見てやってい

る? という訳だ。

 太一は頭のいいやつで、大学受験の時は地元の国立である静大人

文と、私立の名門早稲田政経と慶応法学部しか受けなかった。で、

三つとも受かったのだから大したもので、高校の先生や友人達は東

京の早稲田か慶応を薦めたのに、太一はきっぱりと地元の静大を選

んだのだった。

 その理由が、敦彦がこっちに居るからだって言うから、何ともは

や、ここまでくれば逆に大したものだ。昨年の就職の時だって、太

一の成績なら大企業のどこへでもゼミの教授が推薦してくれるとい

う話も断り、それじゃ、大学に残ってゆくゆくは是非学問の道へと

いう教授の勧めも断り、実家の本屋見習いとして、今は親父さんを

手伝っている。親父さんは大喜びだったが、太一のおふくろさんは

毎晩のように敦彦の所に来ては

「ねえ、頼むからさ、あんたから太一に言っておくれよ。あんな小

さな店継ぐよりも、太一の力を生かせる職場を選ぶようにってさ。

後生だからさ」

と、頭を下げたのだったが、いくら敦彦が太一に他の道の方がいい

んじゃねえの? と薦めても、頑として首を縦に振らなかったのだ。

しまいには目に涙を溜て、

「センパイはそんなに俺のことが嫌いなんですかぁ?」

と言い出す始末だった。で、今日こんにちに至っているって訳なんだが、

そのせいか太一のおふくろさんは今でも敦彦のことを良くは思って

はいないらしい。

「ねえ、センパイってば!」

「え? あ、ああ、そうなんだ。シモキタ辺りのサブカル界での流

行り言葉らしいな。やっぱり太一は流行に敏感だなぁ」

 何とかうまく誤魔化せたとホッと一息ついた敦彦だったが、これ

を聞いたみどりは目をむいて

「あ~? 太一が流行に敏感だって? このダサダサ太一がぁ?」

「ったく、ばかみどり! おまえは黙ってろ!」


 実は敦彦がこんなにも長さんのワンオクターブ声の高くなった状

態を恐れるのには、それなりの理由があるのだ。でも、それを知っ

ているのは敦彦だけ。だから、何とも複雑な状態と言わざるを得な

いのだ。

 実は長さん、興奮すると訳が判らなくなる状態に陥ることがある

らしいのだ。何でも、長さんの奥さんでパーマ屋の元家出娘のミチ

エさんの話では、この長さんの性癖が、東京から焼津に戻ることに

なった理由のひとつなのだという。それ以上詳しいことはミチエさ

んが話したがらないので敦彦も良くは知らないのだが、ミチエさん

から

「うちの人の声がワンオクターブ高くなったら何としても納めるよ

う、あっちゃんが力を貸してちょうだい! それからこのことは絶

対にみんなには秘密にしておいて欲しいの! ねっ、お願いだから」

と頼まれているのだ。それに敦彦の経験では長さんが興奮するなん

てことは滅多に無いし、普段は普通の人よりも温厚で人当たりがい

いのだから、敦彦にしてみても普段はこのことを忘れている位なの

だ。


 みどりを怒鳴りつけた敦彦が、精一杯の作り笑顔で恐る恐る長さ

んの方を窺うと、長さんは

「ふ~ん、まぁ、いいわ。それよりさ、やっぱりいつもの一番のポ

イント、ほら、低い方の一番のポイントだけど、もう先客が入って

いるみたいね。うん、ここから人影が見えるもの」

 なるほど、そう言われてみれば、敦彦たち一行から見て、百メー

トルほど先の防波堤が一段低くなってる部分の一番端には、もうす

でに釣り人が竿を振っているのが見える。

「おいおい、それどころか、二番目、三番目、う~ん、低い方の目

ぼしい所はもうみんな入られちゃってるみたいだぜぇ?」

 大井川港白灯台のあるここ南堤は、昔からの防波堤と、新しく継

ぎ足されたやや高めの防波堤とからなっている。七割方が昔からの

防波堤で、後の三割が先端に伸びるやや高めの防波堤だ。昔からの

防波堤も高さは三メートル位あるので、決して低いとは言えないの

だが、先端部分の防波堤はそれよりも高いので、みんなはこのよう

に区別して呼んでいる。

 ビデオ屋のケンさんが言う通り、低い方の防波堤で、実績のある

ポイントにはすでに何人かの釣り人が入っていた。

「ふうん、やっぱ釣り人ってのは抜け目がないよなぁ。釣れる場所

にはしっかりと人がいるなんてよう。こりゃ、釣り人侮りがたしっ

てか? はは」

「みっちゃん、笑い事じゃないわよ。ほら、先端部はどう? 高い

方は? 太一、ダッシュして見て来てごらん!」

「うん! 合点承知の助!」

 長さんに言われた通りに、太一が先端部に向って駆け出した。そ

うして先端部にたどり着いた太一は、あちらこちらをキョロキョロ

してから大きな丸のサインを嬉しそうに送ってきた。

「やった! 先端部のポイントは空いてるみたいよ。ほら、みんな、

ボク達も急ぐのよ!」

「おう!」 

               ***

 こうして一行は南堤の先端部、白灯台の足元に荷物を置き、早速

釣りの準備を始めた。

 ここ先端部は名前の通りに先端部の真ん前、内海側、外海側と、

ポイントは豊富にある。ただ、外海側と先端部分は巨大なテトラポッ

ドを飛び越え、多少の危険を承知で竿を出さなくてはならないので、

高所恐怖症気味の人間にはポイントとはならない。

「ねえ、長さん、今日も内海側でやるんすか? たまには先端部で

やらないすか? 荷物だったら俺が持ってあげますから」

「ええ、ありがとう。でもいいわ。ボクは足場のいい内海側で十分

だから。それよりあっちゃん、あっちゃんこそ先端でやってみなさ

いよ。きっと大きいのが釣れるかもしれなくてよ」

「そうっすね。じゃ、今日は先端でやってみようかな」

「あっ、あっちゃん、わたしもわたしも!」

 まだ半分凍ってるオキアミを崩しながらみどりが叫んだ。

「ええ~、みどりちゃん、やめときなよぅ! もし足を滑らしたら

一巻の終わりになっちゃうよぉ」

 高所恐怖症気味の太一が顔をくしゃくしゃにしながらみどりを止

めた。

「ヘンだ! わたしはそんなにおマヌケじゃありませんよぅ。だっ

て小さい頃から焼津のテトラポッドの上を飛び回って遊んでいたん

ですよぅ」

 太一の口調をまねてみどりが笑った。

「ああ、おまえね、本当に気が強ーいというか、男っぽいっていう

か。まあ、いいや。でも、荷物は自分で持てよな。それからもし足

を滑らして落ちてもそれは自分の責任だからな。いいか?」

「うん!」

 敦彦の言葉に、みどりは満面の笑顔で返事をした。

 ああ、こいつ、嬉しい時にはいつもこの子供みたいな笑顔だよ。

太一と同級で、昔っから太一と一緒に俺にまとわりついてきた時の

笑顔とおんなじだ。こいつ、今幼稚園で保母さんやってるっていう

けど、ちゃんと仕事になってるんかな? だってこいつ自身が子供

みたいなもんだからなぁ…

 そう考えていた敦彦に長さん、

「女ってのはね、男が考えてる程子供っぽいってのは間違いよ。女

はどんな女でも男よりも強くって大人なんだから、うん」

「えっ、長さん、今何て言ったんすか? 俺今声に出してひとり言

言ってました?」

「ふっふっふっ」

 いつもの含み笑いで長さんは曖昧な返事をした。

「おい、太一、俺、今ひとり言言ってたか?」

「ううん、言ってないよぅ。でもセンパイ、ヒドイや。みどりちゃ

んはああ見えても一応女の子なんだからさぁ、荷物位持ってあげな

よぅ」

「何だよ、太一! ああ見えてもって、一応って、どう言う事?」

 みどりが太一に蹴りを入れるマネをした。

「まぁまぁ、若者たちもじゃれあうのはそれ位にして、長さんと太

一が内海側で、みどりとあっちゃんが先端部。じゃ、俺とみっちゃ

んが外海側っことで早速始めようや」

 メンバーの中ではしっかり者のビデオ屋のケンさんがその場を取

り仕切って言った。


 敦彦は、口とは違ってみどりの荷物を全部持ってあげて、先端の

ポイントへと入った。

 それを見ていた長さん、

「ふっふっふっ、あれがあっちゃんの良い処でもあり悪い処でもあ

るのよね」

 みどりはそんな長さんの方を振り向き、アッカンベーをしてから、

男顔負けの元気さでテトラポッドを乗り越え、ポイントへ。

「ようし、クリスマスイヴの今日こそ神様のご加護で何とか黒鯛が

釣れますように」

「へっ、みどり、お前仏教徒なんだろ? いいのか? 仏様が怒ら

ないのか?」

「いいの! 神様も仏様も神様なんだから。神様ってのは広い心の

持ち主なんだからさ」

 崩したオキアミに集魚剤のチヌパワーを混ぜた撒き餌を打ちなが

ら、みどりが言った。


 一方、こちらは外海側のケンさんとみっちゃん。

「なぁ、ケンちゃん、本当にこの寒い時期に黒鯛って釣れるんかな?

俺っちさ、なんだかいつまでたっても釣れる気がしないんだかなぁ」

 みっちゃんが赤くなった鼻を拭いながらそう言った。

「うん、確かに数は釣れないって聞いてるね。でもね、この時期に

釣れるものは大物だって話だから。ほら、うちにあるDVDで観た

んだけど、寒い時期に釣れる黒鯛ってのは四十センチオーバーがレ

ギュラーサイズらしいよ?」

 ビデオ屋のケンさんが撒き餌を練りながらそう答える。

「四十センチ?そりゃ、豪気だ。俺っち、そんなに大きくなくても

いいからよ、何とか一匹目が欲しいんだよな。いや、うちの奴がよ、

いつまでたっても釣れない黒鯛釣りなんかやめちゃいなってうるさ

いんだ」

「へえ」

「今日だってよ、ここに来るまでひと波乱あったんだから嫌になっ

ちまうよ。これが一匹でも釣れてりゃよ、もっと大威張りで出掛け

られるってもんなんだがな」

 みっちゃんが金のチヌバリ二号に生のオキアミを刺しながら言っ

た。ケンさんも第一投目を投入し、立ちウキがなじんだところへ撒

き餌を打ちながら、相槌も打っている。





★太川陽介…太川 陽介(たがわ ようすけ、1959年1月13日 - )は、日本の俳優、タレント、元アイドル歌手である。1977年、3曲目の「Lui-Lui」が太川自身最大のヒット曲となり、同年暮れの第19回日本レコード大賞を初め、各音楽大賞の新人賞を総なめにした。歌詞の最後で「Lui-Lui!」と叫ぶポーズが、太川のトレードマークとなっている。詳しくはyoutubeを参照に。

★チヌパワー…日本の釣りメーカー「マルキュー」が製造販売する黒鯛釣り用の集魚剤。黒鯛釣りではスタンダード。

★藤田まこと…藤田 まこと(ふじた まこと、1933年4月13日 - 2010年2月17日)は、日本の俳優、歌手、コメディアン。本名は原田はらだ まこと。てなもんや三度笠、必殺シリーズ、はぐれ刑事純情派、剣客商売など様々な作品に出演した。

★白木みのる…白木 みのる(しらき みのる 、1934年5月6日 - )は俳優、実業家。島根県八束郡八束村(大根島、現在の松江市)出身。本名、柏木かしわぎ あきら。本名の姓「柏」の「つくり」と「へん」を分けて「白木」、何か実るといいだろうとの理由で「みのる」という芸名にした。愛称は「ベイビー」。身長約140センチ。てなもんや三度笠の「珍念」役で有名。弟子には青芝フック、石倉三郎、室谷信雄らが居り、西川きよしは付き人を務めた。










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