表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/43

はじまり。



(てる)、そろそろ起きないと集会遅れる。」


「ん……。わーかってるってばぁ…。」


「…分かってないだろ。」



俺は同室者であり幼馴染の輝を起しながら携帯で時間を確認する。

今日は8時半から生徒集会があるのに、輝は全然起きない。

ちなみに今の時間は8時15分。流石にちょっとやばい。

昨日の夜遅く、いや正しく言えば今日の朝までBL小説を読んでるから大事な日に寝過ごすのだ。



「輝、おいてくけど」


「おー……」



大体、一緒に読んでいた俺がちゃんと起きているのに

コイツだけ気持ちよく寝ているなんて許せない。



とゆうか、朝起きれないやつは夜更かしする資格はない!


と心の中で輝を罵倒しつつ部屋をでる。オートロックなので鍵を掛けなくてすむ。

こういうときに金持ち学校は便利だと思う。


今俺が通う鳴瀬(なるせ)学園は、

学力・経済力・武術・その他歌唱力などさまざまな才能に富んだ生徒が通う学校。所謂、エリート校だ。


能力により学科が分けられていて、順番に

進学科・経済科・工業科・芸術科となっている。

そして、その中でも特に抜きん出た才能を持っている者達は特進科へ進む。


ちなみに俺、長谷部拓海(はせべたくみ)は結構頭がいいらしく、特進科所属だ。

俺の同室者の、滝川輝(たきがわてる)も俺には劣るらしいが頭がいい。


ただ、輝の場合、父親が世界中にチェーン展開しているホテルTakigawAの社長なので、

経済力での特進科所属だ。




.

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ