表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/43

保険医。



+++拓海side+++



「…拓海?」


「・・?」


「…どうした?倒れたりしたか?」


「あ、はい、倒れたというか、ふらついてこけた感じで、ついさっき寝たところです」


「……そうか、運んでくれて有難う。後は任せろ。」



(りゅう)さんと山下先輩の声で目が覚めた。

あのまま少し寝たみたいだ。



「…りゅーさん?」


「あ、拓海、目覚めた?」


「…んー」


「……拓海君、」


「…あぁ、先輩。すみませんでした」


「あ、ううん。全然平気だよ」


「おい、拓海!お前また夜更かししたのか?」


「…」


「無言は肯定と取るが。」


「……」


「はぁ。…とりあえず、えっと、山下君?ありがとな。」


「あ、いえ…」


「…先輩、ありがとでした」


「うん…。お大事にね」



そういい、俺を椅子に降ろすと山下先輩は出て行った。

その瞬間、横から鋭い視線を感じた。



「…た・く・み?」


「…はい」


「お前、また朝まで小説読んでたんだろ」


「うん…」


「うんじゃないだろ。危ないのは拓海なんだぜ」


「うん、ごめんなさい…」


「はぁ…。」


「…ごめん」


「…もういい。ちゃんと限度を考えな。」


「うん」




.

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ