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「鳥」とアルフレッド・ヒッチコック

 映画青年なら誰もが一度は通る三大巨頭、黒澤明、アルフレッド・ヒッチコック、スタンリー・キューブリック。

 今回はアルフレッド・ヒッチコック監督の「鳥」を。




  「  鳥  "The Birds"  」


 ロッド・テイラー、ティッピ・ヘドレン主演、1963年作品。




 ヒッチコックというと映画ファンなら誰でも名前は知っていると思いますが、作品は見たことないという人は案外多いのでは? なにしろもう古いですからね。黒澤、キューブリックと並べると一番現役感の薄い監督ではないかと思いますが(もちろん三人とも残念ながら故人ですが)、その膨大な作品(映画50本以上、その他「ヒッチコック劇場」のテレビシリーズでも監督)の中でもっとも今現在「現役映画」として見られるのが「鳥」だと思いますので紹介したいと思いますが、


 そもそもヒッチコックとは何者か?と、あんまり興味のない人に説明すると、


  「サスペンス映画の神様」


 です。

 よく映画監督がインタビューで「わたしは同じ映画は二度と作らない」と、ヒット作の続編や同じような内容の作品を作らないことを自慢げに言ったりしますが、そりゃあね、違うジャンルで違う題材で映画を撮れば別の映画が出来上がるのが普通で(それももちろんいろいろ難しいでしょうけれど)、むしろ、同じジャンルで同じ題材で違う映画を作る方が、ましてそれでヒットを続ける方が、ずうっと難しいだろうと思う。監督自身のアイデアのバリエーションや腕がはっきりと問われるからだ。


 サスペンスという一つのジャンルで生涯に渡りヒット作を作り続けたのがヒッチコック。


 もちろん「サスペンス映画の神様」の称号はただ単に作品数が多いからではない。

 サスペンスとくくられる中でも、ミステリー、ロマンス、怪奇、心理劇、アクション、ホラー、コメディーと、内容の多彩さと、「ヒッチコックタッチ」と呼ばれる演出技巧の数々、そして何より映画が面白いことによる。


 代表作を挙げると、


  「下宿人」(1927年、無声白黒。監督3作目にして最初のスリラー)

  「恐喝」(1929年、イギリス映画最初のトーキー)

  「バルカン超特急」(1938年、水野晴郎氏のお気に入り? ジョディ・フォスター主演「フライト・プラン」の元ネタ)

   以上イギリス時代。その後ハリウッドに招かれ、


  「レベッカ」(1940年。アカデミー作品賞)

  「断崖」(1941年)

  「疑惑の影」(1943年)

  「白い恐怖」(1945年。夢のシーンでサルバドール・ダリが美術担当)

  「汚名」(1946年)

  「見知らぬ乗客」(1951年)

  「ダイヤルMを廻せ!」(1954年。グレイス・ケリー主演。3D映画。以降カラー)

  「裏窓」(1954年。ジェームズ・スチュアート、グレイス・ケリー主演)

  「泥棒成金」(1955年。ケイリー・グラント、グレイス・ケリー主演。この二人がヒッチコック一番のお気に入りではないかと。わたしも好きです)

  「ハリーの災難」(1955年)

  「知りすぎていた男」(1956年)

  「めまい」(1958年)

  「北北西に進路を取れ」(1959年)

  「サイコ」(1960年)

  「鳥」(1963年)

  「フレンジー」(1972年)


 と、代表作といいながらこの数。でも見ていなくてもタイトルは聞いたことのあるものがいくつもあるでしょう?

 そして1976年の「ファミリー・プロット」が遺作。1980年、80歳で亡くなりました。……1980年はもう31年前ですか。う〜む、恐ろしい。



 ヒッチコックタッチ。スリルとサスペンスを盛り上げる、ヒッチコックならではの演出技巧ですが、「技巧」なんて言うとめんどくさそうですが、実に分かり易いです。

 「鳥」に有名な、実に分かり易い例があるので、見てない人には申し訳ないですが具体的に説明させてもらいますと、

(「鳥」は身の回りに普通にいる鳥たちが、ある日突然人間を襲い出すという、動物パニック物の元祖。スピルバーグの「ジョーズ」もこの後継者。

 舞台は湾を取り囲んだ漁村。鳥たちの襲撃は小さな個人攻撃からだんだん大胆に、集団で大人数を襲うようになるが、港のレストランでその最大級の襲撃に遭遇した女主人公メラニーは、男主人公の妹を小学校に迎えに行く。)


__________


 1学級しかない小さな学校では音楽の授業中。教室の後ろから顔を覗かせるメラニーに旧知の女教師は腕時計を示して『もう少しだから待ってて』とゼスチャーする。

 学校の建物を出て、ベンチに座ってタバコを吸うメラニー。その背後の校庭にはジャングルジムがあるが、そこに1羽のカラスが飛んできて止まる。

 タバコを吸って待っているメラニー。背後のジャングルジムのカラスは4羽に増えている。校舎からは子どもたちの歌うのどかな童謡の合唱が聞こえている。

 ジャングルジムのカラスは更に増える。メラニーはタバコを吸いながら、聞こえてくる童謡は終わったかと思うと同じメロディーがくり返され、なかなか終わらない。度々校舎を振り返りながら苛々とタバコを吸い続けるメラニー。歌はまだ終わらない。苛々とタバコを吸いながら、

 ふと、空を飛んでくるカラスに気づき、目で追っていくと、振り返った背後のジャングルジムには真っ黒なカラスたちがびっしり止まっている。

__________


 といった調子。

 観客は分かっているのに主人公は気が付かない背後の異変、今にもカラスたちの襲撃が始まるのではないかと終わりそうで終わらない童謡に苛々しながらじりじりスリルが高まっていき、主人公がようやく事態に気づいて観客といっしょに背後を見ると、その時には観客も改めてビックリするくらい大量のカラスたちがいる。

 このスリルの盛り上げ方とショックを与える演出が、代表的な「ヒッチコックタッチ」なわけです。まさに「サスペンス映画の神様」の面目躍如ですね。

 代表的なヒッチコックタッチには「強烈な影」や「奥に向かって斜めに線の走っている構図」というのがあるんですが、横長サイズの「鳥」にはこの構図はあまりありませんね。ちょっと物足りない。


 しかし恐怖と笑いは紙一重というところで、このヒッチコックタッチはパロディーのかっこうのネタになりますし、映画本編を見ていても危なくギャグになりかけているところもある。(レストランの外で大変な事態が進行していて、それを外の人間に知らせようとするが、ガラスの向こうの声が、いかにも、小さくて、大騒ぎしているのに外の人間には聞こえない、とか。今となってはほぼギャグですよね?)

 今見ても現役感のある作品ということで取り上げようと思ったこの映画、見直してみましたが、派手な内容でほぼ2時間、あっという間に見終わってしまいましたが、技術的な古さが見えて笑ってしまう場面もありました。(例えば、道路に流れ出たガソリンに引火して、その炎がガソリンスタンド向かって駆け上がっていくのをメラニーたちが『ああっ!』という顔で追いかけていく、というのを走っていく炎と切り替えで、3段階でパッパッパッと、恐怖のメラニーたちをストップモーションで映し出したショットがあるんですが、これなんか連写写真をフィルムに焼き付けるんじゃなく、現場でみんな「ストップ」したのを撮っていて、これは………やっぱりギャグ……ですよね?)

 この映画には当時最先端の合成技術が多用され、「特撮映画」と言っていい物なんですが、なにしろ1963年の最新技術なものですから、合成も、鳥たちが透けて背景が見えてしまっていたり、合成の鳥たちと格闘する俳優たちの演技がいかにも必死になって頑張っているんだけれど…いかにもわざとらしかったり、と、今から見ると未熟な部分が多い。

 「一番現役感の高い映画」として紹介するのは早とちりだったかなと思ったのですが……。


 一時期「サイコ」や「ダイヤルM」などヒッチコック映画のリメイクブームがありましたが、いずれも「古き良き時代」を偲ばせただけで、何で今さら、という古くささしか感じませんでした。「サイコ」なんて撮影のスケジュールまでそっくり真似して「完全コピー」したのが話題になりましたが、その意図はさっぱり分かりませんでした。

 しかしこの「鳥」は、

 今の技術でそっくりそのまま作り直せば、「今の映画」として十分通用する新しさを感じました。


 実はこの「鳥」、

 ヒッチコックの作品の中で異色の内容となっています。


 「身近な鳥たちの突然の襲撃」というテーマの映画ですが、その襲撃の原因は、劇中登場人物たちが議論する場面がありますが、特定はされません。(原作小説では「厳寒で餌がなくなったため」となっているようです)

 小さな攻撃から始まった鳥たちの襲撃はひたすら拡大の一途を辿りながら、けっきょく主人公たちが自動車に乗って静かに逃げ去る、という、なんのストーリーの終わりも示さないまま終わりを迎えます。(当初のプランでは襲撃を再開した鳥たちとのカーチェイスと、大都市までも鳥たちの襲撃に遭っている事が示されるエピローグが予定されていたようですが、予算的にカットされたようです)

 この終わり方って、何かの映画に似ていませんか? そうですよ、今流行り(?)のゾンビ映画ですよ。

 鳥たちが人間を襲う現象を巡っては、気取った鳥類学者の老婦人は「そんなこと起こるわけない」とさんざん「専門的な知識」を説いて無知な一般人を叱るような尊大な態度を取り、幼い子供を持つ母親は「子どもが怖がるからやめて」と神経質に非難し、酔っぱらいは「世界の終わりだ!」を連呼する。……これも、ごく最近こんな風景をさんざん見ていませんか?

 鳥たちが人間を襲うなど、半信半疑で、「そんなこと起こるわけない」と信じなかった人々が、実際目の前でそれを目撃し、さんざん偉そうに説教していた鳥類学者は後ろを向いて顔を見せようとせず、幼い子どもたちを抱える母親は怯えるあまりヒステリーを起こし、「あなたが来てから起こった事じゃない、この魔女!」とメラニーに詰め寄り、ひっ叩かられる。

 動物パニック物のこの映画、実は主人公含めて主要登場人物たちが最初からちょっと異様だ。新聞社社長令嬢のメラニーは麻薬でもやっていたんじゃないか?と疑えそうな「無軌道な若者」の過去があり、男主人公の弁護士ミッチはタフガイのルックスに似合わずけっこうネチネチしたところのあるマザコンだし、その母親は、金髪のメラニーに対して銀髪のよく似た髪型をして顔も老けたメラニーみたいによく似ていて、図らずもミッチのマザコンぶりを露呈したようで、4年前に夫を亡くした母親は息子に異様に執着して(夫の肖像画は息子をうんと二枚目にしたよう)、息子の連れてきたガールフレンドを嫌な目つきで盗み見ながらあれこれ詮索する。学校の女教師は実はその母親の嫉妬の被害者だが、ミッチとは別れたもののまだ未練があってこの地にとどまっている。…………なんとも嫌な人間関係だ。まだ子どものミッチの妹はそんな大人たちの間で顔面を蒼白にしながら実に気の毒だ。


 「鳥」の前作があの「サイコ」。

 こちらはリメイクが失敗したように、まさに「サイコ物」のスタンダードである完璧な傑作。

 低予算のショッカー映画「サイコ」の思いがけない大成功で、ヒッチコックには次作に対して相当気負いがあったと思う。「サイコ」よりももっと恐ろしい、凄い映画を!、と。


 ここでヒッチコックの中に何か変節が起こったのではとわたしには思える。


 「サイコ」以前の映画は、「古き良き」と形容される良識が保たれていた。

 ずっと昔の映画であるが、「サボタージュ」(1936)という爆弾テロを扱った映画がある。これはヒッチコック自身インタビューの中で「失敗だった」と語っているのでネタバラしさせてもらうが、


 政治的テロの工作員が少年に爆弾の入った荷物を持たせ、人の集まる広場の荷物預かりに置いてきておくれと送り出す。

 少年は、さっさと目的地に向かえばいいものを、これが見るからに抜けた男の子で、中身が何か知らないものだからあちこち寄り道してなかなか目的地に到着しない。観客は中身が爆弾で、爆破時刻が刻一刻近づいていることを知っているので早く荷物を置いて逃げなさいとはらはらし、ここにスリルとサスペンスが発生する。

 少年がようやくバスに乗って、観客はああこれで大丈夫とほっとするが、バスは渋滞に捕まり、まさかと思っている間に時間は過ぎていき、爆弾は爆発し、少年はバスの乗客もろとも死んでしまう。


 ヒッチコック曰く、

「観客は当然少年が助かるものと思って、はらはらするスリルを楽しんでいたのに、予想を裏切って少年が死んでしまい、すっかり怒ってしまって、スリルもサスペンスも消し飛んでしまった。これは失敗だった」

 とのことである。

 初期からヒッチコックの映画にはかなりどぎつくきわどい内容も含まれていたが、そこは演出脚本に「娯楽」としてスリルやサスペンス、ショックを楽しむための装置がちゃんと施されていた。

 それは「サイコ」まで保たれていたと思う。

 「サイコ」は異常性格者の異常殺人を扱った陰惨な映画だが、異常なのはノーマン・ベイツとその母親で、監督ヒッチコックの異常さはなかった。

 「サイコ」はシャワーを浴びている若い女性が包丁でめった刺しにされるショッキングなシーンで有名だが、細かいカット割りのあれは、実は、包丁が直接肌に当たっているショットは一つもなく、モノクロ画面で流れている血は実はチョコレートソースで、包丁で切られた傷はまったく映っていない。


 「サイコよりもっと凄い映画を」と勢い込んだ「鳥」は、クライマックスに「サイコ」のシャワーシーンを彷彿させる、閉ざされた屋根裏部屋でメラニーが鳥たちに執拗に襲撃されるシーンがある。同じく細かいカット割りのモンタージュ的手法で撮られているが、こちらにははっきり鋭いくちばしでついばまれるカットがあり、赤い血の傷もはっきり撮されている。

 気を失いながらもなんとか助け出されたメラニーは、目を覚ますと、まだ襲撃の渦中にいるように目を見開いた無表情で手をバタバタさせて、力ずくで取り押さえられる。

 「サイコ」で無防備な全裸の女性をめった刺しにして殺したのは異常者の母親だが、「鳥」でメラニーをわざわざ屋根裏部屋に閉じこめて執拗に襲ったのは鳥たちを操る監督ヒッチコックだ。実際メラニーを演じるティッピ・ヘドレンはカモメに危うく目をつつかれそうに、左目の下に怪我をしてすっかり体調を崩して入院する羽目になってしまった。

 そもそもティッピ・ヘドレンは、女優経験のないCMのモデルであったのをヒッチコックが気に入って採用した全くの新人だったが、ヒッチコックのお気に入りのグレース・ケリーそっくりの金髪美人である。

 異様なそっくりさんたちで構成された登場人物たち、そもそも主演のティッピ・ヘドレンがそっくりさんだったわけだ。


 ちょっと嫌な方向に話が行ってしまったけれど、テッピ・ヘドレンは次作「マーニー」にも主演するが、ここで決定的にヒッチコックとはたもとを分かち、いったん女優を引退してしまう。CMモデルからいきなり人気映画スターになってしまって、戸惑いもあっただろうし、女優としての基礎が出来ていないところで大監督ヒッチコックにお人形のようにコントロールされて、相当ストレスがあったのでしょう。女性の異常犯罪者(詐欺、泥棒)を描いた「マーニー」からしばらく、ヒッチコックもすっかり調子が狂ってしまい、凡作を連発。ヒッチコック自身にとってもテッピ・ヘドレンに去られたことはショックだったのかなあと思われる。(この不調の原因はいろいろ言われているけれど、娯楽の主流が映画からテレビに移行し、スリルやサスペンスよりより直接的なバイオレンスを求めるようになったお客の嗜好が一番の原因ではないかと思う。上記の「サボタージュ」の例など、今ならテロリストの非道さを描く演出として積極的に使われそう。)

 テッピ・ヘドレンはずうっと後に、ようやく過去のキャリアを楽しめる心境になったのかコメディー色の動物大集合映画「ロアーズ」(81年)に出演。ヒッチコック自身はイギリスに里帰りして撮った「フレンジー」で、まさにイギリス時代の濃いブラック描写とユーモアある登場人物で往年の輝きを取り戻し、次作のドタバタ犯罪物「ファミリープロット」が最後の作品になりましたが、これはさすがに軽〜〜い作品になっていたかな?


 そんなわけで、ヒッチコックのキャリア全体から見ると、実はかなり異色で、娯楽作品としてのバランスと、監督のエゴの、かなり危ないバランスの上に奇跡的に成り立った恐怖映画の金字塔が「鳥」だったわけです。

 ギリギリのバランスだからこその危ない魅力と、現代に通じるテーマ性、技術的にはちょっと古いけれど内容的には今見ても十分現役の(というか今以てスリラー、ホラー映画はこれをお手本にしているんじゃないかな?)ちょっと力業が目立つけれど渾身の恐怖描写で、やっぱり、今見ても「現役の」ホラー映画なのです。



 ※ ※ ※ ※ ※


 でも本当は「サイコ」前の古き良き時代の作品の方が好きです。

 上の代表作で「作れば代表作」という五〇年代の作品がもっとも充実していていいですが、中でも、ヒッチコックタッチが満載の「見知らぬ乗客」(その昔タモリの「今夜は最高!」でそのまんまパロディーにされていました)と、グレース・ケリーがとにかく美しい「裏窓」がお勧めです。個人的に好きなのは森の中の死体を巡るブラック?コメディー「ハリーの災難」ですが、なにこれ?って感じで、最初に見るのは避けた方が無難でしょうね。あと人気作はやっぱり「めまい」と「北北西に進路を取れ」かな?

 このテキストは「小説家になろう」で発表しているわけですが、映画制作においてはもちろん、小説、特にサスペンス色の強いミステリーやホラー小説にはお手本になる演出がたくさん詰まっています。基本を勉強したい方はヒッチコック映画を楽しむというのもよいと思いますよ?

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